お気に入りの布で手作りスタイを作ってあげたい!
赤ちゃんのためのアイテムは、どれもこれもやわらかくて可愛いものばかりですよね。そうした素敵なアイテムのなかで、「なにか自分でも作ってあげることはできないかな」と思うママも多いものです。
ハンドメイドの赤ちゃんアイテムとして人気が高いのが、小さくてキュートな「スタイ」。
ハンドメイドの赤ちゃんアイテムとして人気が高いのが、小さくてキュートな「スタイ」。
構造的にもシンプルなので、裁縫初心者のママもおすすめ。布地を切るのも、縫い上げるのも簡単で、気軽にチャレンジすることができますよ。
わかりやすく「手作りスタイ」のつくりかたを纏めましたので、参考にしてみてくださいね。
わかりやすく「手作りスタイ」のつくりかたを纏めましたので、参考にしてみてくださいね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
【始めに】「スタイを手作り」する前に知っておきたい4つのこと
① そもそも、スタイの役割とは
食べこぼしやよだれで洋服を汚さないために
出典:www.instagram.com(@nunocoto_fab)
スタイとはよだれかけのこと。食べこぼしやよだれなどで洋服を汚さないように、赤ちゃんの襟元につけるものです。いちいち洋服を着替えさせることなく、スタイだけを付け替えればいいので、小さな赤ちゃんの生活には必須アイテムのひとつですよね。
よだれが多い赤ちゃんの場合、襟元が濡れていると体が冷えてしまうことがあります。洋服の上にスタイをつけていれば、肌まで濡れることがないので、安心です。
よだれが多い赤ちゃんの場合、襟元が濡れていると体が冷えてしまうことがあります。洋服の上にスタイをつけていれば、肌まで濡れることがないので、安心です。
おしゃれのアクセントとして
よそゆきの洋服のアクセントとしてスタイを使うこともあります。襟つきのスタイやレース、リボンなどの装飾がついているものはいつもの普段着をワンランクアップさせてくれますね。
② スタイの種類は?
たまごスタイ
たまご型のスタイは、いわゆる一般的なスタイのかたちのひとつで、赤ちゃんの襟元から胸にかけてたまごのような丸いかたちをしたものです。首の後ろでスナップやテープで留めるかたちになっています。
汚れを受ける面が広いので、実用的なスタイであるといえます。
しっぽスタイ
しっぽスタイは、左右どちらかのひもが長くなっており、顔の横でスナップやテープをとめるかたちになったものです。かたちが数字の6に似ていることから、6の字スタイともよばれます。
ドーナツスタイ
出典:www.instagram.com(@nunocoto_fab)
まんなかに穴が開いたようなかたちをしたのが、ドーナツスタイです。
基本的にぐるりとまん丸くカットしていくだけなので、初心者さんでも作りやすいかたちでもあります。
基本的にぐるりとまん丸くカットしていくだけなので、初心者さんでも作りやすいかたちでもあります。
円形に見えるようなっている形のものや、雲やお花のようにもくもくとした形のものなど、さまざまです。
バンダナスタイ
出典:www.instagram.com(@nunocoto_fab)
三角のふちが可愛らしいバンダナスタイ。男の子にも人気で、ファッション感覚でつけられるので、比較的大きくなってからも使えるタイプのスタイです。
手作りするときは、直線縫いが多いので、手縫いでも作りやすいかたちのスタイです。
③ スタイに適した生地とは?
タオル地
スタイに多く使われるのが、タオルの生地。
水分をよく吸い、ほどよい厚みがあるので汚れが洋服にまで染み込みません。タオルの毛足が長いと摩擦で赤ちゃんの肌が荒れることがあります。
水分をよく吸い、ほどよい厚みがあるので汚れが洋服にまで染み込みません。タオルの毛足が長いと摩擦で赤ちゃんの肌が荒れることがあります。
ベビースタイには、質の良いタオル地を使うように気を付けましょう。
ガーゼ地
ガーゼ素材のスタイは、薄く軽いのでつけ心地がよく、首回りが太めの赤ちゃんでも嫌がらずにつけてくれます。通気性がよく、洗ってもすぐ乾きます。
ただ、生地が薄手だとよだれが多い場合、洋服まで染みてしまうことも。ガーゼスタイを使う場合は、よだれを垂らす量が少なくなってから。または、こまめに取り換えるようにするとよいでしょう。
ただ、生地が薄手だとよだれが多い場合、洋服まで染みてしまうことも。ガーゼスタイを使う場合は、よだれを垂らす量が少なくなってから。または、こまめに取り換えるようにするとよいでしょう。
ワッフル地
表面に凹凸があるワッフル地もスタイに向く生地のひとつです。
洋服に触れる部分が少ないので、よだれが染み込んでいても、洋服まで伝わることがすくなく、肌も冷えません。
洋服に触れる部分が少ないので、よだれが染み込んでいても、洋服まで伝わることがすくなく、肌も冷えません。
凹凸がある分、表面積が広く、吸水性が良いという特徴があります。
④ スタイを手作りするなら、手縫いとミシン縫い、どちらがいいの?
どちらでもしっかりと作れるので、どちらでも大丈夫。
出典:www.instagram.com(@nunocoto_fab)
小さなアイテムであるスタイは、手縫いでもミシン縫いでもしっかりと作ることができます。ミシン縫いの方が早く縫えますが、初心者さんでは手縫いでじっくり縫うのでも大丈夫。丁寧にひと針ひと針目を揃えて縫っていくことが大切です。
手縫いの場合は仕上げステッチで強度を上げることも
手縫いの場合は、最後に「仕上げステッチ」をかけて、強度を上げることもできます。
「仕上げステッチ」とは、仕上げの段階で表側から縫う見えても良いステッチのことで、わざと色糸を使い、アクセントのようにすることもできます。
「仕上げステッチ」とは、仕上げの段階で表側から縫う見えても良いステッチのことで、わざと色糸を使い、アクセントのようにすることもできます。
初心者さんでも大丈夫!手作りスタイのつくりかたをご紹介
「手作りたまご型スタイ」のつくりかた【手縫い・ミシン両方可】
布を表どうしで合わせて、周りを縫う
表に返してとじたら、マジックテープをつける
「手作りしっぽスタイ」のつくりかた【手縫い・ミシン両方可】
詳しくはこちら
「手作り横スナップスタイ」のつくりかた【手縫い・ミシン両方可】
詳しくはこちら
「手作りお花スタイ」のつくりかた【ミシン向き】
「ゴム紐付きスタイ」のつくりかた【ミシン向き】
「型紙」をもとに、スタイをつくってみよう
ベビースタイ【PDF型紙あり】
PDF型紙・作り方は、こちらから。
襟つきスタイ【PDF型紙あり】
PDF型紙・作り方は、こちらから。
B5サイズの紙をもとにした、スタイ【型紙案内あり】
型紙・作り方は、こちらから。
「市販の手作りスタイキット」を購入して、簡単に作るのもお勧め
可愛い手作りスタイでママも赤ちゃんもハッピーに♪
スタイは育ち盛りの赤ちゃんの必需品です。コツさえ覚えればあっという間に作ることができるので、時間を見つけてぜひトライしてみてください。上手にできたら、自分の赤ちゃんだけではなく、大切な人の赤ちゃんへのプレゼントとしても活用できそうです。
お好みの布を使って、キュートなスタイルのスタイを作れば、気分もぐっと上向きになること間違いなし!つぎつぎにベビー用品を手作りしてみたくなっちゃうかもしれませんよ♪ぜひ、ハンドメイドで素敵なおうち時間を過ごしてみてください。
お好みの布を使って、キュートなスタイルのスタイを作れば、気分もぐっと上向きになること間違いなし!つぎつぎにベビー用品を手作りしてみたくなっちゃうかもしれませんよ♪ぜひ、ハンドメイドで素敵なおうち時間を過ごしてみてください。
画像のご協力をありがとうございました
布の通販サイト「nunocoto(ヌノコト)」さんがご紹介する、ベーシックなたまご型スタイの作り方を見ていきましょう。
たまご型スタイの場合、表地と裏地の二枚を縫い合わせてスタイのかたちに仕上げていきます。柄合わせなども必要ないので、初心者さんでも簡単にトライすることができますね。