塩で煮ることにはメリットがあります。まずは食材の変色を防げるということ。塩のナトリウムイオンが食材の酸化を防ぎ、変色しにくくなります。栄養素が水中に流れ出るのを抑えてくれるのも、嬉しいポイントです＊

大根など、野菜類を塩を入れた水で茹でると、ペクチンが溶け出しやすくなり柔らかくなる効果があります。また、切ったきゅうりに塩をかけると水が出てくるように、浸透圧によって食材をしんなりさせることも塩の役割として有名です。

そして、塩を入れた水で煮ることで、塩味をまんべんなくしっかりと食材に浸透させることができます。「簡単すぎる」と思われる調理法ですが、素材の良さを活かす料理が作れますよ！

塩煮の基本がわかったら、ぜひ作って欲しいのがこちらの「大根のうま塩煮」レシピ♪太めの千切りにした大根に、水、酒、鶏ガラスープの素、塩、にんにく、しょうが、みりんを加えて煮、粗挽き黒胡椒、ごま油をかけて出来上がりです。

ホロっとやわらかい手羽先と、ホクホクのじゃがいもが美味しい煮込みレシピ。水、酒、みりん、鶏ガラスープの素、ニンニクすりおろし、塩で作ります。

昆布の旨味が大根と豚肉にギュッと染み込んだ一品♪豚肉もやわらかく仕上がり美味しいです。シンプルな調味料で、素材の味を楽しみましょう。

かぼちゃの自然な甘さが引き立つ塩煮。最後に米酢を加えることで、すっきりとした味わいになります。あと一品欲しい時にぴったりのレシピです！

ほくほくした里芋と味が染み込んだ油揚げで満足感大♪お酒のおつまみにもぴったりです。

こちらは片栗粉でとろみをつけた、豚バラときゃべつの塩煮です。きゃべつがトロトロになってたくさん食べられます♪ごはんとの相性も抜群で、お箸が止まらなくなります◎