出典: 豪快な見た目の骨付き肉は、肉料理のなかでも一線を画す存在。肉と骨からの髄液によるうまみがプラスされ、コラーゲンもたっぷりで栄養豊富です。また、骨に付いたまま加熱調理されるため縮みにくく、柔らかでジューシーなおいしさを楽しめるのもメリット。豪快にかぶりつきたくなる骨付き肉料理は、スタミナがつきそうですね。
骨付き肉の種類はいろいろ。鶏肉なら骨付きもも肉や手羽元・手羽中・手羽先(手羽中は手羽先の先端を切り落としたもの)などがあり、豚肉は肋骨まわりの「スペアリブ」が入手しやすいですね。牛は骨付きカルビや、ステーキでおなじみのTボーン、尻尾部分のオックステール(牛テール)などがあります。また、ヘルシーなことで女性に人気のラムチョップは、生後12ヶ月未満の仔羊の骨付きロース肉で、最近は外食以外にもスーパーで見かけることも多くなりました。
スペアリブのグリル、ローストチキン、フライドチキンなどが人気!
出典: 骨付き肉を使った料理で有名なものといえば、スペアリブのグリルやローストチキン、フライドチキンなどがありますね。韓国ではカルビ焼肉というと骨付きが一般的です。このような食べ方がおいしいのはもちろん、骨付き肉は焼いたり煮たり蒸したり揚げたり…さまざまな調理法で楽しめます。ぜひ、いろいろ試してみましょう。
圧力鍋で煮込み料理、フライパンやオーブンでグリル料理、揚げ物調理もOK!
出典: 骨付き肉の煮込みについては、鍋でじっくり煮込んでうまみを最大限に引き出すのもいいですし、圧力鍋で時短でとろとろに仕上げるのも魅力的。また、焼く場合はオーブンはもちろん、魚焼きグリルやフライパンで手軽に焼くのもOKです。また、骨付き肉はキャンプにも最適で、漬け込むところまでを自宅で行って持参すれば、現地で焼くだけなので簡単!油でカラッとジューシーに揚げたり、蒸したりゆでたりすることでさっぱりと仕上げる調理法もおすすめです。
鶏もも肉のおいしさを味わうスタンダードなフライパンローストチキン
出典: フライパンでできる簡単なローストチキン。はちみつとマスタードのタレに漬け込んでから、こんがりと焼きます。骨に沿って切り込みを入れると早く火が通りますよ。
出典: うまみと酸味のバランスがいいニンニクレモンじょうゆに鶏手羽元を漬け込み、粉をつけて揚げます。大人も子供も次々手が伸びるおいしさです。ホームパーティーやあっさりとしたフライドチキンを食べたいときにもおすすめ。
皮パリパリでジューシー!骨付きもも肉のタンドリーチキン
出典: タンドリーチキンを骨付き肉で作るのもおすすめ。皮パリパリのスパイシーな味わいは、思わずがぶりといきたくなります。1~2日漬け込むことで、スパイスがぐんとしみ込みおいしさがアップ!
出典: 衣をまとわせた人気の韓国風フライドチキン。ザクザク食感が新鮮なおいしさです。下味に牛乳を入れるのがコツだとか。ハニーマスタードソースをたっぷりつけていただきましょう。
オレンジ風味爽やか♪鶏の骨付きもも肉のマーマレードオーブン焼き
出典: 鶏の骨付きもも肉をマーマレードとオレンジ果汁の爽やかな甘さのマリネ液に漬け込み、オーブンで焼きあげるレシピ。焼く1時間程度前に冷蔵庫から出しておくと、中までよく火が通ります。
おかずにもおつまみにも!鶏手羽先のスパイシーから揚げ
出典: 衣にコンソメやガーリックパウダーを入れてスパイシーなおいしさに仕上げた鶏手羽先の唐揚げ。肉のフォークで穴を開けておくと短時間で味がしみます。おかずにもおつまみにもぴったり。
フランス料理の定番を圧力鍋で!骨付きもも肉の赤ワイン煮
出典: フランス料理にもよく登場する鶏もも肉の赤ワイン煮を圧力鍋で簡単に。ベーコンやココアパウダーなども使い、豊かなコクを出しています。
おつまみにもおかずにも!鶏手羽中のカレーガーリックオイスター焼き
出典: カレー粉・ニンニク・オイスターソースなどのコクたっぷりのタレがからむ、鶏手羽中のうま辛焼きのレシピです。ビールのおつまみとしてはもちろん、バテやすい季節のスタミナ料理にもおすすめ。指までなめてしまいそうなおいしさです。
インパクトも抜群!骨付きもも肉まるごとの豪華なチキンカレー
出典: 骨付きもも肉をまるごと使うチキンカレーは、見た目の豪快さに驚かされますね。もちろん、味も本格派。おもてなしのテーブルに似合うリッチなカレーです。
出典: フライパンで簡単にできる、甘辛でコク旨の手羽先(手羽中)の照り焼き。調味料を加えたら蓋をして加熱することで、中まで火が通ります。蓋を取ったら強火にして煮からめましょう。
出典: 鶏手羽の脂が苦手な人にもおすすめのさっぱり料理。鶏手羽中に下味の生姜とニンニクを揉み込み、しばらくなじませたらゆでます。火が通ったら水気を切ってタレをからませて、薬味をトッピング。お好みで七味やラー油などを加えてピリッとさせるのもおいしいです。
骨付き肉のうまみを堪能!手羽元と大根のじっくり煮込み
出典: 骨付き肉のおいしさが存分に引き出されることこと煮込み。お肉はほろほろ、大根は肉のうまみエキスを吸って、さっぱりしながらもコク旨な1品。満足感のある和食のおかずです。
出典: 鶏の骨付き肉のぶつ切りを、鶏ガラスープでコトコト煮込む博多名物の水炊き鍋。鶏のうまみをシンプルに堪能できます。スープが白く濁るまでしっかりと煮込むとよりおいしくなりますよ。鶏のぶつ切りが売っていない場合は、鶏の手羽元を使ってもよいでしょう。
みんなでワイワイ集まって美味しい料理とお酒があると楽しいですよね♪今回は、そんな時にもみんなが大好きな「鶏手羽」を使った人気レシピをご紹介。「手羽先・手羽元」を使って、自宅でも簡単におつまみメニューを手作りしましょう。食卓に上がったら喜ばれること間違いなしのレシピばかりです♪
鶏の手羽中は、肉も多く、形も整っているので、食べやすさも魅力の部位。手羽中を活用すると、鶏料理の幅がぐんと広がります。そこで今回は、手羽中と手羽先・手羽元の違いや、食べやすいハーフ(半割り)やチューリップにする方法などをご紹介。また、和風・洋風・中華・エスニックなどさまざまな手羽中のアレンジレシピを集めました。
出典: タレに漬け込んでオーブンで焼く、基本のスペアリブグリル。醤油やみりんなどの調味料のほか焼肉のタレも使った、簡単で間違いなしのおいしさのスペアリブです。
マレーシアなどの名物スープ料理「肉骨茶(バクテー)」
出典: 肉骨茶(バクテー)とは、マレーシアやシンガポールのスープ料理。肉骨は中国語で豚肉、茶はスープを意味し、スぺリブなどを生薬とともに醤油ベースのスープでことこと煮込みます。ご飯に豪快にかけてお茶漬けのように食べるのがおすすめ。
出典: 本来は豚の背骨を使いますが、手に入りやすいスペアリブで。じゃがいもは大きいままで、じっくりと時間をかけて煮込みます。肉のおいしさがしみしみのじゃがいもをくずしながら食べるのが至福。〆は、残ったスープにご飯を加え、ごま油で炒めご飯にするのが定番だとか。
出典: スペアリブのコーラ煮はポピュラーですが、こちらはレモンコーラ煮。爽やかさが加わって、想像を超えるおいしさだとか。圧力鍋を使っています。
出典: スペアリブ入りのトマトシューは、意外で面白いですね。圧力鍋を使えば、超簡単に時間もかけずにとろとろのスペアリブが楽しめます。スパイスの香りがいいアクセント♪
出典: 豚バラ軟骨が手に入ったら、ぜひ試してみたい煮込み。煮込みに使う豚バラ軟骨はあばら部分で、まずは下ゆでして臭みを抑え、うまみをとじ込めます。そして、圧力鍋を使わず、じっくり煮込むことで軟骨まで柔らかくなるそう。お肉のうまみを吸った大根もとろとろのおいしさです。
出典: みそのコクのある味がしっかりしみ込んだ骨付き豚バラ肉は、うまみも満点でご飯によく合います。もちろん、おつまみとしてもいうことなしですね。
出典: スペアリブに焼き目をつけて、厚手の鍋でご飯といっしょに炊き込む、豪快なスペアリブのカレーピラフ。炊飯器で炊いてもOKです。豪快な見た目で、食欲がそそられますね。おもてなしにもおすすめ。
出典: こちらは、和の調味料を使ったスペアリブの炊き込みご飯レシピです。ご飯のひと粒ひと粒が肉の脂やうまみをまとって、一気に食べてしまいそうなおいしさ。炊飯器でできますが、鍋を使ってキャンプ飯で楽しむのもいいですね。
出典: 沖縄そばでおなじみの軟骨ソーキ。圧力鍋を使わず、じっくりことこと煮込むことで軟骨も柔らかくなります。肉もとろとろジューシー。お肉を硬くしないためには、はじめに焼き過ぎないことや、ゆで汁からお肉を出さないのがポイントです。
出典: 豆鼓(とうち)は、黒豆を蒸して発酵させた中国調味料。こちらは、スペアリブを豆鼓などとともに漬け込んで蒸した本場中国の飲茶スタイルだとか。肉に重曹を揉み込んで洗い流すひと手間で、ふっくらとします。
肉と野菜のうまみエキスが溶け合う!洋風仕立てのスペアリブ鍋
出典: スペアリブや大きめに切った大根などをじっくり煮込むスペアリブ鍋。骨付き肉のおいしさやさまざまな野菜のエキスが溶け合った洋風仕立てのスープが絶品です。〆は、おしゃれにリゾットで。
食卓のメイン料理としてとってもインパクトがあり、ガツっと食べたいスペアリブ。いつもの食卓にも、そしてパーティーや記念日などの食卓にも映える一品です。今回は、スペアリブをよりおいしく食べるための下茹での方法や、オーブンを使った基本レシピをはじめ、フライパン・圧力鍋・炊飯器などさまざまな調理器具を使用した作り方をご紹介。また、焼いたり煮たり揚げたり、いろんなアレンジ料理レシピをまとめました。
サーロインとヒレが同時に楽しめる!Tボーンのステーキ
出典: 牛の骨付き肉Tボーンステーキは、いかにもワイルド!骨を挟んでサーロインとヒレ、2つの部位が同時に味わえるのが魅力で、BBQなどでもおすすめです。肉はマリネしてから焼き、休ませてから切り分けましょう。
韓国では、薄切り(厚さ1㎝程度)のLAカルビが定番。日本では、韓国食品通販やコストコなどで入手できるようです。LAカルビは、余分な脂をハサミで落として皮を取ったら、血抜きを1時間程度水を替えながらします。そのあと、梨やリンゴを使ったタレに一晩漬け込みます。翌日は、フライパンで焼くだけ。汁がトロトロになったら完成です。
スパイスたっぷりの台湾の家庭料理!骨付きカルビの醤油煮込み
出典: 八角・桂皮・花椒など中華スパイスをたっぷり使った台湾料理。氷砂糖や醤油で煮込むので、あめ色の美しい仕上がりになります。少し味が濃いので、葉野菜などを添えて。
出典: オックステールは、牛の尻尾の部分のこと。コラーゲンのかたまりなので、煮込むほど骨に付いた肉はとろとろに。こちらは、オックステールのトマトソース煮込み。肉と骨のうまみがしみ出たスープも絶品です。
大人の味わい♪オックステールの赤ワイントマト煮込み
出典: こちらは、圧力鍋を使って時短で作るオックステールのワイントマト煮込み。赤ワインを使っているので、上品な大人の味わいです。野菜もたっぷり。肉厚のキクラゲも食感のいいアクセントになっています。
出典: コムタンは韓国の郷土料理。牛の肉や内臓を長時間煮込んで作るスープです。冷ますと脂肪が浮いてきますので、それを取り除くとさっぱりした味わいに。韓国では夏バテ予防に食べるそうですよ。
骨付きカルビ肉で本格フランス料理「ブフ・ブルギニヨン」
出典: 牛肉と赤ワインを使った、フランス料理の「ブフ・ブルギニヨン」を骨付きカルビ肉で。まずはフライパンで骨付きカルビ肉をしっかり焼くことで脂を落とし、さらにオーブンで焼きます。その後、野菜や赤ワイン、トマトペーストなどとともに長時間の煮込み。ポテトにスープをつけて食べるのもおいしいです。
出典: ヘルシーな骨付きのラムチョップも、女性に人気ですね。こちらは、ローズマリーやタイムなどのハーブ入りのマリネ液に30分ほど浸してからソテーしています。フライパンひとつでできるので簡単です。
出典: 柚子胡椒を使ったちょっと和風テイストのラムチョップ焼き。さっぱりピリ辛の柚子胡椒風味が口に広がり、ラムのくせも気になりません。
爽やかで夏にぴったり!ラムチョップの白ワインレモン煮
出典: ラムチョップを焼いてから、白ワインやレモン、ローズマリーなどとともに煮ます。爽やかで夏にぴったり。冷凍のラムチョップの場合は、しっかり解凍しておくことで硬くなりにくくなりますよ。
出典: ラムチョップというとソテーが多くなりがちですが、こんな風にお雑煮や雑炊などに入れるのも意外なおいしさ。よりヘルシーに楽しめますね。
ジンギスカンでお馴染みの『ラム肉』ですが、最近はフレンチのディナーなどおしゃれなラム肉料理の楽しみ方も増えました。独特の臭みのイメージが強く食べず嫌いな人も多いと思いますが、実はマトンよりも食べやすくヘルシーなんですよ。今回は、ラム肉の臭みを取る方法や、骨付きラム(ラムチョップ)のおいしい焼き方などをはじめ、煮込む・炒める・茹でる・揚げる・蒸すなどさまざまな調理法のおすすめレシピをご紹介します。
出典: 骨付きならではのおいしさが満喫できる骨付き肉の料理。ボリューム感や華やかさもあって、食卓が盛り上がりますね。おもてなしにもおすすめです。ぜひ、いろんな調理法で骨付き肉を楽しんでみてください。
フライパンでできる簡単なローストチキン。はちみつとマスタードのタレに漬け込んでから、こんがりと焼きます。骨に沿って切り込みを入れると早く火が通りますよ。