あんこを作る「小豆（あずき）」にはどんな栄養が詰まっているの？
小豆には、ビタミンB1やビタミンB2などのビタミンB群、亜鉛や鉄、マグネシウム、サポニン、カリウムなどのミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていることで注目されています。タンパク質が多く、脂質が少ないところも健康や美容を気遣う人におすすめの理由なんですよ。
小豆に含まれている食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素は、美肌作りもサポートしてくれるのだそう。さらに、ポリフェノールも豊富なことが、あずきが女性に嬉しい食材と呼ばれる由縁です。
手作りあんこのメリット♪
小豆をコトコト煮ればいつの間にか気持ちもほっこり♪手作りなら甘さの調節もできるので、自分好みのあんこ菓子を作ることができますよ。コツをつかめば意外と簡単！つぶあんとこしあんも作り分けられますので、気分に合わせてテイストも工夫してみましょう。
基本のあんこの作り方～まずは小豆を煮てみよう～
あんこ＆あんペースト
あんこは、小豆を水で煮てから砂糖と塩で味付けをするだけでできちゃいます。砂糖と塩の割合は慣れてきたらお好みで調節してみましょう。こちらには、つぶあんの作り方と、さらにアレンジを加えたあんペーストのレシピがのっています♪
手作りのこしあん
こちらは、こしあんが好きな人におすすめのレシピ。小豆を煮たらまずこしてから、水にさらし、甘味を加えて煮ていきます。きび砂糖を使っているところも体に優しいポイント♪小豆に入れるお砂糖の種類も工夫してみると、さらに自分好みのあんこに仕上げることができますよ。
甘くないゆであずき
あんこを使ったスイーツレシピでは、無糖のゆであずきを使うものもあります。ゆであずきは缶詰などで売られていますので、それを買う方法もありますが、手作りしたい時には、砂糖を使わずに小豆を茹でる方法を参考にしてみましょう。
小豆の存在感がばっちり♪『ぜんざい』のレシピ
白玉ぜんざい（温冷）のレシピ
寒い冬に嬉しいぜんざいですが、季節を問わず楽しめるスイーツでもあるんですよ。こちらは夏には冷やして食べられるレシピ。季節を問わず人気の白玉と一緒に頂きましょう！
バターお麩のせ♪ぜんざい
こちらはバター風味のお麩がのったぜんざいです。カリカリに焼いたお麩は、お餅とはまた違った趣があります。バターとあんこの相性もおすすめ♪
カボチャぜんざい
カボチャとあんこは相性ぴったり♪ぜんざいにもカボチャを合わせてみましょう。カボチャの栄養が摂れるのも嬉しいメリットに！
あずきミルクぜんざい
あんこだけのぜんざいだと味わいが濃くなりすぎる、というような時には、ミルクを加える方法もおすすめです。こちらはゆであずきに牛乳を加えたレシピ。まろやかな優しい風味を味わってみてくださいね。
きな粉白玉のクリームぜんざい
ぜんざいには汁がないタイプも！こちらはアイスも加わったひんやりぜんざいです。ほんのり色付いた白玉には、きなこが入っているんですよ♪きなことあんこの相性をまた一味違うスタイルで味わえるスイーツです。
定番に挑戦♪“あんこ”の和菓子レシピ
極上あんたっぷり 黒糖まんじゅう
すべすべの皮と丸い形が愛らしいおまんじゅうのレシピです。中にはこしあんを入れ、生地には黒糖が混じっています。蒸したてのおまんじゅうを食べることができるのも手作りの魅力♪
笹団子
こちらは新潟の郷土菓子で知られる笹団子のレシピです。できたてはとても柔らかいのだそう♪中のあんこにはつぶあんを使用しています。ヨモギの香りを存分に楽しんでみてくださいね。
おはぎ
手作りのおはぎは作るのもとっても楽しい。食べやすいサイズに調節するのも良いでしょう。こちらのレシピは、お米に切り餅を入れて炊くので、もち米を買わなくてもOK♪お正月の切り餅を活用してみるのも良いですね。
小豆はケーキにもぴったり！“あんこ”入りのケーキレシピ
小倉ケーキ
まずはシンプルに生地に混ぜ込むレシピから。こちらはゆであずき缶を使った、あんこがメインのケーキです。卵の白身だけを使っているところもポイント。卵の黄身を使うお菓子作りの付属スイーツとしても参考にしてみてください。
あずきクリームのロールケーキ
こちらはクリームにあんこを混ぜたロールケーキのレシピ♪あんこクリームは、泡立てた生クリームにあんこを混ぜるだけなので簡単にできちゃいます。甘いあんこなら砂糖を入れる必要もなし！ほかのスイーツにも生かせそうですね。
麩とあんこのカップケーキ
こちらはちょっぴり変わり種、小麦粉ではなくお麩を使ったケーキのレシピです。材料は、お麩とあんこのほかに、ベーキングパウダー、卵、ココナッツオイルだけというお手軽レシピなのも魅力♪ココナッツオイルはほかのオイルでも代用できますよ。
あんこのベークドチーズケーキ
「チーズケーキ×あんこ」という和と洋の良さが上手にミックスされたケーキ。お店ではなかなか出会えない味わいかもしれません♪生クリームの代わりにヨーグルトを使っているところも体に優しいポイントです。
餡入り抹茶の生チョコケーキ
和の組み合わせを洋風に食べるというケーキのレシピも。こちらはあんこと抹茶のコンビにチョコレートをプラスして洋風に仕上げた生チョコケーキです。市販のビスケットを使い、オーブンで焼く必要がないので気軽にトライしてみてください♪
“あんこ”をもっと洋菓子で楽しむ色々スイーツレシピ
小豆きな粉クッキー
あんこはクッキーにも混ぜ込むこともできます。こちらはゆであずき缶を生地に混ぜますが、あんこ自体は無糖なところもヘルシーポイント。甘さが気になる時には砂糖の量を調節してみるのも良いでしょう。
ひとくちあんこアイス
こちらは、あんこと牛乳で作るさっぱりアイスのレシピです♪材料もこの2つのみ！製氷皿で作る一口サイズなので、ちょっとだけ食べたい冬のひとときなどにもおすすめです。
あんこくるみんパイ
あんこをサクサクのパイで頂くのも美味しい食べ方の一つ。こちらはクルミが入っていてクルミの栄養も摂ることができます。あんことナッツの意外な相性の良さも堪能して♪冷凍パイシートを使うので材料の準備も簡単ですよ。
いかがでしたか？
甘さの調節できる手作りあんこお菓子なら、健康や美容に気を遣いたい時にも安心して食べられて、楽しさもアップ！市販のあんこも選び方や作り方を工夫すれば自分好みに使いこなすことができますので、やりやすい方法からあんこスイーツレシピに挑戦してみてくださいね♪
あんこは、パンやクラッカー、お餅などにのせるだけでたちまち和スイーツに変身させることができちゃう日本が誇る夢の食材。そのあんこの原料になる、小豆の風味や食感は、ほっとさせてくれるような優しい甘さがあり、お疲れの脳や身体を癒してくれることも。手作りあんこをマスターしたら、自分の好きなスイーツに組み合わせてみるのもおすすめです♪