鶏の手羽中は、肉も多く、形も整っているので、食べやすさも魅力の部位。手羽中を活用すると、鶏料理の幅がぐんと広がります。そこで今回は、手羽中と手羽先・手羽元の違いや、食べやすいハーフ(半割り)やチューリップにする方法などをご紹介。また、和風・洋風・中華・エスニックなどさまざまな手羽中のアレンジレシピを集めました。2018年09月01日作成
手羽中は、骨付きなので見た目の豪華さやうまみがあり、それでいて食べやすく調理しやすいという、まさにいいとこどりの部位です。いろいろなお料理に使わない手はありませんね。
手羽中とは、手羽先の先端の一番とがった部分(手羽端)を切り落として残った部分。じつは手羽先の一部で、肉が多く、とても食べやすい部位です。切り落とした手羽端は、肉が少ないのですがゼラチンが多く、出汁が出るのでチキンスープなどにします。また手羽元は、手羽の根元の部分。肉が多くさっぱりとしていて、ウィングスティックとも呼ばれます。
手羽中は、縦に半割りにして売られていることが多く、手羽中ハーフ、スペアリブなどといわれます。火の通りも早く、調理しやすいのが特徴。また、手羽中の2本の骨のうち1本を抜いて、写真のように丸い形にしたものを「チューリップ」といいます。パーティーなどでおなじみですね。
手羽中のおいしさをシンプルに堪能するなら、やはり塩焼きがおすすめ。お酒をかけてしばらくおいた手羽中に塩こしょうし、グリルで焼きます。手羽中は、骨に沿って切り込みを入れておくと、生焼けしにくいです。
手羽中に、昆布茶や塩、酒、油などをまぶして、トースターなどで焼き上げる簡単な一品。皮目をパリッと焼いて香ばしさを出せば、絶品のおつまみに。一味唐辛子を添えてどうぞ。
こちらは、フライパンで手軽に作れる、甘辛の照り焼き。おかずに、おつまみに、お弁当に、どんなシーンでも喜ばれる人気の味です。半割りの手羽中を使うと、身離れもよくて食べやすいですね。
手羽中に、塩麹とワインをもみ込んで、たっぷりのねぎとともにソテー。皮をパリッと焼き上げたあと、蒸し焼きにして火を通します。
手羽中に焼き目をつけてから、お酢たっぷりのたれで煮込むさっぱり煮。お酢の効果で、お肉もホロホロに柔らかくなり、手羽中のうまみ満喫。体にも優しいメインおかずです。
こちらは、手羽中に焼き目をつけてから蒸し焼きにし、ポン酢などをからめた簡単レシピ。ポン酢を使うことで、調味料が少なくなり、忙しいときにも味が決まりやすくなりますね。
たれに漬け込んで味をしっかりしみ込ませ、カラッと揚げた人気の手羽中唐揚げ。外はカリッと、中はふわっと、やめられないおいしさです。
こちらは、手羽中を揚げてから、用意しておいた甘辛だれにくぐらせた唐揚げ。カリカリで香ばしく、こちらもまた絶品。唐揚げはとても人気なので、いろいろな方法で試してみるのもいいですね。
手羽中をたれに漬け込んで、蓮根や人参などの根菜や、オレガノ・ローズマリー・タイムなどたっぷりのハーブとともにオーブンで焼くだけ!手羽中は、シンプルに塩こしょうをもみ込むだけでもOK。油をまぶしておくとムラなく焼けます。簡単なのに豪華なメインができあがりますよ。
酸味とうまみ、香りのバランスが抜群のレモンとガーリックのたれに漬け込んで。あとは、トースターで焼くだけなので、おつまみにもお弁当にも便利です。
チューリップは、シンプルな唐揚げもおいしいのですが、ディップを添えて華やかに演出するのもパーティー気分が盛り上がります。こちらは、大人好みの梅おろしと、ちょっとユニークなカレークリームタルタルのディップ2種。
フランス南西部の豆料理、カスレ。本来は、白いんげん豆を豚肉ソーセージや羊肉などとともに土鍋で煮込んだシチューですが、こちらのレシピは鶏手羽中で再現しています。圧力鍋を使っていますので、短時間でとろりと柔らかに仕上がります。
こちらは、時短なのに豪華な出来栄えの手羽中のトマト煮込み。下味をつけて冷凍しておいた手羽中を、トマトの水煮などとともに圧力鍋にかけるだけ!材料も極めてシンプルですが、とろとろでジューシーなご馳走になります。
手羽中と手羽先を使った、骨付きチキンカレー。骨付き肉のうまみや、手羽中・手羽先のそれぞれの特徴を存分に味わえます。トマトジュースやヨーグルトなども使っているので、爽やかさも感じられます。
コラーゲンたっぷりで、とってもいい出汁が出る手羽中のチキンスープをベースに、2種のアレンジを。ひとつは、中華風・酸辣湯スープで、もうひとつはエスニックのグリーンカレースープ。具材が同じでも全く味わいの違うスープになりますので楽しいですよ。
お酒とともにゆでた手羽中を、熱いうちにナンプラーなどのエスニックだれに漬け込みます。よく味がしみたら、パクチーをたっぷりのせて。油も控えめで、とてもヘルシーなメインおかずです。ワインやビールにも合いそうですね。
カリッと焼き目をつけた手羽中を加えた、ボリューム感のある中華煮込み。野菜もたっぷりで、栄養バランスにも優れた一品です。丼物にしてもおいしそうですね。
辛くて甘い、ビールのおつまみにぴったりな韓国風コチュジャン煮。しっかりと香ばしく焼き上げると、香りも食感もよりよくなります。くせになるおいしさですよ。
スイートチリソースを使った、ちょっと甘めのエスニック味もおすすめ。野菜の彩りも美しく、おしゃれなメインディッシュとしてテーブルを華やかにしてくれます。
ガラムマサラをたっぷり使った、手羽中のオーブン焼き。肉をたれに漬け込む時間を長くすれば、よりスパイシーな味わいに。下準備をしておけば、あとは焼くだけなので、準備が忙しいパーティーメニューなどにもいいですね。
手羽中のコラーゲンを残さずそのままいただく、韓国のサムゲタン風の鍋。韓国では、夏バテのときの疲労回復として食べるメニューだそうですから、季節的にもちょうどおすすめ。もちろん、一年中食べたい、体が喜ぶお鍋です。
手羽中は、適当なサイズでお弁当箱に詰めやすく、時短で調理できるので便利です。こちらは、ご飯によく合う甘辛炒め。手羽中に片栗粉をまぶしておくと、しっかり焼き色がつき、味もからみやすいようです。卵焼きや、きのこのバター醤油ソテーなどを合わせて。
西京味噌に一晩漬けこんだ手羽中をグリルで焼いたものと、里芋の煮物、炒り卵などを合わせて。茶色い手羽中も、赤・黄・緑とその他のおかずでカラーバランスを調節することで、彩りが美しいお弁当に仕上がります。
手羽中を中華風ドレッシングに漬け込んで、唐揚げに。炒飯や中華春雨サラダを合わせています。しっかり味がついているので、冷めてもおいしいお弁当です。
お米から炒めて炊き上げる本格パエリアですが、じつは手順は簡単。タイカレーなどで味つけしていますので、手軽ですがとても本格的な味わいです。仕上げにパクチーやスライスレモンを添えて、爽やかさを演出♪
とても使い勝手がよくて、おかずやおつまみ、お弁当などいろいろ場面で活躍する手羽中。ぜひ、さまざまな使い方をマスターして、日々の食生活にどんどん取り入れてみましょう。
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手羽中は、骨付きなので見た目の豪華さやうまみがあり、それでいて食べやすく調理しやすいという、まさにいいとこどりの部位です。いろいろなお料理に使わない手はありませんね。