元気いっぱいのわが子! 暑さ厳しい夏は、体温調節に悩みます・・
夏本番に差し掛かり、いよいよ寝苦しい夜も増えてくる時期。幼いお子さんをもつご家庭では、近年熱中症の話題が多いこともあり、子供の体温調節に気を使いますよね。
子供の寝汗で布団がびっしょり・・! 私の対策、間違ってる??
出典: とくに、夏の育児のお悩みで“あるある”となっているのが、子供の就寝中の寝汗。
ぐっすり寝入った子供の様子を見に行くと・・・「え?何かこぼした!?」と目を疑うほど、布団に汗のしみができていることがしばしば。髪の毛もパジャマもしっとりしていて、「脱水症にならないかな」「どこまで何を対策したらいいの!?」と、不安になってしまいますよね。
出典: そこで、知っていると安心な「子供に適した睡眠環境」のヒントをご紹介します。ぜひ一つずつお試しくださいね。
▼「ママが楽になるヒント」vol.1~7をキナリノ掲載中。最初のvol.1は、こちらから。
新年度を迎えて、あっという間に2カ月。お子さんがいるご家庭では、お友達やママ友が増えたり・・・人付き合いが広がり、深まる時期でもあります。「今度ゆっくり話そうよ」という場面も増えますが、子連れとなると、人目を気にせずくつろげるのは、やはり「おうち」。そこで、今回はママ友も子供たちも、そしてお招きした自分も、心地よく楽しめる「簡単おもてなしアイデア」をご紹介します。
育児中の方はもちろん、自分には子供がいないけれど、「どうやって子連れ友達をおもてなししたらいいの?」という方も、ぜひご参考に…!
「今度ゆっくり遊びに来て!」仲のいいお友達のお宅へのご招待は、大人も子供も、とっても嬉しいもの。立ち話や公園と違い、お友達のおうちで過ごす時間は、いつもよりちょっとだけゆったり、そして親密に過ごせる特別なひと時です。
でも、ここでちょっと気になるのが、「お相手に失礼がないようにしなくちゃ!」という点。特に初めての訪問時は、お互いにどんな温度感でお邪魔し、そして迎えたらいいのか、多少の戸惑いがつきものです。気持ちのよくお付き合いが続けられる「子連れでの訪問マナー」について、少し考えてみませんか?
迷いや悩みの尽きない毎日の育児。思い通りにならない我が子を感情的に叱りつけてしまい、自己嫌悪に陥るママの声をよく耳にします。頭では「子どもは親の所有物ではない」と分かっていても、いざ困る場面に遭遇すると、「どうして分かってくれないの!?」と思いがち・・・そんな時に試してほしい『心のイライラを鎮める方法』をご紹介します。
「イライラ」は、ママが日々真剣に我が子に向き合ってがんばっている証拠。感情のコントロール法を手に入れるだけで、明日は今日よりも冷静に我が子と向き合えるようになるかもしれません*
いざというときに備えて、あれもこれも・・・と荷物が多くなりがちな子連れのお出かけ。子どものための荷物を減らすことはなかなか難しいものですよね。ですがちょっとした工夫で、もっと快適で安心なマザーズバッグにカスタマイズできますよ!今回は、ママの気持ちが楽になる、今すぐ実践できる“マザーズバッグの中身のひと工夫”をご紹介します。
3月3日は「ひな祭り」。年に1度の桃の節句、かわいく華やかにお祝いしたいと考えている女の子ママは、きっと多いですよね。
でも実際、立派な雛人形の出し入れは手間がかかり、億劫になりがち・・。そこでご提案したいのが、コンパクトサイズ(省スペースで飾れる)の雛祭りアイテム。
おすすめを纏めましたので、初節句を控えるご家庭はもちろん、既に立派な雛人形があるご家庭のサブアイテムとしても、参考にしてみて下さいね。
ついついかわいくて買ってしまったり、汚れるのを前提に洗い替え用をストックしたり。どんどん増えてしまいがちな子供たちのお洋服。その管理に頭を悩ませるママは多いのではないでしょうか。
しかも、どんなにお洗濯しても落ちない汚れや、毎日のお着替えにまつわるお悩みも尽きないもの・・・。そこで今回は、そんな子供服にまつわる「子育てあるある」なお悩みへのアイディアをご紹介♪頭を悩ませるママたちへの小さな処方箋をお届けします。
【はじめに】過剰な心配は大丈夫かも。子供の寝汗がすごい理由
「子どもの体の多くは水分でできている」という話をご存知の方は多いのではないでしょうか。一般的な大人は体重の60%が水分なのに対して、乳児は70%、新生児に至ってはなんと80%!
このように、子どもの方がそもそも体内の【水分量】が多い上に、【体温】も高く、さらに【代謝】も活発です。それに加えて、【体温調節機能】が不完全・・・。
体自体が体温をうまく調整できないばかりか、入眠すれば、自分で衣服を脱ぎ着して温度調整することも難しいので、子供は寝汗をたくさんかく条件が見事に揃ってしまうのです。
寝汗は、そもそも体温を下げる役割をしてくれるもの。また、汗はサラサラした状態のため、本人は不快に感じずすやすや眠っていることも多いです。
大切なのは、寝汗をとめる事ではなく、
"寝汗を不快に感じさせない"子供の睡眠環境づくり
ですので寝汗自体に過剰な心配をしなくても、大丈夫。ただ、寝汗をたくさんかきっぱなしの状態にしておくことは・・肌荒れや風邪の原因になりますので、ご注意くださいね。
寝汗=暑さのバロメーターでもあるので、寝汗の量を毎日見つつ環境を整えてあげると、より心地いい質の良い睡眠を取らせてあげることができますよ。
大人も役立つ。3時間を意識した「深い眠りを促す睡眠環境」の作り方
人間がもっとも深い眠りにつくのは、入眠からおよそ3時間
人間は、入眠からおよそ3時間で、もっとも深い眠りにつきます。スムーズにこの深い眠りの3時間後を迎えることが、質のよい睡眠のゴールとなるわけです。
「成長ホルモン」がよく分泌されやすいのもこの睡眠中の時間帯なので、我が子の為に親としてもぜひ大切にしたい、この「3時間」。快適な環境を整えるには、一体どうしたらいいのでしょうか?
【STEP1】体温を下げて、子供をスムーズな入眠に誘う
体温が下がることで眠くなるのが、人間のメカニズム。眠ろうとすると、人の体は自ら体温を下げようとしますが、周囲の環境が熱すぎると体内の熱がうまく発散されず、うまく寝付けないまま入眠時間がどんどん遅くなったり、もっとも深い眠りに到達する前に目覚めてしまったり・・・と、睡眠不足にもつながります。
出典: 眠くなりやすい環境をつくるために、まずはじめのステップとして「体温を下げる」対策を行いましょう。
暑さが厳しい近年の日本の夏。ぜひ積極的にエアコンを使いましょう。
夏の場合、室温26~28℃くらいがベスト。
家に湿度計がある方は、50~60%目安で調整できるとよいでしょう。
出典: もしかしたら、大人の感覚としては「ちょっと寒いいかも・・・?」と感じるかもしれませんが、そのくらいが、代謝が活発な子供にとってはちょうど良いようです。
ただ注意いただきたいのが、一晩中クーラーを稼動させ、部屋を冷やし続けないこと。
体温が下がったままになり、本来徐々に体温をあげて目覚めるはずの体のメカニズムを邪魔することにつながります。寝起きはだるい・・・という状況になりがちです。
入眠から3時間後にはエアコンを切れるようにタイマーをセットしておくのが理想です。
出典: とはいえ、エアコンを切ってしまったら困る住宅事情もありますよね。昼間の日当たりがきびしいという間取りのお家は、エアコンが切れた瞬間にどんどん暑くなってしまう・・・というケースも。
そういった場合は、寝室に入る2時間ほど前からエアコンをかけておくのもおすすめ。室内の空気だけではなく、部屋自体をしっかり冷やしておくのも手ですよ。
出典: 最近では、「冷感パッド」などの寝具を導入するのも、快適な入眠対策の一つとされています。
出典: また、体のどこを冷やすかにもご注目。実は「頭」を冷やすだけでも、周囲の温度を下げたのと同等の効果がある、という実験結果があるのだとか。冷凍庫で冷やすタイプの「冷却枕」にタオルを巻いて、お子さんに使用してあげるのも手軽な方法です。
ただし、冷え過ぎる可能性があるので、眠りについたら枕は抜いてあげるようにしましょう。また、うつぶせ寝などで窒息の恐れがある年齢の場合には、十分に注意してしようしてあげましょう。
【STEP2】眠りについたら・・寝汗に邪魔されないための対策を。
【STEP1】でスムーズに眠りについても、その後汗がびっしょりだと「着替えさせなくて平気かしら・・・」と不安になりますよね。
そんなお悩みにもいくつかの対策があります。
*パジャマ&寝具は、通気性のいい素材(コットン・麻素材)のものを使う
熱中症や快適な睡眠のための対策としては、しっかり汗を吸い取ってあげることが大切。吸水性に優れた「綿」「麻」などの天然繊維を選ぶようにしましょう。
出典: 「おなかだけでも厚手の布団をかけてあげた方がいいのかどうか」については、意見がわかれるところ。ですが、タオルケットや掛布団をかけてあげた方が汗を吸収してくれる、という説も。
軽くて吸水性に優れた、モスリンコットンやガーゼ生地、麻素材の薄手の肌掛けをふわりとかけてあげて様子を見てもいいかもしれません。
*パジャマ&寝具は、しっかり乾燥している状態のものを使う
出典: 蒸し暑さは「湿度」に左右されるとわかっていながら、意外と見落としがちなのが、「寝具」の湿度。
湿気をため込んだベッドや布団は、それだけでも蒸し暑さの原因になります。天日干しや布団乾燥機などを活用して湿気を取り除くことで、蒸し暑さが改善されます。
出典: それでも、就寝中に子供の寝ている場所だけシーツがびっしょり・・・となりがちな場合には、タオルケットを1枚敷いておくという方法も。寝汗で濡れたら夜中にそれだけ抜いてあげればいいですよね。
そのタオルケットだけ洗濯したりと、毎日取り替えればOK。対応の幅が広がりますよ。
出典: また、パジャマの乾燥対策としては、眠る前に、肌と肌着の間に汗取りパッドや薄手のフェイスタオル(タオルの端を首元から出して襟にひっかけておく)を1枚入れてあげるのがオススメ。
寝汗で濡れたら、背中のパッドやタオルを抜くだけで、着替えさせなくてもさらりとしたパジャマでそのまま眠らせてあげることができます。
出典: 冷房を稼動し続けることはおすすめできませんが、特にマンションなど、気密性が高い住まいの場合、寝室に熱気がこもって寝苦しくなるのもよくある話。
そんな時は、扇風機やサーキュレーターで、効果的に空気を循環させるだけでだいぶさっぱりします。体に風が直接当たらないよう天井などに向けて優しい風を送るだけで、室内の空気が循環して寝苦しさが改善しますよ。色々工夫をして、相乗効果を生みだしましょう。
【知っておくと安心】『体が冷えすぎていないか』の見極め方
出典: ここまでいろいろな方法をご紹介してきましたが、それでも子供にとって「暑すぎない?」「寒すぎない?」と不安はつきものですよね。
そんなときの判断のポイントは、子供のおなかや背中の体温。手足が多少冷たくても、胴体があたたかければ冷え過ぎではありません。
出典: また、気持ちよく眠れているときは両手両足を広げてのびのびしているのに対し、寒ければ手を体に引き寄せたり、布団や人肌を探したりするので、そういった姿勢についても気にしてあげるといいですね。
夏本番も、親子そろって安心して眠れる快適な夜を・・・!
親にとっては悩ましい時期ではありますが、昼間の暑さで体力が奪われる時期だからこそ、夜はしっかり体を休めたいもの。子どもがぐっすり眠れれば、親も安心してしっかり休養できますね。
今回の対策が少しでも親子そろって快適な夜を過ごすヒントとなりますように・・・*
夏本番に差し掛かり、いよいよ寝苦しい夜も増えてくる時期。幼いお子さんをもつご家庭では、近年熱中症の話題が多いこともあり、子供の体温調節に気を使いますよね。