これ以上どう頑張っていいのかわからない
積み重ねてきた努力を理解してもらえない
結果が出ないと嘆く前に、知っておきたいこと
結果が出ないのは、成長途中である証
結果が出ないことに焦り、悲観したり諦めたりしていませんか。それはもしかしたら大きなチャンスロスかもしれません。もうあと一歩で成果が出る、というところまで来ている可能性が高いからです。
結果が出ないのは、成長途中であると心得ておきましょう。
いつも全力で頑張らなくとも、結果を出すことはできる
結果を出すために“頑張って”いませんか。もちろん、ここぞというときには、頑張りや踏ん張りが必要なこともあります。ただ、毎日毎日全力で頑張り続けようと思うとしんどくなってしまいます。
焦らず愚直に“コツコツと続ける”ことそのものが、やがて大きな成果に結びつくこともあるのです。
最終的な目的は何かを、はっきりさせる
頑張ることそのものが目標になっていませんか。その先にある目的をはっきりさせましょう。終わりのないマラソンを走り続けることは、誰が見ても無謀ですよね。ゴールが明確だからこそ、そこまでにやるべきことがはっきりと見えてくるのです。
タイムリミットを決めて、集中する
ダラダラと作業をし続けたり、仕事が終わるまで残業をしたり、非効率的な頑張りをしていませんか。時間やエネルギーを無駄にしないために、タイムリミットを決めることです。仕事や家事、勉強など、一つの作業ごとに“終わり”の時間を決め、目の前のことに集中しましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
小さな成功体験を積み重ねる
急激なダイエットが長続きしないように、“意志の力”で頑張り続けるのには限界があります。では、どうすればいいのでしょうか。それは、大きな目標を小さく分解すること。そしてそれを無意識にできるくらい、コツコツと繰り返していくことです。その小さな成功体験の積み重ねが、やがては大きな成果へとつながっていきます。
目標は小さく、スモールステップで
大きな目標を掲げて努力を続け、達成する。そこに至るまでには小さなステップが数多くあります。一朝一夕では何事も成しえません。容易すぎてつまらないと思うくらい、小さな目標に分解し、スモールステップを確実に踏んでいくのです。
短い期間に達成可能な目標で、成功体験を得る
小さな目標には、もうひとつ意味があります。それは、短期で達成可能であり、成功体験をたくさん得ることができるという点です。「自分にもできた」「やればできる」「これなら続けられる」――。そういったプラスの感情やモチベーションを持ち続けられる利点があります。
自己肯定感が高まり、次のステップへの意欲が増す
プラスの感情やモチベーション、さらに自信を持つことができれば、自己肯定感も高まります。今まで「できない自分」という自己評価が、「できる自分」へと変わるのです。すると、「もっとできる」「やってみたい」という次のステップへの意欲が増してくるでしょう。
頑張り具合をチューニングする
人生はなだらかな一本道ではありません。上り坂もあれば、下り坂、デコボコと荒れた道もあるかもしれません。そんな変化に富んだ道を同じペースで歩み続けるのではなく、その時々で頑張り具合をチューニングすることも大切です。
自分の体調はどうか? 周囲の状況は? 方向は間違ってない? 焦りすぎていない?――そうやってこまめに調整することも、長い人生には必要なのです。
頑張りすぎて気が張っていたら、少し緩めてみよう
休んでも疲れが抜けなかったり、目の前のことに集中できなかったり……。こんな兆候が見られたら、頑張りすぎて気が張っている状態かもしれません。
「こうしなきゃ」と思っていること、「絶対自分でやらないと」と躍起になっていることはありませんか。そういった考えを、ほんの少し緩めてみましょう。
終わりが見えず辛かったら、TO DOの精度を上げてみよう
いつまでこの状況が続くのかと思い悩んだり、立ちはだかる壁を突破できずにいたり、終わりが見えず辛くなることもありますよね。
そんなときは、ゴールに至るまでのTO DOの精度を上げてみましょう。小さな目標をさらに小さなタスクに細分化するのです。八方塞がりだと思っていた状況でも、何らかの突破口が見つかるはずですよ。
走り続けて息が持たなかったら、スピードを落としてみよう
頑張り続けることは無謀だと、クレバーなあなたはもうお気づきですよね。ずっと走り続けていては、息が持ちません。上り道ならゆっくりと、下り道なら注意深くというように、スピードやパワーの調整が必要です。
これからは、やみくもに努力するのではなく、適切な工夫をしていきましょう。
“残念な努力”はおしまいにしよう!
あなたの頑張りをムダにしない、3つのメソッドをご紹介しました。報われない、認めてもらえない、結果が出ない――。そんな“残念な努力”はもうおしまいにしましょう。そして、自分を励まし、ねぎらいの言葉をかけることを忘れずに、コツコツ前に進んでいきましょうね。
わたしたち人間は、“意志の力”だけでは頑張り続けられません。もしあなたが今、頑張ることに苦痛を感じていたら、少し休んでみたり、目標のハードルを下げてみたりしませんか。全力疾走ではなく、緩急をつけた歩みで、少しずつ前へ進んでいくのが賢明です。