干ししいたけ、生しいたけとどう違う?
干ししいたけの方が旨味も栄養も豊富♪
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干ししいたけは生のしいたけよりも旨味と栄養分が数倍高いことが知られています。栄養素では特に、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富。また、ビタミンB群、ミネラル、食物繊維も含んでいます。
極上の風味を持ち、優しい品のある出汁をもらたし、どんな料理でも調和をとってくれる最高の食材。干ししいたけを丸ごと、戻し汁のエキスも全てとことん活用していきましょう!
極上の風味を持ち、優しい品のある出汁をもらたし、どんな料理でも調和をとってくれる最高の食材。干ししいたけを丸ごと、戻し汁のエキスも全てとことん活用していきましょう!
干ししいたけの戻し方
より旨味を残すには水で戻すのが◎
基本はお湯ではなく水を使ってゆっくり戻したほうが、しいたけに旨味が残ります。
基本の戻し方
1.しいたけの表面の埃やごみを取り除くために軽く水洗いする。
2.しいたけがかぶるくらいの水に浸ける。
3.落し蓋をする。
4.薄いものなら2~4時間程度、肉厚のものであれば半日~1日置く。
2.しいたけがかぶるくらいの水に浸ける。
3.落し蓋をする。
4.薄いものなら2~4時間程度、肉厚のものであれば半日~1日置く。
石づきは取る?干ししいたけを戻す際のポイント
下準備をする時には、次のようなことも覚えておいてください。
・しいたけの厚みによって戻し時間は調整して。
・落し蓋はラップでもOK。
・気温が高い時期なら戻している間は冷蔵庫へ。
・戻したら、軸を切り落とす。
・戻し汁は濾して利用。
・落し蓋はラップでもOK。
・気温が高い時期なら戻している間は冷蔵庫へ。
・戻したら、軸を切り落とす。
・戻し汁は濾して利用。
レンジを使った早く戻す時短テク
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時間をかけず早く戻したい時には、お湯につけるか、または電子レンジも利用できます。
レンジを使う場合は、しいたけを水に浸してからラップをかけ、600wで2~3分加熱。その後常温で10~15分程度置くと戻ります。
レンジを使う場合は、しいたけを水に浸してからラップをかけ、600wで2~3分加熱。その後常温で10~15分程度置くと戻ります。
※しいたけの大きさや厚みによって時間は異なるので、調整してください。
戻したしいたけの使い方
ちらし寿司、煮物、チャーハンetc..美味しさのカギを握る味の決め手
戻した干ししいたけは、香り、風味、旨味、コクを料理に与えてくれます。煮物をはじめ、お寿司、卵焼き、パスタ料理、鍋、スープなど、幅広く取り入れていきましょう。
戻し汁は料理を格上げする贅沢な出汁
離乳食、そば、天ぷらetc..活用法は無限
旨味と栄養が凝縮された戻し汁は、貴重な天然出汁です。めんつゆや煮物に活用できるほか、炒め物にもちょっと加えればコクが倍増。塩分を抑えたい離乳食の味付けにも使えます。
日持ちする保存方法
戻し汁は容器に入れて冷蔵庫で保存し、1週間以内で使い切りましょう。戻したしいたけを冷凍保存する場合は、水気を切ってから密閉袋に入れておけば約1ヵ月保存可能です。
干ししいたけを使った美味しいレシピ
定番の人気レシピ「干ししいたけとにんじんの甘辛煮」
作り置き・お弁当に◎「佃煮風こんにゃくと干ししいたけの旨煮」
出汁がじゅわっと広がる「干ししいたけと高野豆腐の含め煮」
すぐ作れるおつまみレシピ「干ししいたけのスライスと豆腐の卵炒め」
塩分控えめ「干ししいたけと鰹節の炊き込みご飯」
鶏肉と野菜にしっかり味がつく、間違いない「筑前煮」
揚げずにパリパリ「筍としいたけの春巻き」
具だくさんで満足度100点「中華おこわ」
使い方いろいろ、干ししいたけの戻し汁活用レシピ
応用力抜群!「手作りそうめんつゆ」
子供からお年寄りまで喜ばれる「豚しゃぶ温玉カレーうどん」
心身に沁みるまろやかさ「干ししいたけと豆腐の味噌汁」
カロリー控えめ「雑穀と干ししいたけの和風スープ」
おもてなしにおすすめ「中華風茶碗蒸し」
干ししいたけを使いこなして料理上手に!
常備しておくと間違いなく重宝するスタメン食材。優しく上品に料理の美味しさを高めてくれる干ししいたけを、前菜・副菜・メインとさまざまな料理に活用させてみてください。安心感+安定感のある味の奥行きを、日々の食事で楽しんでいきましょう。
副菜や常備菜となる基本の一品が、甘辛煮です。人参と一緒に味を染み込ませるように煮詰めていきましょう。汁気を飛ばせばお寿司の具や混ぜご飯にアレンジできます。