とても大切な「眠ること」
たっぷり寝たはずなのに…疲れがとれないのはなぜ?
日々疲れ切るほど体を動かすことが少なく、デスクワークが中心の頭を働かせる毎日では、「しっかり眠る」とか「ぐっすり眠る」というのは、案外難しいことなのかもしれませんね。
ですが、日々のストレス解消やリフレッシュはもちろん、しっかりと休息を取り免疫力を高めるためにも、質の良い睡眠をとりたいですよね。では現代に生きる私たちが質の良い睡眠を取るために、今からできることとはなんでしょうか。さっそくそのヒントをご紹介していまいります。
ぐっすり眠るための5つのヒント
I お風呂上がり約1時間後に寝る
お風呂で体の芯まで温まったら湯冷めをしないよう、すぐベットに入るべきというイメージもありますが、深部体温が高いままでは深い眠りにはつきにくいとされています。寝る1時間ほど前に40℃前後の湯ぶねに15分程度入ると深部体温がスムーズに下がって、快眠が得られやすくなるでしょう♪
人の身体は、体内深部の温度が下がると眠気が誘発されるようにできています。
お風呂上がりから1時間ほどかけて通常の体温に戻り、それからベットに入ると、深部体温がさらに下がって熟睡しやすくなります。その間、脳はなるべくリラックスさせること。スマホやテレビではなく、軽い読書や瞑想をするとよりスムーズに睡眠に入れるでしょう。
Ⅱ 1日の始まりにしっかりと朝日を浴びる
寝入りが悪いのは、生体リズムが乱れていることも原因の一つかもしれません。目覚めて1時間以内にカーテンを開けたり、ベランダに出て、しっかりと日の光を浴びましょう。リズムが整えば、夜は自然と眠気を催し熟睡しやすいでしょう。
Ⅲ 起床時間を揃えること
休日に寝だめをしたい、と思うこともあるでしょう。けれど、昼までダラダラ寝てしまうと生体リズムが崩れるため逆効果になってしまいます。
寝だめをしたい場合は、休日前夜に早く寝て長い睡眠時間を確保し、起床時間はいつもと揃えるようにしましょう。そうすることで夜にはまた自然な眠気が訪れて質の良い睡眠を取ることができます。
Ⅳ 寝具はできれば高反発のものを
寝ている間の寝返りは、一晩で約20回前後が適正と言われています。高反発マットレスは、反発力が高いので寝たときに体があまり沈み込まず、寝返りが打ちやすいのが特徴です。また、寝返りによって血流が促進されるため疲れも取れやすいとされています。
一方、低反発マットレスは、フィット感や寝心地は大変良いのですが、寝返りしにくい傾向が。個人差はありますが、柔らかい寝具より寝返りしやすい高反発な寝具を選ぶとより熟眠が得られやすいでしょう。
Ⅴ 食生活を見直すこと
普段の食生活は、睡眠にも大いに関係してきます。糖質の取りすぎは睡眠中の血糖値を乱し、結果的に睡眠の質を下げてしまいます。ご飯や麺類、パンだけのランチが多い、甘いものが大好き、夜ご飯をお腹いっぱい食べるという方は要注意です。
反対に睡眠の質を上げる食べ物は、肉や魚をメインとしたタンパク質中心の食事です。間食するならナッツやチーズが理想的。これは、ヘルシーでスリムな体型の維持にもつながりそうですよね。
ぐっすり眠ってストレスフリーの毎日を!
子どもの頃はたくさん遊んでぐっすり眠って、次の日はまた元気に遊んでと、眠ることは当たり前のようにできていたはずなのに、大人になると眠ることさえ難しくなってしまうなんて…なんだか悩ましいですね。
ですが、多くのストレスにさらされている毎日だからこそ、質の良い睡眠をしっかりとって、次の日にはまた元気に前進したいと思いませんか?
質の良い睡眠を取るために、自分に合うヒントを取り入れながらベストな方法を探ってみてはいかがでしょうか。そしてストレスフリーな毎日につながれば、とても嬉しいことですね。
ところが、寝て起きたばかりなのにやる気が出ない、疲れが取れないと感じたことはありませんか?時間的には十分に眠っているはずなのにその実感が得られない、という方もいるかもしれません。