「モノ」が多いのはダメですか
そうはいっても「モノ」が好き
ミニマリスト、シェアエコ、サブスクリプションなど、「持たない暮らし」へのスタイルが流行から定番になりつつある最近ですが、そうはいっても自分の手元に好きなものがある幸せだって、なにものにも代え難いものです。今回は、モノが多い人向けの、「飾る・見せる・片付ける」のヒントをご紹介いたします。
全部仕舞うのはもったいない。「飾って見て」楽しみたい
せっかく集めたもの(あるいは、集まってしまうもの)、どうせなら仕舞うだけでなく、お気に入りを見て楽しむのはいかがでしょうか。「飾る」をメインにした収納のヒントをご紹介します。
飾って見せるは「お店のディスプレイ」を参考に
飾って見る/見せるためのインテリアは、お店のディスプレイなどを参考にしましょう。お気に入りのお店や、好きなものを手に取ったお店のディスプレイを思い出してみて。お部屋に取り入れられそうなアイディアを探してみましょう。
ファッションアイテムをお店みたいなディスプレイで
おしゃれが好きな人は、ハンガーで掛ける収納にしたり、畳んで見せる収納にしたりと、洋服や小物をお店のようにディスプレイしてみるのもいいですね。毎日の着るもの選びが楽しくなりそうです。
食器を見せても素敵
自分だけのお部屋は、好きな「モノ」でいっぱいに
飾る場所を制限しない
小さな「私のスペース」を
家族と一緒に暮らしているなど、自分のスペースがあまりない場合は、「ここだけは私のスペース」という場所を確保して。小さくても飾るスペースを作って、「モノ」を持っていることを楽しみましょう。
「見せる」「飾る」ときのポイント
同じアイテムを1ヵ所にまとめて飾る
同じカラーでまとめて飾る
小物をコレクションしている場合、飾るときは同じ色のもので揃えて飾ると、統一感が出ておしゃれな印象になります。お部屋の広い範囲には飾らないけれど、このスペースだけは自分の世界に!という飾り方に向いています。
収納棚を統一する
広範囲でいろいろなものを飾りたいとき、右に背の高い棚、左にローチェストなど、収納道具に統一感がないと、ごちゃっとした印象になってしまいます。壁面収納など大きな収納棚を1つ用意する、あるいは違う収納でも色は同じにしておくと、飾る際の「額」の部分がまとまって、見映えのする飾り方ができますよ。
見せないは「片付け上手さん」を見習って、徹底的に効率よく
「紙モノ」の片付けはファイリングがマスト
モノが多いときこそ「ラベリング」
「モノ」持ちがいい人の気をつけたいポイント
生活のスペースは確保する
住まいが、自分より「モノ」が暮らしているという感じになってしまったら、それは本末転倒というもの。生活スペースが浸蝕されすぎてしまっては、暮らしに影響が出てしまいます。
例えば寝室や食事をするダイニングなど、生活の重要な部分には好きなものは敢えて置かないなど、生活スペースを区別するようにしてみましょう。
やっぱり一定数以上「増やさない」
未来のための「余白」スペースも
モノ持ちのいい人の「余白」は、すっきり見せるだけではなく、未来の好きな「モノ」を迎え入れる部分でもあります。買ったはいいものの、置き場所がない、収納もできない…では、宝の持ち腐れになってしまいます。家にあるモノも定期的に見直して、アイテムを選抜し、飾るのも片付けるのも楽しめる、さらに未来の「欲しい!」にも準備ができるようになれば完璧です!
好きな「モノ」と一緒に、楽しく暮らす
すっきりと片付いたお部屋で暮らすことは素敵です。ですが、好きなものに囲まれて暮らすことだって、素敵なことだと思います。好きなものが多いというのは、ときめく気持ちがたくさんあるということ。否定せず、そのときめきを大切にしていきませんか?
手にしてそこに残ったものには、あなた自身の大切な感性や、忘れたくない思い出、これからの自分にふさわしい何かもあると思います。上手に飾って、あるいは仕舞って、好きなものと楽しく暮らしていきましょう。
好きな趣味があって、ついアイテムが揃ってしまう。コレクターと言うほどでもないけれど、かわいいものは手放せない。すっきりしたお部屋に憧れているし、もちろん片付けてもいるけれど、まずとにかく「モノ」が多い…。そんなふうにお悩みの人はいませんか。