心に余裕を持ちたいけれど・・・
余裕がないのは自信のなさの表れ?
自信がないと焦りや不安が生じます。それがミスの原因になって、どんどん余裕がなくなるという悪循環に。
さらに目の前のことで精一杯になると、他人の話が聞けなくなり、頭の中は自分のことばかり。せっかく一生懸命やっているのに、周りからの評価も下がってしまいます。
頑張り屋さんの自分を認めてあげて
だけどそれは、裏を返せば頑張っている証拠。ただ、その頑張り方が不器用なだけなんです。まずは自分を認めてあげて、落ち着きを取り戻すことが大切です。
心に余裕のある人ってどんな人?
やりたいこと・やるべきことが明確
今必要なことが明確であれば、あとはやるかやらないかだけ。周りが悩んでいるあいだに、どんどん物事をすすめられるので、時間の使い方がとても上手。
他人と比較しない
自信がないと、つい他人と比較してしまいますが、余裕のある人が比較するのは自分自身。過去の自分と比べて、どのくらい成長したかを知り、自分を分析することで、さらなる成長へとつなげます。
物事を肯定的に受け入れる
自信がある人でも、ミスや間違いは犯します。でもその時に落ち込むのではなく、原因を探して改善するという方法を取るから、同じ失敗を繰り返すことがありません。
小細工をしない
失敗を素直に受け入れられる人は、自分を取り繕う必要がなくなります。下手な小細工をせず、正々堂々とした振る舞いが、誠実な人柄を印象づけます。
人に優しい
自分を肯定している人は、人や物事に対して寛容です。たとえ他人が失敗をしたり、意見が食い違ったとしても、広い心で受け入れることができるので、その分、周りからも好かれます。
心に余裕を持つために実践したい7つのこと
1.深呼吸で心をほぐす
焦ったりイライラしている時は、いったん深呼吸してリラックス。深い呼吸を何度か繰り返すと体全体に酸素が行き渡り、緊張していた心がほぐれます。
2.体の声に耳を傾ける
人間は体が資本。健康でないと、心に余裕を持つことはできません。睡眠や食欲の低下、肩コリなど、小さな不調を見逃さず、疲れているなと感じた時は、きちんと自分を労わってあげましょう。
3.自分を大切にする
あくせくしていると、つい自分のことが後回しになりがち。たまには、マッサージやエステに行ったり、好きなことを思いっきりするひとりの時間を作って、頑張る自分にご褒美を♪
4.丁寧な暮らしを心がける
5.自分の価値観を押し付けない
人の価値観を受け入れることは、自分の視野を広げるきっかけになります。頭ごなしに否定せず、一度ゆっくり聞いてみて。人との違いを「おもしろい」と感じる心が大切です。
6.時には断る勇気も必要
深い理由はなくても「なんとなく嫌だな」と思うことってありますよね。それは深層心理が拒否しているサインです。付き合いの良さは大切ですが、自分の気持ちに寄り添って断る勇気も必要です。
7.人のために時間を使う
自分以外のことに時間を使うと、自分の忙しさが薄れるという研究結果があります。1日のうち5分でもいいので、人のお手伝いをしてみてください。
「心に余裕を」とよく言われますが、忙しいとなかなかうまくいきません。でも自分より忙しいのに、落ち着いている人だっていますよね。どうしてそんな違いが生まれてしまうのでしょう?