家計をもう少し削りたい。そんなときは「食費」の見直しを
「食費」は工夫次第で削れます!
契約の変更など手間のかかる「固定費」と違って、「食費」は日々のちょっとした工夫で気軽に削れるもの。少しずつでも減らすことができれば、達成感もありますよね。それでは「食費」を削るにはどんなことを心がけるとよいのでしょうか。
1.「買い物は毎日でなくまとめ買いに」
なんとなく「食材の買い出しは毎日するべき」だと思い込んではいませんか? 確かに新鮮な食材を購入することはできますが、買い物に行くと何か買わずにいられなくなり、不必要なものまで購入することにも。スーパーでの買い物を2、3日おきにできると、無駄な買い物をせずにすむはずです。
2.「冷蔵庫の中身・ストックを把握しておく」
あなたは今、自宅の冷蔵庫にどんな食材が入っているか、ストックはどんなものがいくつかあるか、すべて答えることはできますか? 冷蔵庫の中身やストックの把握ができると、一気に無駄な買い物がなくなります。「常にメモをとっておく」「冷蔵庫の扉に置いたホワイトボードを記録する」「写真を撮る」などいろいろな方法があります。
3.「セールや割引に惑わされない」
「本日の特売」「まとめて買うと3割引き」という表示を見ると、つい手が伸びるのが人の心理。ですがその結果、そこまで必要ではないものまで買ってしまうことにも。特に食材は消費期限があるものなので、いくら割引で得をしても使い切れなければ無駄になってしまいます。
4.「外食を控えて、できる限りおうちごはんを」
5.「ランチは手作りお弁当で」&節約レシピ
夜の外食だけでなく、お昼ごはんも手作りのお弁当にしてしまえばさらに節約できちゃいます。手作りランチにすることは食材を余すことなく使え節約になるだけでなく、野菜不足解消など偏りがちな食生活の改善のためにもおすすめです。
毎日作り続けるのは大変なお弁当ですが、前日の夕飯の残りを入れたり、時間のある日に常備菜を作ってしまえば簡単に作れちゃいますよ。
ハニーカレー旨ツナれんこん
しらすと小松菜の醤油炒め
ほっこりかぼちゃのごま煮
マッシュポテト
6.「作り置きはアレンジしやすいものに」&作り置きとアレンジレシピ
肉そぼろ → そぼろ煮や麻婆豆腐に
ほぐし鮭 → ポテトサラダや厚焼き卵に
なます → エスニックサラダやバインミー、南蛮漬けに
トマトソース → パスタやトマト煮込み、ピザソースに
塩きのこ → パスタやオムレツに
鶏ハム → 焼きそばや中華サラダに
7.「かさ増し食材を上手に使う」&かさ増しレシピ
高野豆腐
豆腐
もやし
はんぺん
キャベツ
8.「ラテマネーを見直す」
「ラテマネー」という言葉をご存知でしょうか? カフェやコンビニへ立ち寄って、つい何かを買って使ってしまうお金のことを言います。
例えば毎朝、出勤途中にカフェに立ち寄りコーヒーを買うとして、400円×20日(週5日×4週)×12ヶ月…1年間で96000円という、かなりの出費になります。利用頻度や、無駄な買い物がないかの見直しをしてみましょう。
「マイボトル」で好きなドリンクを持参
コンビニでの「都度買い」を見直しましょう
小額のものこそ「とりあえず」買いをしない
新商品が出たのでとりあえず買っておきたい、コンビニのお菓子やドリンクは小額なので食費の節約にそれほど影響はないのでは…という心理でいつの間にか家計を圧迫するのが「ラテマネー」です。100円や200円ならという小額のものこそ、「とりあえず」「なんとなく」で買わずに、吟味したり、本当に必要か一旦考えてからの購入にしましょう。
単身でも、家族がいても、家計の管理はぜひやっておきたいもの。「あともう少し家計をすっきりさせたい」と思うときには、「食費」の見直しをおすすめします。