自分の望む「暮らしのスタイル」を作る「家事」

自分の『こんな暮らしがしたい』に合わせて、やるべき家事も変わってくるはず。

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家事の効率化を考えるに先立って、一番優先したい事や、「こうでありたい」「これだけは避けたい」という、自分の目指す「暮らし」像を書き出してみるのがおすすめです。
「シンプルな暮らしがしたい」なら ➡断捨離をスケジューリング

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断捨離って大変そうに思えるものの、実は物が少なくなる事でメンテナンスや片づけの手間が減り、結果的に家事が楽になることも。
「好きなものに囲まれたい」なら ➡定期的な整理整頓・メンテナンスをスケジューリング

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晴れた日に風を通してカビを防いだり、防虫したり、真夏日の日射しで劣化しないよう環境を整えたり……。

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晴れ続きの日の午前中から夕方までの間、窓を開け放つのも、防虫・防カビに役立つそうですよ。
「仕事や育児、趣味に注力したい」なら ➡都合に合わせて頼める家事代行を活用

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もし導入がまだなら、検討してみるのもいいかも。

こちらの特徴は、スポットサービスであれば、ご利用3時間前までの予約も可能なところ。お子さんの急用や、急な出張などの際にもフレキシブルに活用できます。部屋のお掃除、浴槽やキッチンなどの水まわりのお掃除など住宅内のお掃除全般を依頼できます。
「足腰が痛い・時間がない」なら ➡家事代行サービスにお手伝いを頼もう

担当スタッフを自由に選べるだけでなく、代行業者の仲介を挟まない個人間契約となるのでリーズナブル。
「掃除・洗濯」「整理収納」などの家事のほか、3~4日分の「作り置き料理」作りなども依頼できちゃいます。
育児・仕事と家事の両立にはサポートが不可欠
家事労働を年収にすると……

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担当している「家事の数」や「かける時間」によって結果が変化する「家事年収シミュレーター」もお試しを。
共働き…なのにパートナーが家事をしない?

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とはいえ、共働きで育児も抱える女性が、8割の家事をこなすのは至難の業です……。

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とはいえ今まで家事を自分1人で抱えていたとすると、家族も「何をどこまでやればいいか」が具体的にわからないはず。慣れない家事に手をつけていいものか、悩む人もいます。
「家事分担表」をみんなでシェアリング
家事を簡単な一覧表やタスク表で「見える化」しよう

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「テーブルふき」「トイレットペーパーを補充する」「ゴミ捨ての後に新しいゴミ袋をセットする」等、小さな作業も書き出すことで、どんな家事があるのか、まずはみんなで把握しましょう。

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完了したら左側から右側に貼り換えて。
「どこまでできているかわからないと手を出しにくい」家事も、家族間で共有しやすくなります。

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「料理にかかわる家事は夫」「掃除に関する家事は妻」など、お互いの得意に合わせて分担を決めてもOK!
円満に伝えたい「こうしてみたら?」。喧嘩にならない「頼み方」のコツ

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1度でわかってもらえるとは限りません。でも相手は自分自身の大切な伴侶なのですから、面倒がらず、繰り返し話し合っていきましょう。
攻撃的にならず、「こうしない?」を素直に伝える4ステップをご紹介します。

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1.「状況」を淡々と説明する
2. 相手の状況や気持ちに理解を示しながら、「自分の気持ち」を感情的にならず説明する
3. 具体的で、実行可能な「提案」をする
4. 押しつけたり、攻撃的にならないように、選択肢を示し相手に選んでもらう
何がある?「基本の家事内容・種類」

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家族と家事を共有する前に、どんなものがあるのか大まかに把握してみましょう。

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1.主な家事
掃除、料理、洗濯、買い物、育児、介護
2.暮らしの維持・管理
書類や物の「整理・収納」、家計の管理、消耗品の交換、設備品の「修理・修繕」
3.地域社会との交流
自治会、PTA、ご近所づきあい、イベント参加
無料ダウンロードもできる!「家事チェックリスト」

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Microsoftのサイトから、無料で「家事雑用スケジュール」がダウンロードできますよ。
項目を自由に追加できるので、我が家ならではのカスタマイズが可能。
「やることリスト」を作って家事を自動化する「ノート術」
イラストや色で家事を管理。「夢をかなえる時間」を作る日記・手帳
みしぇるさんの家事ノートについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの著作『夢を引き寄せる魔法の家事ノートのつくりかた』をお読みくださいね。
「家事ノート」のフォーマット・項目・書き方は?

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・季節の家事(衣替え、断捨離、虫干しなど)
・月に1度の家事(洗濯槽の清掃、エアコンフィルター清掃など)
・週に1度の家事(玄関たたきのふき掃除など)
・今日する家事(TO DOリスト)

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前もって手帳に書き込んでおけば、見落としがありません。
「今日する家事」はリスト化して書き込んでおくことで、すぐにとりかかれるように「自動化」。「何をしよう?」と迷う時間を減らせます。
カレンダーやアプリも活用しよう。家事スケジュールをリスト管理する方法

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『おそうじログ』は、自分なりに決めているお掃除のペースを設定すると、「今日はベランダ掃除の日です」など、通知してくれるアプリ。シンプルで使いやすく、手帳と併用するとより便利です!
したくない「苦手な家事」を上手に手抜き&効率化するには?
「物の住所」は「使う場所の近く」に決める

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この「物の住所」が、「使う場所の近く」になっていないと、動線が乱れて無駄な動きが増え、家事が大変になってしまうのです。

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「動線」を遮る位置に家具などが置かれていないかどうかも合わせてチェックを。
料理は「段取り」「下準備」を整えてからとりかかる

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時間のかかる煮物の鍋を先に火にかけておいてから、サラダなどのサイドメニューにとりかかるなどの「段取り」、食材のカットをすべて済ませてから火を使う調理に移る等の「下準備」で時短を。

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カットの下処理にかかる手間を短縮してくれるグッズもありますよ。
時短できる便利グッズで、めんどくさい「みじん切り」をラクに
家事問屋の省スペースな「スタッキングザル」で狭い台所のイライラ解消
手袋+洗剤いらず!?油汚れをさっと落とす「KIYOIのレンジふきん」
家事をラクにする間取りって?「家事室」を作る時に考慮したいこと
「家事室」=「家事をする部屋」の事。英語では「ユーティリティルーム」

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英語では「ユーティリティルーム」と呼ばれ、洗濯機が置かれた「家事作業室」の事を指します。
家を建てる際には、この「家事室」や「家事スペース」を作る事を検討する人も。
家事が楽しくなりそうな「家事室」ですが、どこに作るのかも重要。
家事をラクにするには…「動線」の確保が大切

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例えば「洗濯機からベランダまで」「ベランダから衣類収納まで」が遠いと、洗濯物を抱えて何度も往復することになるので大変です。
洗濯機を置く「家事室」なら、洗濯物を干す場所の近くに設置したいですね。
「やりたくない…」やる気がわかない家事を楽しくモチベーションUP
音楽でやる気UP

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そんな時は大好きな音楽をかけると、家事をしている時間ががぜん楽しくなり、あっという間に作業が終わります。
ワイヤレスのヘッドフォンや、小型スピーカーを使って、音楽を持ち歩くのがおすすめ!
ルーティンな家事がエクササイズに?消費カロリーをチェック

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家事で消費されるカロリーはどれくらいなのでしょう?
体重や家事内容・時間によっても変わってくるので、生活や実務に役立つ計算サイト「Keisan」で計算してみて。
楽しいアイデアを教えてくれる「家事の達人」のブログや本をチェック

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家事に役立つコツが学べる、おすすめのブロガーさんをご紹介します。
3児の母でもあるサチさんのブログには、忙しい生活の中でも、風通しのよい暮らしをキープするコツがたくさんつまっています!
疲れた時には「何もしない半日」で充電も
「~しなきゃ」と思い続けると、何もしていなくても疲れてしまうので、思いきって用事を手放して。
どうせなら、プロとして腕を磨きたい。家事にまつわる4つの資格

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「家事に関わる資格」があるのをご存知でしょうか。「心地いい部屋が好き」「こんな暮らしがしたいという思いがある」なら、資格を取得した家事のプロを目指して腕を磨いてみては。
1.クリンネスト(お掃除スペシャリスト)

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プロのお掃除のコツを学ぶ事で、短時間で効率のよいお掃除ができるように。
学びながらすぐに自分の部屋の掃除に知識が活かせて、お掃除が好きになれそう。
2.整理収納アドバイザー

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物探しの時間を短縮し、無駄買いを防ぐなどのメリットのほか、「お客様を呼べる・自信がつく」など、心にゆとりを生む効果も。
3.食育実践プランナー

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「食材の知識・食事のマナー・正しい食習慣」等が学べ、子供をはじめとした幅広い年代の人に食のアドバイスができるようになります。
自宅で受験可能なのもポイント。
4.食生活アドバイザー

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家族など身近な人々にとってすぐに役立つ知識が学べ、食に関わる仕事でも活かされる資格です。
暮らしの基本となる「家事」を、少しでも楽しく

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暮らしの中の「大切にしたい事」を守りつつ、「自分スタイルの暮らし」を作っていけたら素敵ですね。
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