お家ごはんがほっこり♡ 手作りの「大根おろしアート」の世界
そんな食卓をたちまちほっこり癒しのステージに変えてくれるのが、「大根おろしアート」。猫や犬など、キュートな動物たちがちょこんとダイニングテーブルの中央に鎮座した瞬間、子どもから大人まで大盛り上がり間違いなし♪
【手作りの基本】大根おろしアートの「作り方」4Point
Point1:大根おろしはきめ細かく!
Point2:水気を絞る!
おろしたそのままの大根おろしはべちゃべちゃ。水分が多いと形を整えにくいだけでなく、最後にしょうゆなどで色付けする際に、滲みの原因にもなります。成型前に水気を絞ることが必要です。
大根おろしをペーパーで包んで絞るようにすると簡単ですよ。
ただし、余りにも絞りすぎると、パサつきの原因に…。ムリなく成型でき、アートの形が崩れない程度にバランスを見ながら調整しましょう。
Point3:成型はパーツごとに!
大根おろしアート自体は「大根をおろす→成型する」という超シンプルなものですが、「ただ形を作ればいいんでしょう?」と一気に全体のフォルムを整えようとするとなかなか思い通りにいかないもの。
少し面倒に感じるかもしれませんが、一つ一つのパーツごとに作って繋げていく方が、完成度高いものが手早く仕上がります。
Point4:細かい仕上げは最後にバランスを見ながら・・・
大根おろしアートは繊細なので、一緒に盛り付ける他の食材は先に配置。最後に添えるようにアートを準備し、細かい仕上げまで行うとキレイな状態をキープして食卓に登場させることができるでしょう。
海苔で目や鼻を貼り付けたり、ブチ模様を醤油で描いたりといった細かい仕上げは、パーツを組み合わせてから最後にバランスを見ながら行うといいですね。
アートデビュー前に此方も!「動画」で、基本手順・細かい感覚を掴もう
~【お手本紹介】不器用さん・凝り性さんも作れる「アイデア集」~
実はとてもバリエーション豊か。「大根おろしアートってこんなに種類が沢山あるんだ!」と、きっとびっくりしますよ♪
1: 大人気の【ネコ】の作り方
お魚×猫は、無敵のかわいさ♡
ネコの大好物と言えばお魚。焼き魚にネコちゃんをパクッと食いつかせれば、お皿の上にストーリーが生まれます*
「ただ焼いただけ」に思われがちな焼き魚も、テンションが上がる立派なメインディッシュに格上げされるかわいさですね。
立体的に作れるか自信がない初心者さんは、お皿に寝そべらせるようにすれば安心してアート作りを楽しめるはず。
お魚をにっこり抱きしめるネコちゃんもたまりません♪
大根おろしといえば、しらすとも相性◎。
ネコにシラスを狙わせるだけで、小鉢に盛り付けた時のしらす大根の「渋さ」はどこへやら、たちまちかわいい一皿に・・・。
大きく平面的に作って、お鍋で楽しむという方法も!
鍋料理にネコちゃんを使いたい場合は、こんな風に平面的なアートに仕上げてみるという方法も。
長いしっぽを立体的に…となるとどうしても崩れやすいですが、こういったスタイルなら作りやすいはず。
壊れにくい分、お子さんもお手伝いしやすいので、親子で大根おろしアートを楽しみたい場合にもおススメです。
意外と手間がかかる「海苔のカット」を省ける、こんなアイデアも◎
仕上げたいモノによっては、大根おろしの成型より手間がかかる、仕上げ用の海苔のカット。
アートに合わせてカットする必要があるのに加え、いびつになってしまったり、配置するときに神経を使ったり・・・細かい作業があまり好きではない人にとっては、もしかしたら億劫に思える作業かもしれませんね。
そんなあなたは、ネコちゃんを後ろ姿に*醤油でブチをプラスするだけで、ちゃんと「ネコ」に仕上がるので大丈夫!大好物の鰹節を狙う姿を、あなたが背後から見守るような一皿が完成します。
2:根強い人気の【イヌ】の作り方
愛犬を作ってもいいかも。特に肉料理は「犬」という選択肢が〇
「魚にはネコ!」だったら、「肉には犬!」が相性ばっちり◎
ハンバーグやとんかつ、唐揚げなど、大根おろしが合う肉料理は意外と多いもの。お肉に思わずかぶりつくワンちゃんの姿を表現してみてはいかがでしょう?
この写真のように、お肉を貫く「骨」を大根おろしで一緒につけ足しても楽しいですね!
「伏せ!」をさせれば簡単&万能♪
お顔だけなら、不器用さんも作りやすい♪
ドドーンと思い切ってお顔だけ作ってもこのかわいさ♪
ただ顔を丸くするだけでなく、鼻周りの突起部分やお耳を別パーツで付け足すと、一気にクオリティがUPするはず。
細かく作りこむもよし、不器用さんなら粘土遊びの感覚で・・・。ちょっとアンバランスでもご愛敬!ですよ*
3:冬に作りたくなる【シロクマ】の作り方
これからの季節においしいミルフィーユ鍋と相性抜群なのが、「シロクマ」。冬にぜひ楽しみたいアートの筆頭です。
お鍋の隙間からひょっこり顔を出したような姿がとってもチャーミング♪
徹底的にこだわりたいなら、周りの野菜の配置にも計算をプラス!
渾身の作品は、思わず写真も撮りたくなるはず。
そこまで計算して、シメジや葉物が地面から生える姿をイメージしながら、鍋の野菜の表面に差し込んで立ててみると・・・クマちゃんがまるで野原や森の中にいるみたい!
周りの野菜も活かしながら演出すると、また新たな楽しさが加わりますね。
マルを組み合わせるだけなら、失敗知らず♪
4:「不器用さんでも気軽にチャレンジできるアート」はこちら
お皿に並べるだけで悶絶の愛らしさ♡【ひよこちゃん】
安定感抜群*寝そべる【アザラシ】
無造作&いびつがむしろ可愛い!【羊(ヒツジ)】
こんな風に大集合させてみても愛らしいですね!
それぞれの大きさや表情が違ってもこの通り、むしろ個性と自然な様子が表現されてかわいいので、気楽に作りやすいアートと言えそうです。
「大根を大根で作る」という新発想!
5:「季節・イベントに合わせて作ってみたいアート」はこちら
冬に万能な【雪だるま】
真っ白な大根おろしを雪に見立てた「雪だるま」アートは、冬に大活躍!
ボタン部分にシメジの傘部分を活用するというアイデアも絶妙です♪
お鍋もアートの力で、立派な【クリスマス】風に♪
大根おろしがピッタリ!ほわほわ【ハロウィンのおばけ】♪
ぜひ次のハロウィンで試してみたいのが、キュートな「お化けアート」。
ハロウィン=かぼちゃが定番ですが・・・まさか大根が活躍するとは予想外!いつもはお化けを怖がる小さな子も、これなら大喜びしてくれるかもしれませんね♪
6:ほっこり癒しの「人気キャラクター」とコラボレーション*
大人かわいいお鍋に*【ムーミン】
見ているこちらも思わずリラックス*【リラックマ】
ちびっこ向けなら、やっぱり【トトロ】!
7:絵心に自信がある方に挑戦してほしい「おすすめ本格アート」
めんつゆで、なめ茸で、人参で…描くように仕上げる【そっくりアート】
大根おろしが透き通る肌にピッタリな【浮世絵アート】
「いただきます」がなかなか言えない!?繊細な【小梅ちゃんアート】
おまけ|もっと極めたいあなたには、レシピ本もオススメ♪
大根おろしアートの沼にもっとドップリ浸かってみたいなら、レシピ本を使って研究するという方法も・・・。
こちらには、42作品のアートの写真とレシピが掲載されています。レシピごとに難易度も表記されているので、自分の腕に合わせてレシピを選べるのも嬉しいポイントです。
子どもたち大喜び間違いなし!のパンダさん。
野菜が苦手なお子さんも、「ちょっと食べてみようかな・・・」という気分にさせてくれるかも・・・!?
こちらのアルパカは、とろろ昆布をプラスしてイケメンに。
ただかわいいフォルムを形作るだけではなく、さまざまな食材やアイデアをプラスすることで表現の幅が広がって・・・まさに「アート」ですね!
おしまいに
でもこうして見てみると、意外とお手軽にチャレンジできそうなものもたくさんあるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
お家におこもりすることが多くなるこれからの季節、そしてこんなご時世だからこそ。いつもの食卓に少しユーモアをプラスできる「大根おろし」アートで、笑顔溢れるお食事を楽しんでみてはいかがですか?
思い通りの大根おろしアートに仕上げるには、大根おろしの「きめ細かさ」が命!
普段は少しジョリジョリとした大根の歯ごたえが残る大根おろしがお好みの方も、この時ばかりはとにかく細かくフワフワにおろしましょう。
おろし金によって仕上りのきめ細かさは大きく変わりますが、「このアートのためだけにおろし金を新調するのはちょっと・・・」という方にオススメなのがフードプロセッサーを使う方法。手間なくアート向けの大根おろしに仕上がります♪