にんにくの芽は、実際は芽ではなく、にんにくが花を付けるため伸ばす、花茎という部分を言います。にんにくの芽は緑黄色野菜に分類され、にんにくと同様に栄養価が高い野菜です。

「アリシン」はにんにくの芽にも含まれていますが、にんにくよりもアリシンの生成量が少ないため、にんにくに比べてにおいもやわらかく、食べやすくなっています。

しかし、炒め物に使う場合は、凍ったまま使用するとフライパンの温度が急激に下がってしまうので、自然解凍してから使うようにしましょう。

にんくの芽を使ったレシピをたっぷりとご紹介します。

肉と相性の良いにんにくの芽。前述した牛肉や鶏肉とも美味しくいただけますが、豚肉ともよく合います。こちら、豚肉、にんにくの芽、ニンジンを、ショウガや豆板醤、オイスターソースなどのタレで炒める「豚肉とニンニクの芽のピリ辛炒め」は、豆板醤の辛みが食欲をそそり、ご飯のおかわりがとまらなくなりそう。

にんにくの芽、牛肉の細切れ、水煮のタケノコ、玉ねぎで作る、ごはんのおかずにピッタリの「牛肉とニンニクの芽炒め」。美味しく作るポイントはあらかじめ、牛肉に下味をつけておくことと、調味料をあらかじめ混ぜておくこと。この点に注意すれば簡単に美味しい炒め物を作ることができます♪

にんにくの芽、鶏のもも肉、ヤングコーンで作る「鶏肉とニンニクの芽の炒めもの」。調理時間は約15分、しかも冷蔵で5日ほど保存も可能なので作り置きレシピとして覚えておくと、忙しい夜やお弁当のおかずに役立ってくれます。

卵、にんにくの芽、ベーコン、白ネギを炒めて作る「卵とニンニクの芽の炒め物」。卵の黄色、にんにくの芽の緑、ベーコンの赤が彩り良く、食欲をそそります。タレに豆板醤を使いますが、辛さは好みで調整しておうち好みの味に仕上げることができます。

にんにくの芽と卵で作る中華炒めは、手早く作れて風味も良く、おつまみにもピッタリ。黄色と緑の彩りも良いのでお弁当のおかずにいれても良いかも。

魚介類とにんにくの芽の炒め物も相性抜群です。ウナギ、にんにくの芽を ウナギ蒲焼きのタレで味付けして炒め、プチトマトを加えた「ウナギとニンニクの芽炒め」は、ごはんのおかずや、おつまみだけでなく、プチトマトとにんにくの芽の彩りも華やかなのでお弁当に入れても◎。

ニンニクの芽とホタテで作る炒め物は、ホタテを汁ごと使うので、旨味たっぷり♪ご飯に良く合うので、食べ過ぎ注意かも。

にんにくの芽、玉ねぎ、ゆでたタコの足をサッと炒め、練りわさびとマヨネーズ、醤油を混ぜたタレをかけていただく炒めあえは、わさびの辛さがアクセントになり、おつまみでいただけば、お酒がより美味しく飲めそう。

にんじん、キクラゲ、にんにくの芽で作るオイスターソースの味付けが美味しい炒め物。ちょっとした付け合わせやおつまみに最適なレシピはお弁当にいれても◎。

じゃがいも、ベーコン、にんにくの芽、さらににんにくも入った「にんにくの芽とほくほくジャガイモの炒めもの」。副菜として活躍してくれるだけでなく、冷蔵で5日ほど保存も可能なので、たっぷり作って、おつまみやお弁当に入れても◎。しかも安い材料で美味しく手早く作れるありがたレシピです。

にんにくの芽とニンジンを、すり黒ゴマ、みそ、ハチミツを合わせたタレで合える「ニンニクの芽のゴマみそ和え」。ニンジンとにんにくの芽を同じサイズや長さにカットすることで見た目もより美しく仕上がります。

サヤインゲンとニンニクの芽をバター、醤油、かつお節などで炒めた簡単レシピ。バターのコクやかつお節の風味が食欲をそそり、冷めてもおいしいので、お弁当に入れるのも良いかも。

シシトウとニンニクの芽、ちりめんじゃこを炒めて、かつお節や醤油で和えた和え物。付け合わせやおつまみだけでなく、朝のごはんのお供にもピッタリ。

ニンニクの芽とツナ缶をオイスターソースのタレで炒めたレシピは、ニンニクの芽以外は、長期保存が可能な缶詰と調味料なので、ツナ缶を常備しておけば、あとはニンニクの芽があれば簡単に美味しい炒め物を作れて便利。

インドネシア・マレーシアの焼き飯として日本でも人気のあるナシゴレン。牛ひき肉、ベーコン、むきエビ、玉ネギ、にんにくの芽が入り、豪華さも◎。さらにプチトマトやきゅうり、目玉焼きと一緒に盛り合わせればエスニックなカフェ飯になり、おもてなしランチにも使えそう。

ニンニクの芽が入ったふんわりとしていながら、パラパラの味わい深いチャーハン。意外と簡単にお店でいただくような、ふんわりパラパラのチャーハンが作れるので、コツを掴めばいつでも美味しいチャーハンを作れて◎。

豚挽き肉、ニンニクの芽、そして春雨をたっぷり使って作る、ボリューム満点だけどあっさり美味しくいただける麻婆春雨。味付けの甜麺醤と豆板醤は好みで量を調節すれば、自分やお家好みの味付けに調整できて◎。