塩豚の基本の下準備は、豚ブロック肉に塩を揉み込んだものをラップでぴっちりと包み、保存袋に入れて、1日〜4日ほど寝かせるだけ！とってもかんたんですよね！

豚に揉み込む塩は粗塩がおすすめ。塩が肉にゆっくり浸透して水分が出にくく、しっとりとした仕上がりになります。塩の量は肉の量に対して2.5〜3%くらいを目安にしてみてくださいね。

塩豚の下ごしらえには、粗塩のほか、塩麹を使うのもおすすめです！
塩麹は下味をつける以外にも、お肉を柔らかくしたり、うまみを増したりしてくれる効果があるので、よりジューシーに仕上がりますよ。
塩豚に使用する場合は、豚肉500グラムに対して塩麹大さじ2.5杯くらいを目安に使用するとよいでしょう。

厚めの鍋を使えば、沸騰後に弱火で10分ほど加熱したあとに火を止めて、予熱で調理することもできます。時短＆エコにもなるので、ぜひやってみてくださいね。
塩麹を使った際の煮汁も、もちろんスープにリメイクできます。

こちらは、置かずにすぐに茹で始めるレシピです。その日に食べたい！というときに手軽に作ることができますよ。

下ごしらえをした塩豚は、1cmほどの厚さにスライスして焼いてもおいしくいただけます。こんがりと焼き目をつければ、見た目はもちろん、香ばしさがプラスされてごちそう感もアップしますよ！

豚バラブロックで作った塩豚は、加熱の際に脂がじゅわっと出てくるので、油をひかずに焼いてみてくださいね。脂が気になる方は、よりヘルシーな肩ロースを使って作ってもOKです。

まずはじめにご紹介するのは、豚肉をブロック状のままオーブンでじっくりと焼きあげて作る、しっとりジューシーな塩豚レシピです。
下ごしらえの済んだ塩豚をストウブに入れて、170度に温めたオーブンで60分ほど加熱するだけでOKなので、とってもお手軽！
できあがった塩豚は薄切りにして、手作りのハニーマスタードソースと和えてくださいね。

塩豚とキャベツを煮込み、その煮汁をベースにしたクリームチーズソースをかけていただくレシピです。ソースに加えた粒マスタードが、マイルドなチーズにほどよい辛味と酸味をプラスしてくれます。
圧力鍋やストウブを使って調理すると、キャベツの芯まで甘く柔らかくいただけますよ。

ニンニクやネギ、ゴマなどの薬味をたっぷりと使った香味だれは、野菜やお肉との相性バッチリ！まずは、茹でた塩豚につけて召し上がってみてくださいね。お好みで、香味だれにニラや生姜を加えても◎

ストウブやオーブンがない…という方は、フライパンでロースト調理してみてください！ブロック肉の表面すべてに焼き色をつけたら、蓋をして、弱火で20〜30分じっくり加熱します。
塩豚を薄くスライスしたら、レタスやサンチュなど、お好きな葉物野菜で塩豚を巻いて召し上がれ！いろいろなつけダレや薬味を用意して味変するのも楽しいですよ♪

ジューシーな塩豚をあっさり食べたい方におすすめなのサラダアレンジ。
こちらのレシピでは、レモンを効かせた手作りドレッシングとパクチーでエスニック風味に仕上げています。
きゅうりやトマトのほか、パプリカやアボカドを添えてもおいしくなりますよ！

下味がしっかりついている塩豚なら、手間のかかる唐揚げもとってもお手軽に作れます♪
あらかじめ仕込んでおいた塩豚を一口大にカットしたら、片栗粉にまぶして揚げるだけ！

こちらのレシピでは、クッキングプレートを使って時短調理をしているので、ぜひ参考にしてみてください。
ボリューミーなうえに味もしっかりついているので、お弁当のおかずにもおすすめです。

じっくり寝かせて熟成させた塩豚は、ベーコンのような旨味が味わえるので、パスタの具としても重宝しますよ。ニンニクの香りを引き出したオリーブオイルで塩豚を炒めたら、完熟トマトと白ワインを加えて煮込みましょう。隠し味にお醤油を加えるとグッとおいしくなります！

こちらは、塩コショウのみで味がバッチリ決まる、ストウブを使った塩豚レシピです！
肩ロース肉を使っているので、あっさりといただけるのも嬉しいですね。野菜と豚肉の旨味と甘みがたっぷりと溶け出しており、ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもよく合います。
季節の野菜やきのこを加えてアレンジを楽しんでみても◎

こちらは、メインの塩豚と1センチ角に切った野菜とレンズ豆を、コンソメでじっくりと煮込んだ一品です。塩豚は煮込む前に、バターで表面を香ばしく焼き付けておくのがおいしさのポイント。タイムを添えると、香りも見た目もグッとよくなりますね。

酒・醤油・みりんを使って塩豚を煮込めば、やさしい味わいの和食が完成します。塩豚で作る煮込み料理は、しつこさがなくさっぱりといただけますよ。お肉の旨味がたっぷりと染み込んだ大根は、絶品です！

こちらは豚肩ロースで仕込んだ塩豚を、ニンニク・白菜・玉ねぎと一緒にコトコト煮込んだ、ごちそうレシピです。
水は一切使わず、白ワインと白菜から出る水分だけで煮込むので、旨味たっぷりのとろとろスープができあがります。お肉の表面はしっかりと焼き付けて香ばしく仕上げて。

塩豚のオイル蒸しは、ほったらかし料理なのにごちそう感たっぷり！
一緒に入れる野菜類は大きめにカットして、表面をしっかり焼き付けておきましょう。
豚バラ肉の旨味を野菜がたっぷりと吸ってくれるので、くったり＆ほくほくの食感が楽しめます。

こちらは、厚手の鍋に表面を焼き付けた豚肉と具材を投入したら、白ワインとコンソメでじっくり煮込むだけでOKのお手軽煮込みレシピです！
新玉ねぎやキャベツから出る水分だけで具材をコトコト煮込むので、食材の甘みがしっかり引き出されますよ。
豚ロース肉を使って、さっぱりと仕上げてみてくださいね。

ハーブが好きな方におすすめなのが、3日間じっくり寝かせて熟成させた塩豚に、野菜とタイムを加えて一緒に蒸したこちらのレシピです！
タイムの繊細な香りと塩豚のうまみが野菜に染み込んで、とってもおいしく仕上がりますよ！お好みで粒マスタードや塩胡椒をつけて召し上がれ。

じっくりと時間をかけて寝かせた塩豚は、じっくり煮込んでもぱさつくことがなく、ベーコンにも似た旨味を持っているので、スープ系の料理にもぴったりの食材です。野菜が煮崩れてしまわないように、大きめにカットするのがポイント。お肉も大きめにカットして、しっとりとした食感を楽しんでくださいね。

豚肉に塩を揉み込む際にローズマリーを加えて香りよく仕上げた塩豚で、おしゃれなシチューを作ってみませんか？
コンソメを入れなくても、塩豚の旨味と野菜の甘みで、コクのあるトマトシチューが完成します。味付けの最後に甘めの白味噌を加えて、マイルドに仕上げましょう。

寒い日の食卓には、大根やごぼうなど、お好きな野菜を使って豚汁を作ってみてはいかがでしょうか。野菜類は最初にごま油で炒めると、コクも風味も豊かになりますよ。豚汁には、旨味の強い豚バラを使うのがおすすめです！

豆乳とみそをベースにしたやさしい味わいのお鍋に塩豚の旨味をプラスした、体も心もあたたまる冬にぴったりの鍋レシピ。
最後にせりをたっぷりと加えて、独得の香りと苦味を存分に楽しみましょう。辛味がほしいときには、柚子胡椒を添えてみてくださいね。