沖縄では、滋養のある食べ物のことを「ぬちぐすい(命薬)」と呼んで大切にします。沖縄の料理は、人の体も心も優しく癒してくれそうですね。今回は、そんな沖縄料理のなかから、にんじんしりしり、ゴーヤチャンプルー、じゅーしー(炊き込みご飯)と代表的なものをご紹介します。基本的な作り方をはじめ、調理のポイントや下処理方法なども。また、それぞれの人気アレンジレシピもいろいろ集めました。暑い夏は、栄養たっぷりの沖縄料理に元気をもらいましょう。2018年07月16日作成
沖縄料理は、大切な人の体を気づかい、そして元気づける、優しさとパワーにあふれています。スタミナが欲しいこの季節、ぜひ沖縄料理を食卓に取り入れてみませんか?今回は、にんじんしりしり、ゴーヤチャンプルー、じゅーしーなど定番メニューをご紹介します。
にんじんしりしりとは、スライサーで細く切ったにんじんを炒め、卵でとじた沖縄の郷土料理。しりしりとは、沖縄の方言で「千切り」を意味し、またスライサーで削るときの音を表した名前だという説も。本場では、各家庭にしりしり器という専用のスライサーがあるそうですよ。
にんじんしりしりは、冷凍保存もできますので、お弁当にも活躍します。アルミカップなどに小分けして冷凍保存すると、必要な分だけ使えて便利です。
にんじんと卵のほかに、ツナを入れるのもポピュラーな楽しみ方。うまみとコクが増して、おかずにもおつまみにもぴったり。あと一品というときにも重宝する家庭料理です。
めんつゆを使うので、簡単手間なしで味が決まるにんじんしりしり。常備品で作りますので、思い立ったときにすぐできます。
生姜を加えているので、体が温まるにんじんしりしり。夏は冷房で意外と体が冷えるので、こんなメニューもうれしいですね。
明太子が入ることで、味がぐんと深まるにんじんしりしり。お酒のおつまみにもぴったりですね。明太子は最後に加えて、余熱で仕上げます。
食パンを麺棒でのばして生地にし、にんじんしりしりなどを入れた卵液を注いで焼きます。にんじんしりしりが残ったときなどにもおすすめのアレンジレシピです。
炒めて食べやすくなったにんじんしりしりは、サンドイッチの具としてもおすすめ。グリーンの野菜と合わせると、色合いもきれいですね。ツナ、チーズなども入れると、栄養価も高まり、バランスのいい朝食やランチになります。
チャンプルーは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味。豆腐と野菜などを炒めた料理で、とくにゴーヤチャンプルーはよく知られていますね。本場では、かたい島豆腐を使いますが、木綿豆腐をしっかり水切りすることで代用できます。
ゴーヤチャンプルーをおいしく作るには、ゴーヤの下処理をきちんとすることがポイントです。
ゴーヤの苦みを和らげるには、スプーンでしっかりとワタを取ります。そして、スライスして塩でもみ、5分ほど置いたら水気をよく絞ります。ここまででOKですが、さらに苦みを取るには熱湯でさっとゆでて、冷水にとって絞りましょう。
豚肉の代わりに厚切りベーコンを使ったゴーヤチャンプルー。うまみが強く、満足感のあるひと皿になります。また、こちらのレシピでは焼き豆腐を使っており、水切りもしやすいので便利ですね。
沖縄といえば、スパム(ランチョンミートの缶詰)を料理に使うことで知られていますね。ゴーヤチャンプルーもスパムで作れば、本場の味わいで、しかも簡単!こちらのレシピでは、マヨネーズで炒めることでゴーヤの苦みを抑えています。
ゴーヤやツナなどの材料に溶き卵を回しかけ、レンジにかけるだけ。驚くほど簡単な時短レシピです。忙しいときなどにぜひ試したいですね。
夏によく合うカレー味のゴーヤチャンプルー。これならゴーヤが苦手な方も大丈夫かもしれませんね。個性が強いゴーヤには、パンチのきいた味付けもなじみます。
チャンプルーといえば、素麺チャンプルーも人気ですね。こちらは、和風だしとしょうゆで味付けしていますが、鶏ガラスープでカレー味にしたり、ごま油で中華風にしたり、さまざまなアレンジができます。
沖縄料理のじゅーしーには、かたい炊き込みご飯の「クファじゅーしー」と、雑炊のようにやわらかい「ヤファラじゅーしー(ボロボロじゅーしー)」があります。炊き込みご飯のじゅーしーは、濃いめの味付けで冷めてもおいしく、おにぎりにもします。
具を炒めた段階で、保存ができます。あとは、好きなときにご飯といっしょに炊くだけ。いつでもできたてのじゅーしーが食べられます。冷蔵庫で4日ほど保存できますので、ぜひ具は多めに作ってみましょう。
昆布や白湯豚骨スープの素をだしに使い、豚のゆで汁を加えて炊き上げた、味わい深いじゅーしー。アクセントに入れた刻みアーモンドが、カリッといい食感です。
三枚肉の代わりに、市販の角煮を使っているので、とても簡単!あとは野菜と塩昆布などを加えて炊飯器で炊くだけです。お弁当にもおすすめですよ。
土鍋を使って炊き込む本格じゅーしーは、おこげも楽しみのひとつ。少し長めに炊くと、香ばしいおこげができます。
ツナ、塩昆布、めんつゆなどいつもおうちにある材料を使って、ささっと作れる簡単じゅーしー。おにぎりにしてもおいしいので、ぜひお試しください。
雑炊タイプのじゅーしーは、ボロボロじゅーしー(ヤファラじゅーしー)といわれ、こちらも定番の沖縄料理。雑炊にするときは、ふーちばー(よもぎ)やもずくを入れるのが沖縄スタイルだとか。体に優しいメニューです。
栄養たっぷりで、バランスの取れた沖縄の家庭料理。ぜひ、日々の食卓やお弁当にも登場させて、元気をもらいたいですね。
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沖縄料理は、大切な人の体を気づかい、そして元気づける、優しさとパワーにあふれています。スタミナが欲しいこの季節、ぜひ沖縄料理を食卓に取り入れてみませんか?今回は、にんじんしりしり、ゴーヤチャンプルー、じゅーしーなど定番メニューをご紹介します。