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教えてくれたのはこの人!
整理収納アドバイザー・防災士
大森智美さん
整理収納アドバイザーとして自宅訪問、オンラインお片付けサポート、記事の執筆やセミナー開催など幅広く活躍中。SNSでは片付けや暮らしの防災など、心地よく暮らすための情報を発信している。Instagram:@omori_tomomi
その1. まずは、残したい服を選別!
破れ、シミ、ほつれなど傷みの激しい服、一度も袖を通さなかった服、着心地の悪かった服、合わせにくかった服は手放しの対象。来年も「着られる」ではなく「着たい」服を選抜総選挙する気持ちで選び取るのがポイントです。しまう前に選別することで管理の手間が省け、来年の衣替えがラクになりますよ。
残したい服は、きれいな状態でしまうこと。冬物は毎回洗濯しない服も多いので、しまう前には一度しか着ていない服でも必ず洗って汚れを落としましょう。来シーズン、取れないシミが浮き出てきたり、しわしわ、毛玉が目立つとせっかくのお気に入りの服も魅力が半減します。シミを落としたり毛玉を取っておくことも来年気持ちよく袖を通すために大事です。
残したい服は、きれいな状態でしまうこと。冬物は毎回洗濯しない服も多いので、しまう前には一度しか着ていない服でも必ず洗って汚れを落としましょう。来シーズン、取れないシミが浮き出てきたり、しわしわ、毛玉が目立つとせっかくのお気に入りの服も魅力が半減します。シミを落としたり毛玉を取っておくことも来年気持ちよく袖を通すために大事です。
おすすめアイテムはこれ!
シミ取りに便利なリムーバー
自宅でシミ取りができるうれしいアイテム。簡単にケアができて、デリケートな衣類用の洗剤もあるのでシミ取りのハードルが下がりそうです。
効率よく毛玉取りができるブラシ
少ない回数で効率よく、誰でも簡単に毛玉取りができるアイテム。気づいたときにサッと使える手軽さと可愛いデザインで、お手入れしているときも気分が上がります。
気分が上がるおしゃれなシミ抜きキット
よくあるシミの種類に合わせたシミ抜き剤。おっくうな作業も楽しみになるおしゃれなキットでインテリアにも馴染みそう。ひとつ持っていると、いざというときにも使えそうです。
その2. 真冬に着た服から徐々に衣替えを
春は、暖かくなる日が増えてきますが、肌寒い日があったり一日の気温差があったりと、衣替えの時期も悩みますよね。そんなときは、明らかに着ない真冬のコートやダウン、厚手のセーターなどからお手入れを開始したり、クリーニングに出したりして少しずつ冬じまいを始めるのがおすすめ。
少し肌寒い日にサッと羽織れる着まわしのきく上着や、ストールなどを残しておき、すぐに手に取れる場所にかけたり収納しておくと、春の不安定な気温にも対応できます。
少し肌寒い日にサッと羽織れる着まわしのきく上着や、ストールなどを残しておき、すぐに手に取れる場所にかけたり収納しておくと、春の不安定な気温にも対応できます。
おすすめアイテムはこれ!
ちょい置きに便利な壁掛けフック
ついつい毎日着るから…とソファやイスに置きっぱなしになる上着やストール。毎日使うものこそ、帰宅後の動線上にかける場所をつくるなど、定位置があると散らかりにくくなります。
おしゃれな脱衣カゴ
季節の変わり目に着る羽織やストールも定位置があるとお部屋が散らかりにくくなります。またすぐに着るものはお気に入りのカゴを用意してざっくり入れるだけの収納をつくってあげると管理がラクです。
気軽に収納場所を確保できるスリムハンガー
かける場所が欲しいけれど、コートハンガーは場所を取るという方におすすめなのがスリムコートハンガー。シンプルでスリムなつくりなので、使いたい場所に移動もラクラク。毎日羽織るものをかけたり、クリーニングに出したいものを忘れないようにかけておいたり、便利に使えそうです。
その3. 長期間保管するには8割収納が大事!
来年また気持ちよく着るためには、収納方法も大切です。シワになりやすい衣類はなるべくハンガーにかけ、クリーニングから戻ってきた服は湿気が溜まらないように必ず袋から出して収納しましょう。
「その1」でお話したように「本当に着たい服」だけを選別して、かける収納もたたむ収納もクローゼットの8割になるようにしましょう。余白を持たせることで通気性がよくなると、湿気が溜まりにくくカビや虫食いなどのトラブルを防げます。来年のために防虫剤も入れて収納しながらケアもできるといいですね。
衣替えの際に収納場所や収納ケースを掃除しておくことも大事なポイントです。
「その1」でお話したように「本当に着たい服」だけを選別して、かける収納もたたむ収納もクローゼットの8割になるようにしましょう。余白を持たせることで通気性がよくなると、湿気が溜まりにくくカビや虫食いなどのトラブルを防げます。来年のために防虫剤も入れて収納しながらケアもできるといいですね。
衣替えの際に収納場所や収納ケースを掃除しておくことも大事なポイントです。
おすすめアイテムはこれ!
繰り返し使えてエコな防虫・防臭ブロック
化学物質に敏感な方も安心して使える防虫防臭ブロック。大事な衣類のために簡単にケアしておきたいですね。オイルを塗り足せば繰り返し使えるのもエコでうれしいポイントです。
クローゼットの目印にも!吊るす防虫剤
手軽に吊るすタイプの防虫・防臭剤。オイルを塗り足せば繰り返し使え、見た目もおしゃれ。一度着た服と洗濯済みの服、冬物と夏物などクローゼット内の区切りの目印としても使えますね。
おしゃれなハンガーで統一を
あらかじめハンガー数を決めることは、つい衣類を増やしてしまいがちな方にぴったり。8割収納が叶いやすくなります。お気に入りのハンガーに統一することで見た目も美しく、不要なハンガーをもらわないのでクローゼットのごちゃつきが軽減します。
その4. 小物は衣類と分けて収納
マフラーやストール、手袋などの小物は、どこに収納するのが正解か悩みますよね。季節ものの小物アイテムは冬物衣類とは別に収納場所をつくってあげると、服の間に埋もれたり、どこにあったか探す手間が省けて便利です。
特にマフラーやストールなどのアイテムは、まだ肌寒い季節の変わり目に調整できる優秀アイテム。すべてをしまわずに手が届く場所にざっくり収納しておけば、来シーズン急に肌寒くなったときも安心です。この春にもまだまだ使いたいものはカゴに入れたり、かけてあげるだけで手に取りやすくなります。
特にマフラーやストールなどのアイテムは、まだ肌寒い季節の変わり目に調整できる優秀アイテム。すべてをしまわずに手が届く場所にざっくり収納しておけば、来シーズン急に肌寒くなったときも安心です。この春にもまだまだ使いたいものはカゴに入れたり、かけてあげるだけで手に取りやすくなります。
おすすめアイテムはこれ!
クローゼット上段に便利なやわらかバケツ型収納
やわらかな素材でできており、持ち手もついているので季節の小物などをクローゼット上段に収納するのにぴったり。複数並べて収納してもクローゼットに統一感が出て良いですね。
カビの心配もいらない樹脂製のカゴ
抗菌素材の樹脂製なので、湿気が多かったり奥まった空間になりがちのクローゼットにもカビを気にせずおしゃれに使えそうです。ラタン風に見えてささくれなどがないので衣類が傷つかないのもうれしいですね。
小物は「桐」素材の収納を
湿度の高い収納の場合は、防湿・防虫効果の高い「桐」の収納もおすすめ。スタッキングできるので冬のマフラーやストール、手袋などと一緒に、同じく収納に悩む冠婚葬祭やセレモニー用の小物などを収納しておくのに便利ですね。
その5. そもそも「衣替え」をなくすという考え方も
なんとなく「やるもの」と思いがちな衣替え。時間もかかるし、面倒で腰も重くなりよね。
必要な衣類を厳選すれば、通年の服を一度に並べることができ、衣替えにさよならすることもできます。年間を通して欲しい服が手に取れるので、気温に左右されないメリットも。筆者の自宅も、実は衣替えナシ。長袖トップス・半袖トップス・ボトムス・パジャマ&スポーツウェアと、4段の衣装ケースに入りきる量を持つようにしています。
どうしても収納スペースの関係でやっぱり衣替えが必要な場合は、「奥と手前を入れ替えるだけ」「引き出しを入れ替えるだけ」など衣替えが必要なモノだけを分けて収納し「真夏と真冬を入れ替えるだけ」など負担が減るような仕組みを考えてみるのもおすすめです。
必要な衣類を厳選すれば、通年の服を一度に並べることができ、衣替えにさよならすることもできます。年間を通して欲しい服が手に取れるので、気温に左右されないメリットも。筆者の自宅も、実は衣替えナシ。長袖トップス・半袖トップス・ボトムス・パジャマ&スポーツウェアと、4段の衣装ケースに入りきる量を持つようにしています。
どうしても収納スペースの関係でやっぱり衣替えが必要な場合は、「奥と手前を入れ替えるだけ」「引き出しを入れ替えるだけ」など衣替えが必要なモノだけを分けて収納し「真夏と真冬を入れ替えるだけ」など負担が減るような仕組みを考えてみるのもおすすめです。
おすすめアイテムはこれ!
収納量が増える伸縮式ハンガー
簡単に設置でき、収納量をUPできる伸縮式衣類収納アップハンガー。限られた収納空間を最大限に使用できます。オンシーズンの服を手前に、オフシーズンを奥にと入れ替えるだけで衣替えもラクに普段も使いやすくなりそうです。
見せる収納を追加しても◎
収納スペースが狭く限られている場合は、リビングなどのクローゼット外に「見せる収納」をつくる方法も。こちらのコンテナは“いかにも”な衣類ケースより見た目もおしゃれでインテリアの邪魔をしません。引っ越して不要になっても衣類以外でも使えるところもいいですね!
シワになりにくい素材のものは圧縮袋に!
冬物は生地が厚く、どうしてもかさばりがち。シワになりにくい素材のものは、きれいにお手入れしてから圧縮してスリムに収納するのもひとつの方法です。
なかなか腰が重い衣替えですが、手持ちの服を見直すいい機会にも。
今回の記事をヒントに、自分に合った収納法を見つけてみてくださいね。
今回の記事をヒントに、自分に合った収納法を見つけてみてくださいね。