手土産を渡す時は挨拶を済ませてから外袋を外して渡しましょう。相手が忙しい時は、「紙袋のままで失礼します」と一言添えるとスマートです。手土産を気持ちよく受け取ってもらえるようにマナーを心がけておきましょう。

明治17年に上野にて創業にした空也（くうや）。戦災のため昭和24年に銀座に移り、現在は4代目となる和菓子の老舗店です。

上質な小豆と砂糖で作られた自家製あんこたっぷりの最中には、保存料・添加物が一切含まれていません。箱を開けた瞬間から、品のある佇まいに思わず見惚れてしまいそうです。

全国菓子大博覧会にて大賞受賞を成し遂げた、いなほ製菓のぜんざい最中。

袋を開けると、見た目にはとてもシンプルな最中です。

九州・博多にて創業九十余となる和菓子の老舗店鈴懸（すずかけ）は、東京新宿伊勢丹にて可愛らしい形で人気の「鈴乃最中」を販売しています。

大塚・巣鴨にある縁起の良いヒョウタンの形をした元祖千成もなかは、昔ながらの手作りの味を楽しめます。

大正元年に創業された新正堂は、忠臣蔵の浅野内匠頭が江戸城・松の廊下での刃傷事件のお咎めを受けて“切腹”をした田村右京太夫屋敷跡にあるため、忠臣蔵にちなんだ「切腹最中」というインパクトの強い最中を販売しています。

明治6年に創業された中里では、珍しい揚最中で多くの人を虜にしています。

昭和23年創業の和菓子屋、文銭堂本舗の文銭最中は、毎朝、新橋の工場で職人により作られています。

団子が名物の言問団子で、もう一つの人気商品「言問最中」。鳥の形をしたかわいらしい最中で、中身はあずきと白餡の2種類。イートインの場合は、注文後に餡をつめてくれるので、パリっとした最中の食感も楽しめます。

「言問最中」は完全予約制なので、手土産に用意したい場合は事前に連絡するのをお忘れなく。

お店によってこんなにも様々な最中があるので、美味しい最中を食べ比べてみたくなりますね。是非、大切な方への手土産に選んでみてはいかがでしょうか？