欧米では、スイーツに料理に大活躍。【ルバーブ】
多年草です。

気になる栄養面と効能は?
野菜の中でもカリウム、カルシウム、食物繊維を含んでいます。
なかでも野菜の種類でありながら、ペクチンというりんごやいちご、柑橘類に多く含まれる食物繊維を多く含んでいることが特徴といえます。
ペクチンはヌルヌルとした粘性が凝固される性質により、ペクチンの多い果物はジャムに加工されたり、食品に粘性や粘着性を加える食品添加物として利用されています。またペクチンのコレステロール値や血糖値の低下、便秘・下痢の解消効果などの健康効果も期待されています。
(中略)
またアントシアニンといわれる赤色の色素成分には抗酸化作用があるため、紫外線や日常のストレスから増えてしまう活性酸素を除去し、血管や皮膚が障害されることを防いでくれますので、動脈硬化予防や肌荒れ予防などにも効果があると言われています。
野趣あふれる姿。日本での旬は、夏を除く初夏と初秋の2回!

現在、世界中で100種類にのぼる品種があり、大きなものでは高さ2メートルにもなるそう!
食用にするのは、茎のように見える“葉柄”(ようへい)部分

シュウ酸を多く含むため、生でかじると、梅干し並み(それ以上かな?)の強烈な酸味が…!基本は“煮る調理”です。
ルバーブを食べる際に注意したいこと
食物繊維が豊富で整腸作用が期待できるルバーブですが、腸がデリケートな方は食べ過ぎには注意が必要です。初めて食べられる時には、少量からスタートして様子を見てみてくださいね。また、生で食べると中毒症状が出るケースがあるので、茎の部分だけを加熱して食べるのが鉄則です。

また、体調が不安定な妊娠中はもちろん、授乳中は赤ちゃんがお腹を壊してしまうケースがあるので、食べるのを控える様にしましょう。
信州・軽井沢や野尻湖では、古くからおなじみの食材でした
明治期から栽培が続けられています。

冷涼な気候を好むルバーブは、日本では信州や北海道などが主な産地でしたが、最近では、品種改良もあり、全国各地で栽培されるようになりました。(筆者撮影)。
味の見当がつかないので買ったことはない、という方も多いのでは?

私たち日本人には“赤”いジャムの方がイメージがわきやすいようです。
ルバーブが手に入ったら作りたいジャムレシピ
驚くほど簡単◎基本のジャムの作り方
グラニュー糖など、お好みで)を加え,アクを取りながら煮ていきます。動画をご参考に。
緑色ルバーブジャム
赤色と緑色のルバーブジャム
赤色ルバーブジャム
たくさん作ったら冷凍保存
ルバーブ“+α” のジャムも作ってみよう☆
+ジンジャー
北欧で手軽に手に入る初夏を伝えるルバーブでHerméを目標に作ってみました♪
+いちご
+カルヴァドス
+はちみつ
+赤ワイン
ジャム:“乳製品”と相性◎
ルバーブのフローズンヨーグルト
ルバーブとキウイのアイスクリーム
“酸味”はケーキやタルトにアクセントを添える
ヨーグルトケーキ
ベイクドチーズケーキと焼きプリンの
間のような仕上がりになります☆
ルバーブとピスタチオのチーズケーキ
ジャムの層は
クッキー型の高さ1/3くらいまでにすると
見た目も味も
ちょうどいいと思います♪
ルバーブのクランブル
さくさく香ばしいクランブルにルバーブの酸味が溶け合うイギリスの伝統スイーツの作り方。
〈グルテンフリー、ヴィーガン派向け〉ルバーブプディングケーキ
ルバーブのマフィン
グリーンルバーブのファッジブラウニー
爽やかさを呼ぶ夏のルバーブジュース
ルバーブサフト
濃縮シロップなので甘いです。
飲むときは水や炭酸水で5倍くらいに薄めます。
ルバーブとレモンを取り除いて冷蔵庫で1週間くらい保存できます。
ルバーブウォッカ
ルバーブソーダ水
お肉のソースづくりに、下味付けに、活用レシピ
撹拌する〈ピュレ〉なら、ジャムより手間いらず
ルバーブジャムのスペアリブ
煮つめる作業をはぶいて、超簡単に!ピューレにしました!^^
これ、大好きです~~~♪♪
ジャムと同じ使い方でも全然OKなので、火力の削減になりますね。^^
なんといってもすぐにできるのがうれしぃ~~。
一緒に
〈チャツネ〉にすれば、カレーにもおつまみにも
これはインドカレーだけにとどまらないです。
肉料理にも合うし、チーズをのせたクラッカーにも合う。
カナッペ用にお持たせで持って行こうと決めました。
ルバーブの酸味、たまりません。
味が気に入ったなら…自家製ルバーブを栽培してみませんか?

ルバーブを食べてみて気に入った方は、せっかくならお家でルバーブを栽培されてみてはいかがでしょうか。
ルバーブの苗の選び方
株分け・植え替え時期について
水のあげ過ぎに要注意

実は根腐れしやすいルバーブ。毎日お水をあげるのではなく、土が乾いたタイミングでたっぷりあげる様にしましょう。雨が続いた時には、水やりをする必要はありません。
収穫について

ルバーブは、株を大きくするために出来れば1年、少なくとも半年は収穫をしなければなりません。また、4月頃に出てくる花茎は、根株から栄養を奪ってしまうので摘み取らなければなりません。もしも花から種を取りたい場合には、種を取る様の株を決める様にしましょう。
赤くきれいなルバーブを保つために大切なこと

真っ赤なルバーブを目指すなら、酸性の強い土壌で育てる必要があります。日本では酸性が強い土壌は少ないので、ピートモスを加えて酸性土壌を作ってあげてくださいね。
ルバーブと相性の悪い野菜もある
おしまいに

甘酸っぱくて夏の香り♡
夏の果物が続々とお店に並ぶと
何を作ろうかワクワク♪

軽井沢にセカンドハウスをお持ちのlindyisoさんのインスタグラムから。
和名は【食用大黄】。生薬として便秘薬の成分にも使われています。北米では果物として扱われているとか。