毎日続けている習慣はありますか?
コツコツ続けることはいつか自分のためになる
大切なのは、いつか必ず糧になると信じて、とにかく続けてみること。条件や気分に左右されず、習慣付けした事柄を生活の一部としてコツコツ積み重ねていけば、ある日ふと自分の良い変化に気が付けるはずです。
あなたにおすすめしたい「とっておきの習慣」
「キレイ」をキープするための習慣
毎日のコーディネートを記録する
毎日の服選びは、楽しい反面悩みもつきものです。トップスとボトムスのバランスに悩んだり、アウターとの相性に納得がいかなかったり。挙げ句に迷い過ぎて、何が正解なのかわからなくなってしまうことはありませんか?
たとえば自撮りで毎日の服装を記録しておけば、自分のコーディネートを客観的にチェックできます。最近何を着たのか、いつも似た着回しを繰り返していないかなど、遡って確認するのも簡単。今後ワードローブに増やしたいアイテムも絞りやすくなりますね。
野菜や果物を積極的に食べる
美容に欠かせないビタミン類やミネラルをしっかり摂取するには、野菜や果物をバランスよく食べることが必要です。「朝食には果物をプラスする」「外食では野菜のお惣菜を一品増やす」など、積極的にメニューに加える癖をつけましょう。時間がない時は野菜ジュースなどで代用してもOK、というルールにしておくと、無理なく続けられます。
12時までには寝る
22時~翌日2時まではお肌のゴールデンタイムと言われます。皮膚の再生や修復を促す成長ホルモンは、日中にはほとんど分泌されません。成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯に深く眠っていることが、美しい肌づくりにも繋がります。また成長ホルモンには脂肪の燃焼を助けたり、免疫力を高めて病気にかかりにくくする働きもあるので、健康を維持するためにもやはり早寝・早起きは大切な習慣です。
「健康な毎日」のための習慣
朝はまず一杯の水を飲む
朝起きたらまずコップ一杯の常温の水を飲む習慣をつけておくと、腸の動きが良くなり、自律神経も整うと言われています。特に肌寒い時期には白湯にして、10~20分ほどかけてゆっくり飲み、身体の中からあたためましょう。血行促進によるデトックス効果や、基礎代謝の向上、便秘の解消や冷え性の改善などの効能が期待できます。
ウォーキング
朝の太陽光には、網膜から入ることで体内時計を調整し、1日24時間として活動するよう身体のリズムを整える役割があります。起きる時間が毎朝バラバラだったり、夜更かしが続いて休日はお昼まで寝ているような不規則な生活は、体内時計を狂わせる大きな原因になるので要注意です。
睡眠と覚醒のリズムが乱れれば、不眠などの睡眠障害から高血圧や糖尿病等の生活習慣病を招いたり、ホルモンバランスや自律神経に悪影響を及ぼすなど、いろいろな健康リスクに繋がると言われています。おすすめなのは、朝陽を浴びながら適度に身体を動かすウォーキング。体内時計を正常に保つために、まさにうってつけの習慣です。
早起きに慣れないうちは少し辛いかもしれませんが、せっかくなら家族や友人、ママ友などと一緒に始めてみてはいかがでしょう?一人ではサボりたくなってしまう日も、みんなで誘い合わせていればゆるく楽しく続けられそう。おしゃべりしながら気持ちよく歩いて、心も身体もスッキリさせたいですね。
朝食をきちんと食べる
エネルギー源であるブドウ糖を睡眠中にたくさん消費した脳は、朝の食事でエネルギーを補給しないと、ぼんやりしたまま活動を始めてしまうことになります。また、朝食を抜いた空腹状態で昼食を摂ると、食欲が増してかえって肥満の原因に繋がるとも言われます。体温を上げて集中力を高めるためにも、朝は毎日きちんと食事をすることが大切です。
でも、朝はどうしても食欲がないという人は、バナナを一本食べたり、ナッツやドライフルーツをつまむ程度の量から始めてみましょう。朝の支度をする流れの中に、栄養価の高いものを少しでも口にすることをまず組み入れてみて下さい。
目的地へは『ちょっとだけ遠回り』で
通勤や買い物などで出掛ける時は、なるべく歩く量を増やすように心がけます。少し回り道を選んだり、1日1回は階段を使うなど、毎日続けても苦にならないルールを決めてみましょう。「歩幅を大きめに取って歩く」「いつもより早足で歩く」なども、やってみると意外に良い運動になります。
昼食後の20分はリラックスタイムにする
お昼ごはんを食べた後の眠気は、人の体内リズムが影響している生理現象とも言えるものです。無理に抑え込むより、食後の20分程度を昼寝にあてた方が目覚めはスッキリ。午後からの活動も効率が上がると言われています。目を閉じて視界を暗くし、脳を休息させるだけでも効果アリですよ。
スキマ時間の簡単ストレッチ
仕事や家事の合間には、こまめにストレッチをして身体を動かしましょう。同じ姿勢でいる時間が長いほど身体は凝り固まってしまいます。休憩時間に肩や首を回したり、洗濯物を干すついでにつま先立ち&軽いスクワットをするなどの『ながら運動』を心がければ、スキマ時間を有効に使えます。
就寝前にはスマホを見ない
スマホやパソコンの画面から目に入る光は脳を刺激してしまうため、睡眠の準備に入る時間帯にはなるべく遠ざけ、リラックスした状態で過ごすのがおすすめです。好きな音楽を聴いたり、何も考えずにぼーっとするひとときに充てるなど、就寝前には1日の疲れを解放する時間を作りましょう。
「自分磨き」のための習慣
毎日の『ちょこっと読書』や『ミニマム語学学習』
普段まとまった時間が取りにくい人には、通勤中などのスキマ時間に本を数ページだけ読む『ちょこっと読書』や、新しい単語や慣用句を毎日数個ずつ覚える『ミニマム語学学習』が向いているかもしれません。
一定の数を決めて達成していくパターンのほかにも、「毎日同じ時間に30分だけ取り組む」という時間で区切るやり方もあります。自分が続けやすいのはどんな方法か、ライフスタイルに合わせて考えてみましょう。
1日の出来事を記録する
自分の心の状態は、文字に起こすことでより客観的に把握できるようになります。今日1日の出来事や嬉しかったこと、悩んでいることや新しいアイデアなど、思いついた内容をあれこれメモに残してみましょう。頭の中も整理され、書いてみるまで気付かなかった発見をすることもあります。
ヘルスケアの面では、毎日の体重や体調面で気になることなどを併せて記録しておくのもおすすめです。もし大きく体調を崩すようなことがあった時も、その兆候がいつから現れていたのか遡って確認できます。健康データを記録できる便利なアプリもリリースされていますので、スマホやタブレットを活用すれば管理も簡単です。
美味しいごはんやデザートの写真をSNSにアップして楽しむことも多いと思いますが、健康や美容に関して気を付けている点があれば、毎日の食事内容を記録しておくと栄養管理に役立ちます。「最近緑黄色野菜が足りていないな」「今週はちょっと甘いものを食べ過ぎかも」といった過不足も、撮り溜めた写真があればすぐに気付けますよね。
毎日の記録をせっかく残すなら、ブログなどで公開するという方法も。誰かに読んでもらえる方がモチベーションが上がるタイプの方は、第三者に向けて毎日書き続けることで文章力のアップにも繋がります。逆に、公開することでプレッシャーを感じてしまうタイプなら、自分用の簡単な日記として自由に綴ればOK。本音をありのままに書ける分、後から読み返した時にとっても面白いですよ。
寝る前に明日1日の予定を思い浮かべる
コツコツ習慣を飽きずに続けるには?
習慣が定着するまでやる気を維持するには、いくつかのポイントがあります。
① 1回分を短時間で終わらせること
② 1日のうちのどのタイミングで実践するか、具体的に決めておくこと
③ 最終的な目標達成まで、段階を分けてステップアップすること などです。
そのほか、継続意欲を落とさないためのコツをいくつか見てみましょう。
カレンダーやスケジュール帳に印をつける
実践している習慣を予定通り終わらせた日には、カレンダーやスケジュール帳に印を付けていきます。単純な方法ですが、次第にマスが埋まることでこれまでの頑張りがひと目でわかるのは、やっぱり励みになるもの。可愛いシールやスタンプを使って、モチベーションを上げるのもおすすめです。
最初から100%の完成度を目指さない
「頑張って新しいことを始めてみるけれど、いつも三日坊主で終わってしまう」なんて悩んでいませんか?でも、続かなくて悔しい!という気持ちがあるうちは、三日坊主を何度繰り返したってOK。その代わり、続かなかった理由を考え、方法やルールを変えたり、達成した時のご褒美を用意するなど、工夫を加えてから再チャレンジしてみましょう。
気分がのらない時も、とりあえず手をつけてみる
新しい習慣が身に付くまでは、日によってどうしてもやる気が湧かないことだってありますよね。そんな時は何も考えず、ともかく手を付けてみましょう。「読みかけの本のページをとりあえず開く」「日記にまず日付だけ書く」「ウォーキング用のウェアをとりあえず手に取る」という最初の一歩を踏み出してしまえば、案外身体は動いてくれます。
何も書くことがないと思っていたはずの日記のページも、気付けばしっかり埋まっているかもしれません。
決まった時間にコーヒーや紅茶を飲むように、自分の中で毎日続けている習慣はありますか?習慣とは、特に意識しなくても日々のルーティンワークとして癖付けされている行動です。美容や健康、学びのために良い効果があることなら、習慣として毎日続けていきたいですよね。