シンプルだけじゃ物足りない!?
シンプルなお部屋は、さっぱりとした印象で清々しいもの。その洗練されたおしゃれな雰囲気に、あこがれる方も少なくないのでは?しかし一方で、シンプルなお部屋にしてみたものの「なんだか居心地がいまいち」「何かが物足りない」そう思っている方もいらっしゃるようです。
そんなときは、お部屋に自分らしさをプラスするのがおすすめ。「シンプル」と「自分らしさ」を両立させることで、より満足度の高いお部屋にすることができますよ♪
そんなときは、お部屋に自分らしさをプラスするのがおすすめ。「シンプル」と「自分らしさ」を両立させることで、より満足度の高いお部屋にすることができますよ♪
シンプルなお部屋の基本をおさえる
シンプルなお部屋とは、情報が少ないお部屋のこと。もしくは、情報が整理されているお部屋のことです。お部屋における情報とは、もの・色・材質など、目に入るすべてのもののこと。それはカーテンであったり、家具や家電であったりします。
それらの情報を取捨選択して、必要なものだけを手元に残す。それが「シンプルなお部屋の基本」になります。この基本をおさえたうえで、そこに自分らしさを加えていきましょう。
それらの情報を取捨選択して、必要なものだけを手元に残す。それが「シンプルなお部屋の基本」になります。この基本をおさえたうえで、そこに自分らしさを加えていきましょう。
「シンプルなお部屋」に必要なもの
壁面の余白
シンプルなお部屋には「抜け感」が必要です。その抜け感を演出してくれるのが、壁面の余白。と言っても、すべての壁面に余白が必要というわけではありません。この壁面とこの壁面には何も貼らない・飾らないと決めておく程度でOKです。
お子さんの描いた絵などは、つい何枚でも貼りたくなってしまうところ。しかし、決めた余白部分に貼るのは控えましょう。「古い絵と貼りかえる」「カメラで撮って待ち受けにする」など、ほかの選択肢を考えてみてください。
お子さんの描いた絵などは、つい何枚でも貼りたくなってしまうところ。しかし、決めた余白部分に貼るのは控えましょう。「古い絵と貼りかえる」「カメラで撮って待ち受けにする」など、ほかの選択肢を考えてみてください。
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空間のゆとり
壁面だけでなく、空間にも抜け感が欲しいところ。そのためには、できるだけ床面が見えている状態をつくるのが効果的です。ポイントは2つあります。
置く家具を厳選する
たとえばローテーブルやソファ。リビングにあるのがあたりまえのようになっていますが、果たして本当に必要なのでしょうか?「それらを置いたとしても空間のゆとりが確保できるのか?」その確認ができてから、置くかどうかを考えてもいいかもしれません。スペース上置くのが厳しい場合は、あきらめるか、コンパクトなものへの買い替えを検討してみましょう。
家具のレイアウトでゆとりをつくる
置く家具を厳選したあとは、レイアウトを考えましょう。空間のゆとりを確保するためには、できるだけ家具を壁面に寄せて置くのがおすすめ。掃除のしやすさ・湿気のたまりやすさを考えると、壁面にピッタリくっつけるのではなく2、3cm離して置くのがベターです。
収納の仕組み
シンプルなお部屋に必要な「壁面の余白」「空間のゆとり」を維持するためには、それを可能にする収納の仕組みが必要になります。そこでおすすめなのが「見せない収納」。目に見える情報を少なくすることで、スッキリとした印象をつくることができるのがその理由です。
このほかに「最低限の見せる収納」もおすすめ。ただし、何を見せるか・どう見せるかには気を配る必要があります。“見せても気にならない優れたデザインのもの”を“飾るように収納する”。このラインをクリアすれば、シンプルさはキープできるでしょう。
このほかに「最低限の見せる収納」もおすすめ。ただし、何を見せるか・どう見せるかには気を配る必要があります。“見せても気にならない優れたデザインのもの”を“飾るように収納する”。このラインをクリアすれば、シンプルさはキープできるでしょう。
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「自分らしさ」をプラスするもの
好きな色
シンプルなお部屋に好きな色を取り入れることで、手軽に自分らしさを演出することができます。おすすめは、自分の好きな色をインテリアの差し色として使うこと。2、3色にしぼって、ファブリック類やキッチンツールなどに取り入れてみましょう。きっと、自分が「いいな~♪」「好きだな~♪」と思える空間に、ぐっと近づけるはずです。
好きなテイスト
自分の好きなテイストを、家具や小物に取り入れていきましょう。統一感が出ることで、ものの数が少なくてもおしゃれな印象に仕上がります。好きなテイストは好きな色と同じように、自分らしさを演出できるもの。好きなものがはっきりしていると、もの選びがスムーズにできますよ。
好きな香り
香りは目には見えないけど、空間の印象を強くすることができます。シンプルさを維持しつつ自分らしさを出すためには、自分の好きな香りをお部屋に取り入れるのがおすすめです。自分の好きな香りを嗅ぐことは、自分がゴキゲンでいるためにも大切なこと。数種類揃えて日替わりにすれば、気分転換にもなりますよ♪
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アイテム選びのヒント
カーテン
出典:unsplash.com
面積の広いカーテンは、お部屋の印象に大きく影響します。シンプルさを維持するためには、無地のものがおすすめ。そのうえで、自分の好きな色やテイストのものを選んで、自分らしさを演出しましょう。柄がないぶん、素材にこだわるのもあり◎カーテンをまとめるタッセルを、自分好みのものに替えてみるのもよさそう。
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ラグ
ラグは面積によって選び方が変わります。面積の広いラグであれば、カーテンと同じ選び方を。面積の小さなラグであれば、好きなテイストや色を重視しつつ、柄ものを選んでみるのもいいでしょう。面積が小さいので、シンプルさを崩すことなく、お部屋のアクセントにすることができますよ。
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クッションカバー
クッションカバーを選ぶときは、面積の小さなラグと同じ要領でOK。自分の好きなテイストや色のものであれば、無地でも柄ものでもかまいません。ただし、クッションが3つ以上ある場合は、うるさくなり過ぎないように調整が必要です。お部屋全体のバランスを見て、シンプルの域を超えないように気をつけましょう。
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掛け時計
壁面の印象を左右する掛け時計。文字盤の余白が多いものを選ぶことで、シンプルさを演出することができます。そのポイントをおさえたうえで、好きなテイストのものを選びましょう。シンプルなお部屋になじんで自分らしさも出せる、そんな“ちょうどいい”掛け時計を選ぶことができるはずです。
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カレンダー
カレンダーでおすすめなのは、「絵がないもの」です。絵がないぶん、数字の書体が重要に。書体の雰囲気が自分好みかどうか、好きなテイストに合うかどうかを吟味しましょう。
そのほかにおすすめなのが、サイズの大きなものを選ぶこと。シンプルだからこそ、その大きさがほどよいアクセントに◎それだけでなく、遠くからでも見やすいというメリットもありますよ♪
そのほかにおすすめなのが、サイズの大きなものを選ぶこと。シンプルだからこそ、その大きさがほどよいアクセントに◎それだけでなく、遠くからでも見やすいというメリットもありますよ♪
キッチンツール
キッチンツールについては、シンプルさを守るために「見せない収納」がおすすめです。しかし、そのスペースがなかったり、使いやすさを重視したい場合は「最低限の見せる収納」がおすすめ。
家具と同じように、キッチンツールも厳選して数をしぼりましょう。そのうえで、好きな色を差し色として、いくつかのアイテムに取り入れてください。ステンレスや木など、色ではなく材質を指定するのもOK◎
家具と同じように、キッチンツールも厳選して数をしぼりましょう。そのうえで、好きな色を差し色として、いくつかのアイテムに取り入れてください。ステンレスや木など、色ではなく材質を指定するのもOK◎
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食器類
食器類もキッチンツールと同様に、基本は「見せない収納」がおすすめです。「見せる収納」にする場合は、好きや色やテイストで揃えたものを、ディスプレイするように美しく収納しましょう。食器というより雑貨のような雰囲気が出て、スッキリとした印象を保つことができますよ。
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雑貨や写真
シンプルなお部屋であっても、雑貨や写真を飾るのはOKです。しかし、飾る場所については吟味する必要があります。壁面の余白に飾らないのはもちろんのこと、飾るところと飾らないところを区別して、メリハリをつけることが大切。
おすすめは、飾っていいスペースを決めて、そこにまとめて飾ること。こうすることで、壁面の余白も空間のゆとりも確保でき、好きなものを楽しむこともできますよ。
おすすめは、飾っていいスペースを決めて、そこにまとめて飾ること。こうすることで、壁面の余白も空間のゆとりも確保でき、好きなものを楽しむこともできますよ。
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シンプルさ+自分らしさ=居心地◎
シンプルなお部屋の「スッキリ感」を残しつつ、ほどよく自分らしさをプラスする。そうすることで“より居心地のいいお部屋”に仕上げることができます。大きな模様替えをしなくても「シンプル」と「自分らしさ」の割合を微調整するだけで、お部屋の印象は変わるのもの。そんなふうに自分なりのベストバランスを探しながら、お部屋づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
素敵な画像のご協力、ありがとうございました。