発酵食品のうまみとコクが、お料理に奥行きをプラス
バーニャ・カウダやアヒ―ジョに?それだけじゃない♪
常備しよう。【アンチョビ】
常備しよう。【アンチョビ】
出典:pixabay.com
フィレー(3枚におろし、骨や内臓を取り除いた切り身)の入った缶詰と瓶詰めがあります。
原料は煮干しと同じ〈カタクチイワシ〉。
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どうやって作られるの?
↓↓
塩蔵品は、三枚におろして内臓を取り除いた小魚を塩漬けにして、冷暗所で熟成及び発酵させた
ものである。
オリーブオイルを加え、缶詰や瓶詰にする。主にイタリアやスペイン、モロッコで生産されている。
缶詰には、三枚におろした身肉をそのまま平らに並べたフィレー・タイプのものと、その身肉を
ケッパーの実を芯にして渦巻状に巻いたロール・タイプのものがある。
ペースト状にしてチューブに入れられた製品もある。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
“【アンチョビ】がなくちゃ始まらない”。その1.ブルスケッタ・ピンチョス・・・
そのままorみじん切り。最もお手軽♪前菜やおつまみに!
タルティーヌ(アンチョビガーリックバターで)
*タルティーヌとは、薄くスライスしたパンに好みの具を載せるフランス式オープンサンドのこと。
タルティーヌ?何それ?どうせおしゃれな面倒なやつでしょ?と思ったそこのあなた様!
実はタルティーヌとはパンに好きな具をのっけただけのやつでして、
バターやジャムを塗っただけでもタルティーヌとフランスでは呼ぶんです~。
で、今回のタルティーヌは旬のキノコを生も火を通したものも使ったもの。
シェフさんレシピですが、超簡単です♪
黒オリーブのブルスケッタ
黒オリーブは種無しタイプをチョイスすると、お料理に便利です。
(中略)
オリーブの缶詰が残った時に是非作ってみてください。白ワインにも赤ワインにも合いますョ!
アボカドとアンチョビのせブルスケッタ
コンテチーズとアンチョビのブルスケッタ
*ブルスケッタとは。
ブルスケッタ(伊:Bruschetta)とは、イタリア料理の軽食の一つ。おつまみや
前菜として用いられる。
(中略)
最も簡単なブルスケッタは、オーブンで軽く焼いたパンにニンニクをこすりつけ、
オリーブ・オイルをかけて塩とコショウをふったものである。赤ピーマンやトマト、
豆などの野菜、チーズ、ハーブ、肉などをトッピングすることもできる。
卵サンド
オリーブのピンチョス
刺す順番に特に決まりはないですが、アンチョビは取れやすいので
取れにくいものの間に挟んだ方が良いです。
ピンチョス|カリカリガーリック+ホタテ+アンチョビ
お友達を招いたりするときは
旗のついたものとか
可愛い楊枝で突き刺しても
華やかになって楽しめます♪
ピンチョス|生ハム、モッツアレラ、アンチョビ、プチトマト巻き
調理ポイントは特にありません。
火も使わずただ切って巻いてつまようじで留めるだけ。
材料さえあれば5分もかからず出来ちゃいます。超~簡単です♪
*ピンチョスは、スペインバルでもおなじみですね。
小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことである。名称はかつては食材を
串や楊枝でパンに刺して留めていたことに由来しているが、串や楊枝を用いないものも
ピンチョ(ス)と呼ばれる。
“【アンチョビ】がなくちゃ始まらない”。その2.バーニャ・カウダ/アヒ―ジョ/タプナード
バーニャ・カウダにアヒ―ジョ。
アンチョビのうまみが野菜の甘さを引き出してくれます。レストランでも、お家でも、今や冬の風物詩。
アンチョビのうまみが野菜の甘さを引き出してくれます。レストランでも、お家でも、今や冬の風物詩。
バーニャ・カウダ
バーニャカウダはイタリアのピエモンテ州を代表する冬の野菜料理で、「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」の意味です。(ちなみにピエモンテ州の州都はトリノです。)
寒い季節も美味しく野菜を食べれるように、生クリームたっぷりのホワイトソース仕立てにしました。このソースはバーニャカウダの「素」なので、かなり濃い目の仕上りです。ディップソースで使用する時は牛乳や生クリームでのばすことをオススメします。
◇“レンチン”1分♪時短で仕上げたい時に。
アヒージョオイル
アヒージョ(西: ajillo)は、スペイン語で文字通りには「小さなニンニク」、具体的には「刻んだ
ニンニク」を表わす言葉であり、オリーブオイルとニンニクで煮込む、マドリード以南の代表的な
小皿料理(タパス)の一種である。マドリード以北でも提供しているバル(飲食店、酒場)は多い。
カスエラ(耐熱の陶器)にて熱したオリーブオイルごと供される。
◇基本のアヒージョオイル
◇たこのトリュフ風味アヒージョ
用意するものは、マッシュルームにゆでだこ、にんにく、オリーブオイルにトリュフオイル、アヒ―ジョペースト(orみじん切り)。動画をご参考に。
*食べきれなかったオイルは冷蔵庫に保存し、後日、パスタやリゾットに使うと格別なおいしさ!
バックナンバーをご参考に。
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バックナンバーをご参考に。
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タプナード
発祥の地であるフランス・プロヴァンス地方の人びとは、その昔、オリーブとアンチョビ、にんにくと酢漬けのケーパーをすり鉢ですりつぶして作っていたそう。現代なら、フードプロセッサーを使えば数分で出来上がり♪
南仏タプナードソース 作り方は撹拌するだけ
魚、肉、サラダにと 普段のお料理をバル風な味で楽しめます。
そして、この万能ソース
サンドウッチに挟んでランチに。
朝の焼き魚にも 意外と合うんですよ~♪
密閉瓶で3週間保存可能です
◇アレンジ例その➀:タプナードクリームのパンピンチョス
パンにいろんな具をのせて楽しむバスクスタイルのピンチョス。材料はオリーブとアンチョビと
クリームチーズだけ。シンプルだけどとびきり美味しい、すぐできの1品。
◇アレンジ例その②:かじきのタプナードパン粉焼き
*ポイントは。
かじきの下味はアンチョビ、ケッパー、黒オリ一ブのタップナードのみ。
なければ塩コショウで。
ソースは市販のフレンチドレッシングとあればケッパーを温めたものを使用します。
*原料によって、緑/黒のタプナードがあります。
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“【アンチョビ】がなくちゃ始まらない”。その3.ニース風サラダ(Salade nicoise )
一般的にはツナ缶でOKですが、こちらのレシピでは、缶詰嫌いの夫君のために、ステーキ用のマグロを炒めてからオイル漬けにしたそうです。手間はかかっても、ヴォリューミーなツナが魅力的!
卵や茹でた野菜を"冷ます"時間も考慮に入れて作りましょう。
卵を半熟に茹で、じゃがいもをゆで、インゲンを茹でて冷ましておきます。
簡単に見えるけど、このサラダは「冷ます」時間がいるので結構作るのに
手間も時間もかかるのよね。
“【アンチョビ】がなくちゃ始まらない”。その4.うまみとコクがトマト系~オイル系パスタをさらにおいしく
プッタネスカ
*プッタネスカとは。
「プッタネスカ」は娼婦風という意味のパスタ。客引きに利用するほど美味しい、または買い物に
行く時間の無い忙しい娼婦が、家にある保存食で作ったから、とも言われています。塩気と酸味の
効いたソースには、少し太めの1.7mmか1.9mmのスパゲッティ、又は、ペンネのような
歯ごたえのあるショートパスタがおすすめです。なすやアスパラガスなどお野菜をプラスしても
美味しく頂けます。
春キャベツとアンチョビのパスタ
新キャベツならではのしっとり柔らかな歯ごたえを愉しみたい!
ドライトマトとキャベツのアンチョビパスタ
キャベツとアンチョビのパスタにドライトマトが加わると、さらに味に深みが♪
ドライトマトはとっても優秀食材!トマトの旨みや甘みがギュギュっと凝縮されていて
美味しいんですよね。
(中略)
弱火でじっくりにんにくとドライトマト、アンチョビを炒めてうまうまのオイルソースに
ニンニクとアンチョビのパスタ
どんなお酒のあてにもぴったりな、男性も大好きなひと皿です。
“【アンチョビ】がなくちゃ始まらない”。その5.(ヤンソンさんの誘惑〉
スウェーデンのクリスマスメニューの1つですが、日本の冬の食卓でもおなじみになりました。
オーブンから、じゃがいも、玉ねぎ、アンチョビが醸す甘い香りが漂ってきたら出来上がり!
オーブンから、じゃがいも、玉ねぎ、アンチョビが醸す甘い香りが漂ってきたら出来上がり!
北欧で使われるアンチョビは日本で販売されている南欧系のアンチョビとは異なるそうですが、
後者を使ってもおいしいのはご存じのとおりです♪
後者を使ってもおいしいのはご存じのとおりです♪
アクアパッツァ・・・スープも格別な味わい
残りのスープでリゾットやパスタを作れば2度おいしい。
アラカブ(カサゴ)のアクアパッツァ
鯵(アジ)のアクアパッツァ
スープも飲み干す、丸ごと鯵を味わうAQUAPAZZAにしました。
あさりは勿論のこと、香味野菜のセロリや長ネギやにんにく、そして白ワインビネガーで
スープの旨みが増します。ビネガーの力で、煮崩れ防止や鯵の身をふっくらに(^_-)-☆
ピッツァ
アンチョビが隠し味のピッツァは、トマトやオリーブを載せた『アチューガ』や、ジャガイモとハラペーニョを使う『パターテ』などのメニューが知られますが、今回は市販の生地を使う簡単メニューをご紹介。
新玉ねぎとアンチョビの春ピザ
生地は断然、クリスピーな薄いものがおすすめです!
新玉ねぎを最初に耐熱皿でじっくり煮焼きする旨味と甘みが引き出されますので
是非ひと手間お願いしまーす♪
にんにくとコラボ♪イタリアンな野菜料理に!
ニンニクとアンチョビは、特にジャガイモ、キャベツ、タマネギと最高の相性を発揮してくれます!
サトイモでは“煮っ転がし”以外のおいしさを味わいませんか。
サトイモでは“煮っ転がし”以外のおいしさを味わいませんか。
ジャガイモのアンチョビ炒め
もう一品、おつまみが欲しいという時、時短で作ることができます。アンチョビを常備していると、パスタ、ブロッコリー炒め等いろいろ使えます!ワインにもあいます!
(中略)
レンジにかける時間は、機種により異なるので、串が通ればOK!
ズッキーニのアンチョビ炒め
ビタミンたっぷり野菜のオイル煮
ブロッコリーのアンチョビ炒め
里芋のアンチョビ炒め
チコリのサラダ
・・・・・ 保存方法&出来れば作ってみない? ・・・・
*余っても、保存できます。そのポイントは?
*穫れたてのカタクチイワシが手に入ったら、こしらえてみてはいかが。
日本を代表する発酵フードのオーソリティ・小泉武夫先生による『手づくりアンチョビのレシピ』です。
日本を代表する発酵フードのオーソリティ・小泉武夫先生による『手づくりアンチョビのレシピ』です。
おしまいに
アンチョビは元来、保存食。「バーニャ・カウダ作るから‼」と必要に迫られて買いに走るのではなく、キッチンに常備しておくと便利ですよ♪
注意点としては、塩蔵品だけに、塩味はアンチョビだけで十分、というお料理が少なくないこと。レシピに記載の分量を守り、こまめに味見して、塩分の摂り過ぎには気をつけてくださいね。
お料理にコクとうまみの奥行きを与えてくれる“アンチョビ・マジック”をもっと愉しんで☆
注意点としては、塩蔵品だけに、塩味はアンチョビだけで十分、というお料理が少なくないこと。レシピに記載の分量を守り、こまめに味見して、塩分の摂り過ぎには気をつけてくださいね。
お料理にコクとうまみの奥行きを与えてくれる“アンチョビ・マジック”をもっと愉しんで☆
アンチョビが主役になるレシピも。バックナンバーもご参照ください!
少量の使用に便利なチューブ入り。
イタリア・フォルメック社製『アンチョビペースト』。