高菜とは、アブラナ科の葉物野菜。高菜の旬は「冬」です。

高菜と同様に、美味しいごま油炒めでお馴染みの野菜、「カラシナ」の変種にあたります。

日本では古くから栽培されており、なんと平安時代にはすでに栽培が始まっていたといわれています。現在の産地は、九州が代表的です。

美味しい高菜の選び方は、基本的に、そのほかの葉物野菜と同様です。ハリがあり、みずみずしいもの。ダメージの無いものを見極めることが大切です。

高菜は、外側の葉がやや固め。

それに対し、内側の葉はやわらかく、生でも食べられます。カラシナの仲間なので少しピリリとした味わいが特徴となっています。

漬物にしたり、加熱して柔らかくするのが、人気の食べ方です。

ちなみに高菜といっても「青菜だけ」を使って料理するなら、このように、鮮やかな手まり寿司にするのも◎
ご飯がきれいにまとまって、お弁当にぴったりですね。

ちょっと塩気が足りないなと思ったときに、いろいろなお料理にさっとプラスするだけで奥行きのある味わいを作り上げてくれる「高菜漬け」。美味しい高菜炒めを作るときにも、重宝する漬け物です。冷蔵庫に常備しておくといいですね。

本格的につくると、漬物用の容器、漬物石も必要になってきます。手作りされる方は少なく、市販品が一般的です。

ちなみに高菜漬けは、ラーメントッピングにもぴったり。
高菜漬けは基本的に塩と高菜だけで作られているので、和食はもちろん、中華、パスタやピザなどの洋食とも相性がいいです◎

とりわけ、豚骨ラーメンと人気の組み合わせ。ラーメン屋さんでもよく置いていますよね。

辛子高菜（高菜のごま油炒め）、めんたい高菜など・・・高菜の油炒めと言えば、ご飯のお供の定番！

フレッシュな高菜の葉を炒めるというより、すでに出来上がった高菜漬け（高菜の漬け物）を炒めるレシピが多いです。高菜の歯応え＆塩漬けのしょっぱさ、そして、油炒めによって加わるマイルドな旨みがたまりません。

高菜炒めはお酒のおつまみにもぴったり。

漬け物容器ではなく、ジップロック®などのファスナー付き保存袋を活用してつくる高菜漬けです。

高菜と塩を用意したら準備OK。漬物重石がなくても、家にある重いモノで代用できます。高菜少量から、簡単につくれるのが嬉しいですね。

豚小間を粗みじんにして、食べごたえをプラスした高菜チャーハンです。食べざかりの子供たちも大好きなお味ですね。

最後にたっぷりのみょうがをくわえて、さっと炒め合わせ、風味を大切にしました。香り高く、食欲をそそるお味に仕上がっています。

思い立ったらすぐに作れる缶詰のツナを使った高菜チャーハンです。高菜とツナを常備しておけば、いつでも手軽に作れるので、頭の中にいれておくと重宝するレシピです。

旨みの凝縮した干し高菜をごま油でささっと炒めて、ごはんのおともに。お弁当の彩りとしても使えます。

味付けはほぼ高菜漬けのみというシンプルな炒め物です。豆板醤と鷹の爪の輪切りで辛みをアレンジしています。子供が一緒のときは、辛みを少な目にするといいですね。

高菜漬けと白菜漬けの両方を入れた旨みの強い炒め物です。高菜は炒めすぎないように、ラストにくわえています。

豚バラ肉と卵、高菜をごま油で香ばしく炒め合わせ、白いご飯の上にトッピングしています。小さい子供でも食べやすいので、お代わりの声があがりそうですね。

ひき肉をにんにくと高菜で炒め、濃厚なコクを引き出したそぼろ丼です。大きめの器に盛りつけて、たっぷりいただきたくなります。

高菜とねぎ、木綿豆腐を一緒に合わせると、お酒の進むコク深いおつまみが出来上がります。ごはんも食べたくなってしまうお味です。

ちりめんじゃこと大豆に高菜と栄養バランスも良い美味しい常備菜です。このまま、ごはんに混ぜ込んで、混ぜご飯にしてもいいですね。

きのこもねぎもあまり小さくしすぎず、存在感のある大きさにしておくと、見栄えよく仕上がります。

しゃくしゃくとした歯ごたえが嬉しいれんこんは、高菜と合わせると食べやすいお惣菜に早変わりです。時間が経っても水分が出ないので、お弁当にもおすすめです。

いかは表面に格子状に切り込みを入れると、ワンランク上の仕上がりになります。ふわりと香るごま油の美味しさにビールが進みます。

香ばしいお餅を入れて、ボリュームアップした中華炒めは、中高生にも人気のおかずです。カラフルなお野菜をアレンジして、ヘルシー志向にもこたえています。

高菜とオクラ、納豆にバターというちょっと面白い組み合わせのパスタです。コクのある美味しさにリピーターになってしまいますよ。

あさりと高菜を使った王道の和風パスタ。あさりは貝つきのものを使うと、見栄え良く、豪華に仕上がります。

グレープシードオイルを使ってホタルイカのお味をパスタにうまく馴染ませています。糸唐辛子をトッピングするとお洒落さがアップします。

焼きそばにたけのこと高菜、豚肉をアレンジしたボリュームのあるひと品です。麺をしっかりと焼き付けてあげると、香ばしい焼きそばになります。

こちらは熊本県の郷土料理で、高菜をあたたかいご飯に混ぜ込んだひと品。チャーハンのように炒めないので、やわらかな食感のごはんと高菜の味わいを存分に楽しむことができます。

ベーシックな材料だけで作る中華風炊き込みご飯は、おもてなしにも最適。厚手のお鍋で炊き上げて、そのままテーブルにお出ししたら歓声があがりそうです。

ホットサンドメーカーを使って作る、和風ホットサンドです。しらす、チーズ、のり、高菜を合わせて、食パンでサンド。そして、カリッと焼き上げましょう。

ぎゅっと凝縮された美味しさで、お弁当、おやつにもおすすめ＊

材料さえ揃っていればあっという間に出来上がってしまう油揚げを使ったピザです。お手軽なので、覚えておくと便利ですね。

高菜のオムレツをトルティーヤで巻いて、ラップサンドにしています。食べやすい上、目先が変わっているので、子供たちも喜んで食べてくれます。

実はチーズとも相性の良い高菜。たっぷりフィリングを詰めて、焼き上げたら、子供たちの三時のおやつにもぴったり。いくつでも食べられてしまいそうです。