連休あるあるの悩み…。ずれてしまった体内時計は、どう戻す?
ですが、いったん、夜型になってしまった生活をもとに戻すのは大変!
なんとなくそのままだらだらと夜型の生活を送ってしまうと、日中には頭が働かず、ぼんやりしてしまうことも多くなってしまいます。少しずつでも、体内時計を戻していくことが重要です。
体内時計が狂うとどうなるの?
体内時計とは、「昼間は活動的になり、夜になると徐々に休息状態になる」という、人の生体リズムのこと。
体内時計が狂ってしまうと、夜間、十分な休息が取れず、日中のパフォーマンスも低下してしまいます。
体内時計を治すために必要なことは?
生活リズム(おおよそ24時間)を整えて、ただしい睡眠時間を取り戻す
実は体内時計はおおよそ24時間という周期でまわっており、だれでも、数分から数十分という誤差を、毎日調整しています。
正しい生活リズムを繰り返すことで、いったん狂ってしまった体内時計も、徐々に正しく調整可能ですよ。平日の、「いつもの睡眠時間」を取り戻せたら、ほぼ大丈夫。
光、食事、メラトニンの3要素を、意識して取り入れること
体内時計をリセットしてくれる大きな要素として期待できるものが、こちら。「光」、「食事(1日3食)」、「メラトニン」という三つの要素を、意識して体に与えることです。
網膜から入る強い「光」。体内時計をリセットする力があるとされ、特に朝日を浴びることが重要とされています。また「食事」は、1日3食、正しい時間に食べることがポイント。そして、眠りを促すホルモン「メラトニン」の分泌を整えることも大切です。
~夜更かしさんの体内時計をリセットする「前日からの7STEP」~
上でご紹介した「生活リズム(おおよそ24時間)を整える」「光、食事、メラトニンの3要素を取り入れる」をとりいれた〈前日からの7STEP〉を考えてみましたので、参考にしてみてくださいね。
STEP1:朝、陽射しをたっぷり浴びる
朝日を浴びることで、体内時計に「起きる時間」を伝える
朝日をしっかり浴びることで、目から体の中に光の情報が入ります。その情報を受け取ることで、体内時計がリセットされます。
室内でも朝日が差し込む窓際に立てば、数千ルクスという明るさがあります。室内の照明とはケタ違いのパワーがありますよ。
もし防犯上、問題がないようであれば、カーテンを開けたままにして眠るがオススメ。
遮光カーテンが引いてあると、朝になっても室内は暗いままですよね。朝日がのぼると、自然と室内が明るくなり、自ら行動しなくても、体に光が届きます。
STEP2:水を飲んで、体の中からすっきり
朝、常温の水をゆっくり飲む
STEP3:食欲が無くても軽い朝食を。一日3食きちんと食べること
夜眠れない状態を避けるために、体の中の「セロトニン」を増やす
STEP4:短いお昼寝をする
あえて短いお昼寝をするのが、おすすめ
体内時計が狂っていると、日中に眠気を感じることもしばしば。
そんなときは無理せず、午後3時までに軽いお昼寝をするのがおすすめ。短い時間でも、我慢するよりも眠気をぐっと軽減させることができます。
時間は、だいだい20分ほど
短めの眠る時間の目安とは・・だいたい20分程度。それ以上は、夜の睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。
長すぎるお昼寝や夕方以降のお昼寝は逆効果。お昼寝は長くても20分程度にとどめるようにしましょう。
STEP5:軽い運動で、体を活動モードに
疲労を感じない程度のエクササイズを
日中には、体がだるくても、なんとか活動モードへのスイッチを入れる必要があります。疲れすぎない程度の軽い運動や、ストレッチなどのエクササイズを行って、夜の自然な睡眠に備えましょう。
休みだからといって、室内で座りっぱなしでいると、体にとって必要な「疲れ具合」が足りないという状態になってしまいます。
エクササイズ感覚で、買い物をしにいく
STEP6:夕食後、3時間はゆったりと
身体の中で消化する時間を、きちんと設けてあげる
STEP7:質のよい睡眠にむけて、体温をコントロール
眠る前には、ぬるめのお湯に長めに浸かって、じんわり体温をあげる
じっくりとお風呂時間が取れない場合は・・首まわりをあたためて
あまり長くお風呂に入る時間が取れないというときは、首の周りをあたためることでも体温をあげることができますよ。
体内時計をリセットして心地よい一日を
自分の体をきちんとした生活リズムに合わせることで、狂ってしまった体内時計は、徐々に整っていきます。
体内時計をリセットするポイントを押さえて、健やかな毎日を過ごしていきたいものですね。
毎日、規則正しく過ごしていくのが理想的ですが、お休みの日が楽しくてつい夜更かししてしまうことってありますよね。たまには、お友達と夜通し遊んだり、遅くまで好きな映画を見て気ままに過ごしたり。ストレス解消するにはそんな日だって必要です。