牡蠣がおいしい季節がやってきました。旬の味覚をいろんな料理で満喫しましょう。今回は、広島や宮城などの主な牡蠣の産地や下処理方法をはじめ、すくできる牡蠣の簡単レシピの他、炊き込みご飯・しぐれ煮などの和風から、韓国・台湾などのアジア風、グラタン・シチュウなどの洋風まで、牡蠣のさまさまな人気レシピをご紹介します。バリエーション豊富なメニューで、旬の牡蠣を存分に味わってください。2018年11月22日作成
うまみエキスたっぷりで、お値段も手頃な旬の牡蠣。せっかくですから、いろんな調理法、いろいろなスタイルの料理で楽しみたいですね。“海のミルク”といわれる牡蠣は、栄養も豊富で、寒い季節を元気に乗り切るパワーになってくれそうですよ♪
広島は、2018年現在、全国生産量の半数以上を占める国内最大の牡蠣の産地です。その養殖の歴史は、400年にも及ぶとか。大きな川が注ぐ瀬戸内海は、栄養豊富で大きな牡蠣が育つそうです。種類はマガキで、濃厚でジューシーな味わいが特徴。
広島に次ぐ牡蠣(マガキ)の産地、宮城。松島・石巻・気仙沼が有名です。宮城では、牡蠣が思う存分食べられる“牡蠣小屋”が盛んで、殻付き牡蠣を鉄板や網で豪快に焼いて楽しみます。三陸は外洋に向かっているので海水がきれいで生食用の牡蠣にも向いているとか。
海水程度の塩水でふり洗いするシンプルな方法もありますが、おすすめは片栗粉をまぶして軽くもみ、冷水でふり洗いする方法。黒い汚れがたくさん出ます。このほか、大根おろしで洗う方法もありますよ。
まずは、軍手と先のとがっていないテーブルナイフを用意。牡蠣の平らな面を上にして持ち、ちょうつがいを手前に。先の広がっている部分の合わせ目にナイフを入れ、小刻みに動かしながら貝柱を切ると、上の貝殻がはずれます。同じように下の貝殻にくっついている貝柱を切り、上でご紹介したように洗ってから調理しましょう。
新鮮な牡蠣のおいしさをそのまま味わうには、あまり手をかけずに簡単に調理するのもおすすめ。こちらは、牡蠣をバターで炒めてポン酢で味つけする手軽な料理。濃厚なコクとポン酢の酸味が絶妙なバランスです。牡蠣に片栗粉をまぶしているので、ぷりぷり♪
牡蠣を大葉やしょうがなどとともに、ごま油としょうゆに漬け込んだ簡単料理。前菜・おつまみ・おかず、どんなシーンにも合う風味豊かな一品です。
牡蠣に粉をまぶし、ニンニクとともにオリーブオイルで焼くだけの超簡単レシピ。牡蠣のうまみ・甘みがたまりません!あっという間にできるのに、リッチなご馳走です。
牡蠣をニンニクなどとともに炒め、おしゃれなオイル漬けに。ハーブの香りやピンクペッパーが、牡蠣のコクに爽やかさを添えます。ワインなどのおともにも。
電子レンジを使った、超時短の牡蠣レシピ。時間がないときはもちろん、コンロがふさがっているときなどにも便利な料理です。
牡蠣にお酒を加えて火を通します。その煮汁を加えて生姜ご飯を炊き上げ、牡蠣をのせて10分ほど蒸らします。蒸らすことで、牡蠣もふっくら。牡蠣のジューシーさがしみ込んだご飯もあとを引きます。
大粒の牡蠣で試したいしぐれ煮。噛みしめると、じゅわっと牡蠣のエキスが感じられます。大根おろしを加えているので、サッパリした後味。あつあつご飯にのっけたり、お酒のあてにも。
牡蠣に生姜たっぷりのたれをからめ、ゆったりとアルミホイルで包んでオーブンで焼きます。うまみを一切逃さず閉じ込めた、贅沢な味わい方です。包みを開けたときの香りの良さもたまりません。
牡蠣をとろろ昆布で巻き、お酒を加えてレンジ蒸しにします。昆布と牡蠣のふたつのうまみがからみあって、格別な味わいの牡蠣料理に。おいしさがずっと口の中に残る絶品です。
おろした蕪を卵白と混ぜ、牡蠣、鶏肉とともに蒸します。仕上げに銀餡をかけてもう一度火にかけ、できあがり。おなかに優しく、体をいたわってくれる思いやり料理です。
牡蠣の土手鍋は、本来は鍋に味噌を塗りつけて、溶かしながら具を煮込んでいく鍋物ですが、こちらは味噌ベースの手軽に作れる土手鍋風。牡蠣は、片栗粉をつけて入れることでぷりっとした仕上がりになります。
牡蠣に小麦粉と卵をまぶして焼く牡蠣のジョン。牡蠣の濃厚さに、卵のまろやかさがバランスよくなじみます。このほか、チヂミやスンドゥブなど韓国料理のメニューをそろえるのもいいですね。
海老のチリソースならぬ、牡蠣のチリソース。豆板醤の辛さと卵の優しさがベストマッチ。栄養たっぷりで色味も明るく、元気をもらえるメインおかずです。
トムヤムペーストと煮干しだしを使ったタイ風の炒め煮。すっぱ辛くて味わい深い、極上のエスニック料理になります。海鮮トムヤム鍋にすることもできます。
台湾の名物、牡蠣のオムレツをおうちで作ってみませんか?牡蠣が入ると、定番の卵料理も贅沢なご馳走になりますね。
香港では蒸気鍋が大人気で、専門のレストランもたくさんあるようです。蒸された具材を食べたあとは、蒸し汁を使ってお粥にするのも楽しみ。牡蠣・海老・カニなどの魚介や肉のエキスが溶けた汁をご飯が吸って、なんともいえないおいしさです。
寒い日には、うまみ濃厚な牡蠣のグラタンのおいしさが身にしみますね。ふうふうしながら、おなかいっぱいいただきましょう。手順は意外と簡単です。
材料がシンプルなのに、とても贅沢な印象に仕上がる牡蠣のトマトピラフ。このレシピではトマトジュースを使っていますが、トマトの水煮でもいいかも。味も本格的です。スキレットやホーロー鍋で調理して、そのままテーブルに出すのもいいですね。
ぷりっとした食感でじゅわっとエキスが広がる牡蠣と、ホクホクの旬の味・里芋のコンビネーション。まろやかでクリーミーなカレーシチューは、とても優しい味でぬくもりがあり、冷え込む夜の晩ご飯におすすめです。
フランス・ブルゴーニュのエスカルゴ料理を、牡蠣で。牡蠣にパン粉をふってエスカルゴバターをのせ、オーブンで焼きます。チリペッパーやタバスコをかけて召し上がれ。
爽やかなレモン風味の牡蠣のマリネ。バジルやトマトを使った、おしゃれなイタリア風です。色もきれいで、テーブルが引き立ちますね。ワインにもぴったり。
お酒が進む、素敵なバル風のフィンガーフード。ベーコンに焼き色をつけ、白ワインとしょうゆで味をなじませてからアヒージョにするのがポイントです。具材のうまみがパンにしみ込み、感動的なおいしさ。
寒い冬は、ふっくらジューシーな牡蠣で、スタミナアップ。牡蠣料理のレパートリーを増やして、おいしい冬を楽しみましょう♪
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うまみエキスたっぷりで、お値段も手頃な旬の牡蠣。せっかくですから、いろんな調理法、いろいろなスタイルの料理で楽しみたいですね。“海のミルク”といわれる牡蠣は、栄養も豊富で、寒い季節を元気に乗り切るパワーになってくれそうですよ♪