料理上手でなくても、《目分量》で美味しいご飯は作れます*
仕事や家事など、やっとやるべきことを終えて、お家での食事時間・・。「疲れきっていて料理を頑張る余力はないけど、自分で料理を作りたい」ということ、ありますよね。
しかし、いざ料理しよう!と重い腰をあげたとき、レシピ本にたくさんの調味料が書いてあったり、1つずつ計量しながら作らないといけない状況に直面したりすると、一気にモチベーションがげんなり・・・。
そこで今回は、そんな時に頼りになるレシピをご紹介。
出典: わざわざいろんな調味料の分量をはかる手間はなし!
だいたい目分量の味付け(味つけの黄金比)で作れる料理のレシピをご紹介します。
今回ご紹介する「味つけ」のテクニックは、もちろん、いろんな食材に応用可能。そのため、晩ご飯、朝食、お弁当と・・いつもの食生活がより充実しますよ!
レシピ本に頼らない、本当の料理上手さんへの一歩を、この機会に踏み出してみましょう*
うどん・そばのつゆは、「出汁12:醤油1:みりん1」
出典:www.flickr.com(@Christian Kadluba) お腹がすいたら、ぱぱっと作れる食事の代表格「うどん・そば」。麺をいただくのに欠かせない、「つゆ」を作ってみましょう。
そのまま使える、ちょっとだけ薄めの「つゆ」の黄金比は、【出汁12:醤油1:みりん1】。もちろん出汁は、粉末だしを使ってOKです。これを押さえれば、めんつゆボトルを買う必要もなくなります。
つゆを濃くして(出汁の量を減らします)、煮物に応用することもできますよ。
▼こちらの記事では、「出汁10:醤油1:みりん1」についてご紹介しています。あわせてご覧ください。
料理を作るのは好きだし楽しいけれど、和食って難しい!と思っている方。和食の基本の味付けには「黄金比」があるんです。これさえ覚えておけば、味付けがぶれず、美味しい和食を作ることができますよ♪こっくりコクのある照り焼きや、お出汁が効いて優しい味の煮物など、美味しい和食の基本となる、調味料の分量についてご紹介したいと思います。
出典: きんぴらは、「酒 1: 醤油 1: 砂糖 1」または、「酒 3: 醤油 2: 砂糖 1」が黄金比率だと言われています。今回は、“オール1”で簡単に覚えられるこちらのレシピをご紹介。
きんぴらは、日持ちがよいので、お弁当にも人気の常備菜。ぜひ作り方をマスターしておきたいですね。
「ツナ缶」×「トマト缶」があれば美味しくつくれる料理
出典: 基本の味付けは、トマト缶(1缶)×ツナ缶(1缶)、そして、塩ひとつまみでOK!
これを鍋にいれたら、あとは好きな具材(たまねぎのみじん切り)などを入れて煮込んで、完成です。お肉を入れる場合は先に火を通したり、ちょっと水を足してスープ風にしたり・・。自在に応用できますよ。
使用する具によっては、ご飯のおかずから、ワインのお供にもなりそう*
“ツナトマ”に、切り干し大根を多めに加えるのがポイント
出典: こちらの“ツナトマ”レシピは、煮込むというより、フライパンの上で炒めるようにして、切り干し大根を和えた一品。
塩昆布が味わいを整えてくれて、なにかとリピートしたくなりますよ。
切り干し大根の和の煮物にも、ちょと飽きたな・・という方にもオススメです。
出典: “ツナトマ”に、にんにくやほうれん草も加えてパスタとあえれば、パスタにぴったりな味付けに。
市販のパスタソースを買わずとも、お家にある材料でパパッと作ることもできちゃうんですよ。
これぞ“目分量”の出番!「調味料の計量」がカンタンな料理
出典: よくレシピの中で登場する「大さじ」と「小さじ」。
この計量を面倒と思わず、味方につけませんか。
ここからは、「大さじ」「小さじ」がシンプルな、レシピをご紹介します。
まずはこの基本を覚えておきましょう。
・大さじ1(15ml)は、小さじ3(5ml×3)と同じ量
上記をおさえておくと、小さじスプーンが1つあるだけで、大さじも簡単に計量できるようになりますよ。
※ちなみに、これは「かさ」であり、g(グラム)が単位の重さとは違います。
豚肉・タマネギの味付けは、「醤油・みりん 各大さじ1」
出典: 使う調味料は2種類。それも、各大さじ1というシンプルさ。10分でおいしい照り焼き丼ぶりが出来上がります!
野菜は玉ねぎ1/2と水菜1株だけ。調味料だけではなく野菜の量がわかりやすいのも作りやすいですね。
チャーハンの味付けは、「オイスターソース・マヨ 各大さじ1」
出典: 調味料はオイスターソースとマヨネーズのみ(各大さじ1ず)という、あっという間にできてしまう炒飯です。塩も醤油も使っておらず、味付けはこれだけでOK*
ご飯がマヨネーズに含まれている油でコーティングされるので、パラパラに美味しく仕上げることができます。
ハンバーグの下味は「ケチャップ、ウスターソース、マヨ…各大さじ1」
出典: とても豪華な一品に見えるハンバーグも、あっという間に作れちゃいます。
使う調味料はマヨネーズ、ケチャップ、ウスターソース、パン粉ですが、すべて大さじ1。ひき肉と混ぜて焼くだけなので簡単で下味もしっかりついて、かけソースも必要ありません。
疲れて帰ったとしても、これなら簡単に作れちゃいますよね。
エビチリの味は「スイートチリ 大さじ1」「ケチャップ 大さじ2」だけ!
出典: 中華料理はたくさんの調味料を使うのが基本。
しかしこのエビチリは・・・調味料がスイートチリソースとケチャップだけ。10分で作れますよ。
エビにまぶす小麦粉が必要ですが、これは“とろみ”をつけるためなので、目安量で構いません。
塩ダレの味わいは「酒 大さじ1」「鶏がらスープ 小さじ1」だけ。
出典: 人気レシピの「チキンとアスパラの塩ダレ仕立て」。お弁当にぴったりなおかずですが、材料は、鶏もも肉も1枚、アスパラガスも1束なので、はかる手間なし。味付けは、酒(大さじ1)と鶏がらスープ(小さじ1)だけです。
にんにくのチューブはお好みで増量してもいいですね。
ピーマン炒めの味つけは「ごま油 大さじ1/2」「ポン酢 大さじ1/2」だけ。
出典: ピーマンをたっぷりおいしく食べられるレシピです。
味付けに使う調味料は2種類で、それぞれ大さじ1/2だけ。あっという間にもう1品の野菜料理が出来上がるのは栄養バランスの点からみても嬉しいですね。
坦々スープは「鶏ガラスープ、薄口醤油 各小さじ2」に、牛乳50ccで完成!
出典: 一見すると複雑そうなレシピですが、計量が必要な調味料は牛乳の50ccと鶏ガラスープと薄口醤油の小さじ2だけ。すりごまの大さじ2というのは目安なので、好きな人はもっとたくさん入れてもOKです。
また、計量カップが見当たらない場合は薄口醤油をはかった小さじ10杯=50ccになります。
たれは「めんつゆ 小さじ2」に、「その他調味料 全て各大さじ1」
出典: しっかりと味がしみたなすは、まっ白のホカホカご飯にもぴったりです。焼いたなすをつけておく「たれ」の計量はすべて大さじ1。
おすすめは砂糖→酢→醤油・めんつゆ→すりごまです。その理由は液状の調味料を先にはかってしまうと、後から粉状の調味料がスプーンにくっついてしまってきちんとはかることができません。そのため、粉状を先にはかると洗う手間が省けます。
ほうれん草の味つけは「しょうゆ、鶏ガラスープの素、ごま油 全て各小さじ1」
出典: 使う食材は卵2個、ほうれん草一束などはからなくても使えるものばかり。調味料は小さじ1を3種類と簡単づくしのレシピです。でも、葉物野菜と卵を同時に摂れる栄養バランスもいいのでぜひ作ってほしいレシピです。
和マリネ液は「醤油・みりん・酢 各大さじ3」「鶏ガラスープの素 小さじ2」
出典: きのこはエリンギ、しめじ、えのきなどほとんどのものが1パック100gです。そのため4~5パック用意しましょう。
調味料は鶏がらスープ以外はすべて大さじ3です。(炒め油を除く)きのこは火を通すとかさが減ってしまうので、あっという間に食べ終わってしまいそうですね。
塩胡椒で下味すれば完成! 後は辛子醤油やスイートチリ、ナンプラー/レモン汁…お好みで
出典: 調味料の計量が手間だな、と感じた時は、後から味を付けるレシピを選ぶのもおすすめです。その1つが春巻き。春巻きは塩胡椒の下味だけで、辛子醤油やスイートチリソース、ナンプラーとレモン汁など、好きな味で食べることができますよね。
食材も春巻きの皮2枚に対して、長ねぎ1本にしそ6枚と数えるだけですぐ用意できるのも嬉しいところです。
いかがでしたでしょうか。レシピもよく見てみるとはからなくても目分量でいいもの(炒め油や粉をまぶす、ふりかけるなど)、味付けのためにきちっとはかるものとに分かれます。また、食材も1束や1個という書き方であれば「ちょっと作ってみようかな」と思いませんか?
実は、分量をはからずに作れることは、準備の手間を省いたり、洗い物を少なくすることにも繋がります。ぜひ忙しい時やちょっと疲れた時でも「これなら」というレシピを見つけておいしいごはんを食べてくださいね。
仕事や家事など、やっとやるべきことを終えて、お家での食事時間・・。「疲れきっていて料理を頑張る余力はないけど、自分で料理を作りたい」ということ、ありますよね。
しかし、いざ料理しよう!と重い腰をあげたとき、レシピ本にたくさんの調味料が書いてあったり、1つずつ計量しながら作らないといけない状況に直面したりすると、一気にモチベーションがげんなり・・・。
そこで今回は、そんな時に頼りになるレシピをご紹介。