ハワイでは、民族の垣根を超えて愛されるご飯料理のロコモコや麺料理のサイミンをはじめ、癖がなく食べやすいマグロやスパム（豚）を使ったものなど、とても幅広い料理が親しまれています。

そんなハワイの食文化はとにかく多国籍なのが特徴！アメリカ、日本、ポルトガル、中国をはじめとするさまざまな移民の食文化から影響を受けて、現在のローカルフードが形成されています。

さらに定番デザートに関しても、ポルトガルのマサラダやブラジルのアサイーボウルなど、さまざまな国から持ち込まれた素朴なおやつが軽食として根付いています。

一方ハワイで生まれたカラフルなシェイブアイスやボリューミーなハウピアパイなどはとても華やかで、南国のイメージにもぴったりですよね。どれも日本人の口に合う素朴なものばかりなので、気軽に挑戦したり自分好みにアレンジできますよ。

「ポキ」とはハワイ語で、「魚を小さく切る」という意味。その名の由来の通りマグロを角切りにしてタレに漬け込めば、簡単ポキ丼の完成です。醤油、みりん、ごま油などの日本の家庭にある常備調味料で気軽に作れます。

パンチの効いたニンニクが食欲をそそるガーリックシュリンプも、定番中の定番ですよね。殻付きのまま揚げ焼きすることで、より本場の味に近づきます。レモンを絞ってさっぱりといただけば、お酒にも合う絶品に。

こんがり焼いたランチョンミートと温かいご飯は間違いない組み合わせ。こちらのレシピでは、ピリッとアクセントになる生姜タレを絡めています。その他、マヨネーズやたくあんを入れたり薄焼き卵を挟んだりなど、さまざまな食材と合わせてみるのもおすすめです◎

ハワイのロコモコ丼は、ハンバーグから出た肉汁で作る「グレイビーソース」が美味しさの決め手。ケチャップやソースと合わせてふつふつと温め、たっぷりハンバーグにかけていただきましょう。トマトやレタスなどの付け合わせで華やかに彩れば、おしゃれなカフェ風メニューに。

たっぷりのパイナップルジュースにお肉を漬け込むことで、柔らかくこってりとした味に仕上がるハワイアンポーク。日本人好みの甘辛い味つけで、ご飯はもちろんパイ包みにしても美味しくいただけます。

マラサダは、もちっとしたドーナツ生地にお砂糖を振りかけたハワイの揚げパンです。お好みでシナモンをかけたりカスタードを入れても◎

たっぷりバターで香り高く薄焼きにしたハワイのパンケーキ。何層にも重ねてクリームやお好みのベリー系フルーツといただきます。味に変化が欲しくなったら、ココナッツミルクでクリームを作ってみるのもおすすめ＊

ココナッツミルクで作る優しい味わいのハワイ版牛乳プリンです。基本は何も加えずに作りますが、こちらのレシピのようにトロピカルフルーツを入れることで、より華やかで爽やかなデザートに。余ったハウピアはチョコレートと合わせてパイに流し込めば、簡単に「ハウピアパイ」も楽しめます。