八角は独特な強い香りを持ち、肉の臭みなどを消す働きがあることから、豚の角煮や北京ダック、魯肉飯（ルーローハン）、鶏肉料理などによく使われます。また、コンポートや杏仁豆腐などデザートにも。八角を使うことで、一気に本格的な味わいに！くせがあるので、控えめに使いましょう。

薬膳では、体を温めてめぐりをよくするといわれている八角。健康にも役立ちそうですね。元気をつけたいときなどに取り入れてみてはいかがでしょう。

豚肉料理によく合う八角は、スペアリブにも！しょうゆとはちみつの甘辛いタレに八角を入れ、お肉を漬け込みます。あとは焼くだけなので簡単！手軽に中華パーティーなどいかが？

八角や胡麻、鶏ガラスープなどを使った、中華風味のカレー。鶏肉に胡麻入りの衣をつけて、軽く揚げ焼きしてから煮込んでいます。胡麻の風味は、意外にもカレーによくマッチするそうです。

具材は、豚バラ肉、大根、ニンニクととてもシンプル。八角を入れることで、とても風味のある本格的な中華スープになります。中華のテーブルにぜひ登場させたい一品です。

八角、花椒といったスパイスや紹興酒など中華食材をふんだんに使った中華ピクルス。このレシピでは、八角はまるごとではなく、手で折った2片を使っていますが、そこはお好みで量を加減してください。

あっという間に仕込み完了の八角入り万能タレ。2週間ほどで、昆布やニンニクのうまみと八角の風味がきいた、本場の味のタレになります。

こちらは、上で紹介した八角入り万能タレを使った、台湾家庭料理の定番・魯肉飯。作り置きができる肉そぼろなので、忙しいときやお弁当などに便利です。

八角やクローブを使ったホットサングリア。夏でもクーラーで冷えやすい体にうれしい飲み物です。沸騰する直前で火を止めるようにしましょう。

八角は、コンポートなどデザート作りにも活躍します。クローブなどオリエンタル風味のスパイスも合わせて、お店のような味に仕上げましょう。

甘く爽やかな香りのシナモンは、お菓子やパン、ドリンクなどに多く使われますが、サラダ、トースト、オートミール、ヨーグルトなど朝食向けのさっぱりしたメニューにもぴったり。また、そのほかに肉料理などにも使用されます。

シナモンは、体を温めるといわれ、冬はもちろん、冷房で冷えやすい夏にもおすすめのスパイス。ただし、過剰摂取せず、1日に小さじ1/4から、多くても小さじ1杯半までにとどめるようにしましょう。

シナモンをトーストにふるのは、ポピュラーな楽しみ方。とくにシナモンとバナナの相性は抜群です。焼くことで、バナナの甘みもいっそう強くなります。

朝食にぴったりのオートミールにも、シナモンの風味はいいですね。フルーツをたっぷり入れて、みずみずしく。一日をヘルシーにスタートさせましょう。

かぼちゃにオリーブオイルやシナモン、塩をまぶして、オーブンで焼きます。じっくりと焼き上げることで、お芋のようにねっとりとした、濃厚な甘みが引き出されます。おやつにも、おかずにも、そしておつまみにも！

りんごとシナモンを使った、豚ヒレ肉の煮込み料理。フルーティで甘い香りが立つ上品な味わい。シナモンスティックを使っています。おもてなしのメイン料理にもなります。

スペアリブに、シナモンパウダーをたっぷりまぶして焼き上げる、ちょっと新しい味のメインディッシュ。たまにはこんな楽しい味つけもいいですね。意外と眠ってしまいがちなシナモンパウダーを使って試してみませんか？

鶏手羽先を鶏ガラスープや、しょうゆ、オイスターソース、シナモンパウダーなどを加えて煮込んだ肉料理。こっくりとした風味豊かな仕上がりです。一度、シナモン煮にもトライしてみませんか？

野菜から出る水分だけで調理した、タジン鍋使用の鶏とほうれん草のソテー。うまみを閉じ込めて、素材本来の味が楽しめる一品です。シナモンとクミンの香りが、エスニックで素敵♪

ちょっとくせのあるスパイスは、うまく使うと味が格段によくなります。そんなスパイスをうまく味方につけて、料理の腕を上げてみませんか？新しい味に出会うのは、楽しいものです♪