簡単だから今すぐ試せる!「集中力UP」の実験を始めよう*
そこで今回は、とても手軽な「集中力を高めるヒント」の数々をご紹介します。
中にはこれまであまりみたことのない意外な方法もありますよ。
これからご紹介する小さなコツを参考にしながら、実験感覚で自分にとっていい方法や組み合わせを探ってみましょう*
みるみるパフォーマンスがUPする!集中のためのTIPS集
01.水を飲む
02.視界に入る場所に雑誌を置かない
そもそも雑誌の表紙は、人の興味を惹くように作られているもの。視界に入ることで気が散ってしまったり、思わず手に取ってしまったりしやすくなります。
デスクからは見えないように雑誌をしまうのが理想。
資料として仕事の合間に使う場合などは、せめて伏せておくなどすることを心がけましょう。
03.作業10分前に好きな音楽を聴く
「音楽を流して集中できた!」と感じたとしたら、それは「集中しているときは聴いていない」状態になっているから。そもそも人間は、「音楽を聴く」ことと「目の前のことに集中する」ことを完全に両立することはできないので、音楽を流して作業する=集中を阻害するリスクを高めることとなります。
そこでオススメしたいのは、「集中したいタイミングの10~15分前につきな音楽を聴くこと」。
こうすることで、脳内に「やる気」や「集中力」をUPさせるドーパミンが分泌され、スタートからエンジンが入りやすくなるのです。
04.「自然の音」を流す
05.文房具やデスク周りに「青」を取り入れる
色彩心理的には、「青」は時間を短く感じさせれくれる効果があり、集中力が長時間継続しやすくなる色だと言われています。また、心身の興奮を鎮めてくれるので、落ち着いて物事に向かいやすくなります。
パソコンのスクリーンセイバーや手帳、ボールペンなど…デスク周りや文房具に青を取り入れてみてはいかでしょう?
あるいは、デスクに向かっていると常に目に入る「ネイル」にブルー系を選ぶのもいい方法ですよ!
06.ちょっと熱い or 冷たい水で手を洗う
寝る直前に熱めのお風呂に入ると、興奮状態に陥って入眠を妨げるという話を聞いたことがあるはず。これを逆手にとるのが今回ご紹介する方法。
体温と差のある、「ちょっと熱い/冷たい」と感じるくらいの温度の水で、30秒ほど手を洗いましょう。体が驚いて程よく興奮状態になり、集中力を高める効果が期待できます。
07.集中しづらい苦手なことは「朝」に行う
朝は目覚めと共に、快感や幸福感をもたらす「ドーパミン」が大量に分泌されます。このおかげで、難易度が高いこと・苦手意識がある物事にもすんなり向き合いやすい状態なのです。
また、ストレス耐性につながるホルモン「コレチゾール」の濃度が最も高まるのも朝なので、前向きな気分になりやすいとも言えます。
あるデータによると、日本人の97%は、「朝」という時間帯に集中しやすい、という結果も。朝ならではの体内部のメカニズムを利用して、集中力を高めるのも効果的ですね。
08.最後まで息を吐きってから、酸素をたっぷり取り入れる
一つのことに没頭すると呼吸が浅くなりがち。意識的に酸素を脳に送って、集中力をキープする手助けをしてあげましょう。
思い切り息を吸い込んだ後、そのまま一度呼吸を止めてみて。少し苦しくなったら、次は、胸の奥の最後まで、しっかり息(二酸化炭素)を吐き切ります。息を出し尽くしたら、改めて一気に息を吸いこみます。
一度、軽い酸欠状態になった後に酸素が大量に送り込まれることで、体内の巡りが活性化し、改めて新鮮な気持ちで集中することができるでしょう。
深呼吸でも十分効果がありますが、より深い呼吸を叶えたいなら、この方法がおすすめです。
09.マルチタスクをしない
1つの作業から、別の作業へと脳を切り替えるとき、脳や精神はあなたが思う以上にエネルギーを消耗しています。これにより能率が下がることで、マルチタスクをこなした場合、通常の倍の時間がかかるともいわれているんです!
だからこそ、あなたの意志に反して飛び込んでくるアレコレは極力遠ざけておきましょう。
「スマホは見えないところへ(それが無理なら伏せておく)」、「メール等の通知、ポップアップはOFFに」、「急に思い出した別案件のタスクやアイデアはとりあえずメモして脇へ」・・・これだけでも、ぐんと1つのことに打ち込みやすくなりますよ*
10.デスクに鏡を置く
11.早足で or 階段を使ってトイレに行く
スクワットなど、筋力を使うとアドレナリンが分泌されて、パフォーマンス向上につながります。・・・とはいえ、例えば人目がある場所では、なかなか体を動かしにくいもの。
だったら、少し早足で…もしくは階段を使ってトイレや買い出しにいってみるのはいかがでしょう?
仕事や勉強の合間の休憩時間の他、例えばオフィスへの出勤時に、エレベーターを途中で降りて階段でフロアに行くのも、いい一日のスタートを切るのにオススメですよ。
集中力を持続させる「休憩時のアドバイス」
休憩に入るなら、中途半端な部分で中断
休憩をとるときは、「このページが終わってから…」「ここが完成してから…」と、つい「キリのいいところで」と思いがちですが、集中力を持続させるためには、ぜひ「中途半端な部分」で休憩に入りましょう。
というのも、一区切りしてしまうと、休憩後は改めて新しいことを考えるところからスタートする必要があるため、休憩後にエンジンを全開にするまでの難易度が上がってしまうのです。
かたや、中途半端な状態で休憩に入ると、手は止まっていても脳の奥底はいわばアイドリングを続けている状態。休憩後デスクに戻れば、スムーズにエンジンがかかりやすくなります。
休憩には別の作業を行わない
休憩時間は、あくまでも「脳を休め、真にリラックスする」時間。
ついついスマホを触ったり、小さなタスクを片付けようとしがちですが、脳の疲弊につながり、せっかくの休憩効果が薄れてしまうので避けるようにしましょう。
「目をつぶる」「道行く人をボーっと眺めながら観察する」他、この記事の中でご紹介しているTIPSを選んで休憩中に実践するのもいいですね。
意外と身近にあるのかも。あなたの「ベストスイッチ」を探そう。
単純だからこそ、効果の有無がわかりやすいのが、今回のTIPSのいいところ。
ちょっと楽しみながら・・・あなたにとってベストな「集中力のスイッチ」を探してみてはいかがでしょう?
あなたの今日のパフォーマンスが、昨日よりももっともっと上がりますように*
身体活動に不可欠な「水分」。言い換えれば、脳を正常に動かし、さらに活性化させるためには、水分を摂ることが効果的なのです。
実際に科学的にも、水分不足が集中力の低下や疲労感を招くことは実証済み。
また、別の実験では作業前に水分を摂るグループと摂らないグループを比較したところ、水を飲むことで記憶力や注意力が向上が見られ、集中して作業できることがわかっているのだとか。
休憩や作業の合間に、意識して少しずつ水分を補給してみましょう。