たけのこを味わいつくそう♪
美味しいたけのこの選び方
たけのこのあく抜きのゆで方/あく取りの方法
下処理不要 !水煮も便利♪
忙しくてどうしてもたけのこを下処理から調理できないという方は、市販の水煮を利用するのも良いかも。しかし、そのまま使うのではなく、カットの仕方を工夫したり、サッと茹でたりするだけで、いつもの水煮がグンと美味しくなります。
たけのこの部位や切り方
姫皮
姫皮は、たけのこの内側の薄くやわらかい皮の部分を言います。たけのこの外皮の茶色の薄毛のついた皮から剝くと、徐々に黄色、白と皮の色が薄くなっていきます。
この内側の芯に近い白くてやわらかい皮が姫皮です。姫皮は手で一枚ずつはがして、まな板に数枚ずつ並べたら、根元のほうから包丁で刻んで、汁物に入れたり、和え物にしたりします。
穂先
先端に近い、やわらかい穂先はたけのこの中でももっとも美味しい部分と言われています。穂先は、繊維に沿って真ん中から縦に2等分してから、薄切り(2等分した切り口を下にし、端から2mm幅程度にカット)やくし形切り(放射状に縦に8等分)にします。穂先は煮物、和え物、炊き込みご飯など色々美味しくいただけます。
中央
穂先と根元の間の中央部は、ほどよいかたさで食感も◎。短冊切りや乱切り、イチョウ切りなどにして、煮物や炊き込みご飯、焼き物、天ぷら、和え物など、色々なレシピに使えます。
根元
繊維が密でかたさはありますが、たけのこらしい味を堪能できる根元の部分。煮物などで使う場合は、繊維断ち切るようにして、一定の厚さで輪切りに。炒め物や炊き込みご飯などで食感を楽しみたい場合は、薄切りやせん切り、さいの目切りなどにカットすると◎。
伸び過ぎたり、日光にあたり過ぎたものはアクが強くなり、食べ過ぎると吹き出物が出来てしまうこともあります。なので、伸び過ぎていない太くて短いものを選びましょう。
また日光に当たりすぎると皮の色が濃くなるので、皮の色が薄くうぶ毛が揃っていて皮が乾いていなくて重いもの、切り口がみずみずしいたけのこを選ぶと良いでしょう。