女性の生き方や暮らし方の多様化から、近年、女性特有の健康や身体のケアに焦点を当てた製品やサービスが急増しています。AIやIoTなどのテクノロジーを活用した“フェムテック”や、テクノロジーに依存せずさまざまな方法でアプローチしてくれる“フェムケア”。生理に限らず、妊活や産後ケア、更年期の悩みまで、多岐に渡る女性のお悩みに寄りそうアイテムやサービスがありますよね。

今回はまずはじめの一歩として、生理やPMSの悩みを緩和してくれるフェムケアアイテムをご紹介します。

膣内に挿入して、経血を「溜める」生理用品。 煮沸消毒して何度でも繰り返し使えるので、エコで経済的な月経カップ。4〜8時間程度の使用が可能*なので、交換の手間も省けます。また、自分の経血量を確認できるというメリットも。上手に使えば、モレやムレなどデリケートゾーンの不快感を軽減してくれます。
膣内に入れるのは不安感がある……という初心者の方におすすめなのが、やわらかくて使いやすい「ソフィ ソフトカップ」。リング状の取っ手が付いているので、出し入れしやすくなっています。ドラッグストアで気軽に購入できるのも嬉しいポイント◎。

ショーツ自体に吸水機能があり、ナプキンなしで経血を吸収できるアイテム。洗濯すれば繰り返し使えるので、月経カップ同様にエコで経済的でもあります。生理期間中はもちろん、生理がもうすぐ始まりそうな時期や終わりかけ、おりものが気になるときなど、さまざまなシーンで活用できます。
ソフィの吸水ショーツは身体の隙間にぴったりフィットする構造でモレにくく、50mlの吸収力があるので多い日も安心。デリケートゾーンが触れる部分は吸水・速乾性があり、ベタつきにくいのがうれしい。仕事中はもちろん、スポーツなどアクティブシーンにも活躍してくれます。

下腹部や骨盤によもぎなど、ハーブの蒸気を当てて温める美容法「よもぎ蒸し」。そこから着想を得てつくられたのが「よもぎ温座パット」。ナプキン型のパッドを下着に貼るだけで、デリケートゾーンから骨盤まわりをやさしく温めてくれます。直接肌がふれるシート部分には、オーガニックコットン100%の不織布を使用。ふんわりやわらかい肌触りで、着け心地も快適です。朝晩の寒暖差が激しい時期や、クーラーの冷えが気になるこれからの季節、さらには妊活時の温活にも◎。

他の部位よりも皮膚が薄く、刺激に敏感なデリケートゾーン。生理時のムレやかゆみ、においなどの不快感を抱いたら、やさしい専用ソープでのケアがおすすめです。
妊娠検査薬やデリケートゾーンケアなど“フェムケア”の先駆者である「ロート製薬」が手がける弱酸性のソープ。乳酸菌*（うるおい成分）配合のとろみのあるジェルが肌のうるおいを守りながら、においや不快感の原因となる汚れを洗い流し、肌環境をととのえてくれます。毎日使い続けたくなる、心地いいフローラルの香り。

ポカリスエットやカロリーメイトなどでおなじみの製薬会社「大塚製薬」が手掛けるサプリメント。月経前の７日間、１日１袋（３粒）を好きなタイミングで飲むだけでOK。健やかなこころとからだにやさしく寄り添ってくれます。⼀部の産婦⼈科でも紹介されており、⾷品サプリなので気軽に試すことができます◎。