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結婚や出産、ライフスタイルの変化などで、改めて家庭料理をちゃんと作ってみようと思っても、どこから手を付けたらいいんだろうと悩んでしまいますね。この記事では、「今まであまり意識して料理をしてこなかった」という人に向け、基本のレシピや調理のコツを分かりやすくお伝えします。今回は初心者さんにもわかりやすく調味料ごとにご紹介。和食でよく使われる「醤油と出汁」「味噌」「お酢」、洋食でよく使われる「ケチャップ」「バター」の5種類ごとに基本の家庭料理のレシピや、自家製調味料レシピ、知識を深められそうなおすすめの本をまとめてみました。
醤油と出汁は日本人の和食の家庭料理にはなくてはならない調味料の組み合わせですね。この味付けをを中心に、定番の家庭料理レシピをコツとともに5個ご紹介します。お気に入りを見つけられる定番メニューを揃えました。実際に昆布から出汁を取る方法や醤油についての知識を深められる本も一緒にチェックして。
出典: じゃがいもや玉ねぎ、糸こんにゃく、牛肉、絹さやなど基本的な材料で作る定番の肉じゃがです。こちらは牛肉の旨みと野菜の甘みを活かした出汁なしのレシピ。じゃがいもは芋男爵がおすすめ。糸こんにゃくは下茹でしておき、絹さやは煮過ぎると色が変わってしまうので、最後に入れましょう。おいしくなる調理のコツは、落し蓋をしてじっくり煮ること。濃い口醤油が味を引き立ててくれます。
出典: ご飯がどんどん進む魚料理の定番。手順を覚えてしまえばとても簡単なので、ぜひマスターしたい家庭料理のひとつですね。30分ほどたれに漬けて下ごしらえします。その後は、一度キッチンペーパーでたれを拭き取ってから焼き始めましょう。最後に残していたたれをフライパンに入れてしっかり煮詰めるのがコツ。おいしいぶり照りが完成!
出典: 寒くなってきたら、食べて温まりたい家庭料理のひとつ。醤油と和風だしを煮込んで作ります。おでんだしも市販のものではなくおうちで作ると格別なおいしさです。ポイントは同じ煮込み料理の肉じゃがと同じですが、落し蓋をしてしっかり煮込むこと。コツは大根を電子レンジで時短下茹するというとても簡単なひと手間。まるでちゃんと下茹でしたように大根に味がしみ込みますよ。ホクホクの大根が食べたくなったらぜひ♪
出典: おいしくなるきんぴらごぼうの切り方のコツは、薄い斜め切りにした後、さらに千切りにすることです。ごぼうのシャキシャキ感も残しつつ、味が絡みやすくなり一石二鳥。透明感が出るまで2分ほど焼いてから、調味料を入れましょう。汁気がなくなるまで煮詰めれば完成です。ごま油やいりごまを少量足すことでいっそう香りやコクが出ておいしくなりますよ。
出典: おいしく作るコツは、味がなすにしっかり染み込むように切り込みを丁寧に入れること。手間がかかりますが、食べやすくもなります。多めのサラダ油で最初焼くことで、綺麗な紫色も残り、味わいにも深みが出ますよ。だし汁を入れて煮た後、すぐ食べてももちろんおいしいですが、さらに2~3時間以上置いて味を染み込ませると段違いの出来に。
意外と簡単!出汁を取ってみよう「昆布だしの取り方/作り方(水出し・煮出し)」
出典: 時間がない時は、顆粒やペットボトルの和風だしに頼りがち。いつもより少し丁寧に自分でだしを取ってみると、新たな味との出会いが生まれるかもしれません。昆布だしは、水出しでも取れるのでとても簡単ですよ。3時間~1晩でOKです。寝る前に朝ご飯のだしを作ってみてはいかがでしょうか。煮出しの場合は10分ほど沸騰直前までやさしく煮て昆布を取り出すのがコツ。昆布だしの他にもいりこだし、かつおだしなどがあります。お気に入りのだしを見つけてみてくださいね。
■『醤油本』高橋万太郎 、黒島慶子(玄光社MOOK)
醤油について詳しくなることは、慣れ親しんでいる和食についての造詣を一気に深めることができます。ただの醤油だと思っても、例えば九州では砂糖が入っていて甘いものが定番というように、地域それぞれにローカル醤油があるので新たな発見ができるかも。歴史から種類、自分にぴったりな一品の見つけ方や楽しみ方が掲載されています。
醤油本
1,430円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
日本を代表する発酵食品の1つである味噌は、日本人の食生活にかかせませんね。人間の身体に必要なアミノ酸やビタミン類、カルシウムなどが豊富に含まれており、健康へと導いてくれる調味料。大豆をそのまま食べるより、発酵させ味噌にすることで、身体への吸収率も高く変化します。ここでは、味噌を使った基本の家庭料理のレシピや、とても簡単な家製味噌レシピをご紹介♪
出典: 意外と知らない、おいしいお味噌汁の作り方。調理のコツは、出汁の風味をしっかり効かせること、そして具沢山にすることです。歯触りや種類が異なる食材を組み合わせることでより一層おいしいお味噌汁になりますよ。さらに、白味噌と赤味噌など製法の違うものを混ぜることで、さらに味深くなります。季節の野菜をふんだんに使い、その時期で一番おいしい味を作りましょう。豆腐に旬の野菜やきのこを入れるのが分かりやすくておすすめ。
出典: おいしいさばの味噌煮を作るコツは、まずさばの下ごしらえをきっちりして臭みを取っていくこと。熱湯をかけて、ぬめりや血合いを洗い流しましょう。煮る時もたっぷりの酒を使って。生姜や味噌がさらにさばの臭みを取っておいしくしてくれます。作った後は、味を染み込ませるために1時間ほど置くと出来上がり。
出典: 北海道を代表する郷土料理。おいしく調理するコツは、まず新鮮な鮭を用意すること。さらに、鮭に火が通ったら高い温度でざっと一気に混ぜる。もともとは鉄板で作っていた漁師レシピなので豪快ですね。味噌だれにはみりんやバター、砂糖が入っているので甘めな味付けなため、子供にも喜ばれること請け合い。
出典: お米のとぎ汁で煮ることで大根から出た灰汁を包み込んでくれるので、上品な味わいに。無洗米の場合はとぎ汁をなかなか用意できないかもしれませんが、いつもの大根とは違う味わいを試してみてはいかがでしょうか。一度煮た後、また熱湯を入れたボウルに入れてゆっくり大根の中まで火を通すのがコツ。
出典: フードプロセッサーと炊飯器を使った自家製白味噌のレシピ。なんと、一晩で白みそができてしまうんです。材料は米麹、大豆、塩、水の必要最低限。塩も少なめのやさしい味わいの自家製味噌が楽しめますよ。初心者さんにも簡単なレシピです。
■『一汁一菜でよいという提案』土井善春(グラフィック社)
味噌料理の中でも「お味噌汁」にフォーカスした料理研究家・土井善晴先生の著書。“共働き家庭が多い忙しい現代では、一汁三菜はハードルが高すぎる、ご飯に具だくさんお味噌汁の一汁一菜で十分”という提案には心が軽くなりますね。自炊がしたいけれど、毎日たくさんのおかずを作るのが大変という人はぜひ一度試してみて。
一汁一菜でよいという提案
1,590円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
このパートでは、和・洋・中問わず幅広く使われている「お酢」を使った基本の家庭料理のレシピをご紹介します。穀物やフルーツから作ったお酒を、さらに酢酸(さくさん)発酵させて作る酢。脂肪を体内に溜め込まない作用があるため、ダイエットにぴったりの調味料なんです。副菜レシピは定番も多く覚えておきたいですね。
出典: 甘くて酸っぱい味付けは、家庭料理の基本のひとつ。覚えておくとマンネリ防止にもなりますよ。実は甘酢たれには黄金比があり、『酢:醤油:砂糖=3:2:2』にするとぐっと美味しさがアップします。サクサクとおいしいチキン南蛮を作るには、揚げる際に片栗粉をたっぷり付けることです。
出典: ヘルシーな副菜を取り入れたいときは酢の物がおすすめ。作り方もとても簡単なので、今まで作ったことがなかった人にもチャレンジしてみてほしいレシピです。コツは、だし汁を多めに使うこと。お酢のきつさも軽減され、おいしく食べることができます。
出典: 中華料理でおなじみの酢豚。豚肉をさっぱりとした味付けで食べられるので、暑い季節にぴったりのおかずです。豚肉を揚げる直前に片栗粉をまぶせば、カリッとした食感に。野菜も一度油通しをすることで旨みを閉じ込めることができますよ。夏のスタミナ家庭料理に。
作り置きできる!野菜たっぷりアジの南蛮漬けのレシピ・作り方
出典: 南蛮漬けをは、果汁を使ったお酢を使うと食べやすく、風味がよくなります。下ごしらえでは、塩を振ったアジからでる水分をきちんとふき取り、揚げるときには最後に火を強めにして油の切れをよくしましょう。たれと味が染み渡るまでじっくり置いたらおいしく出来上がります。
出典: ちらし寿司や副菜、お弁当のおかずにも重宝する酢れんこんのレシピです。歯ごたえをよくするために、5~6mmと厚めに切るのがコツ。薬膳の考えでは熱を取ってくれる作用があるので、暑い季節にもぴったり。ぜひ常備菜として用意してはいかがでしょうか。
SHIMANTO DOMEKI COMPANY|つぎ足すだし醤油/だし酢/ポン酢
440円~(税込)
※価格等が異なる可能性がございます。最新の情報はアイテム詳細をご確認ください。
アイテム詳細を見る出典: 昔ながらの自然発酵で作られたおいしいお酢はいかが?
出汁に合うように、酸味を抑えて作られた特注品です。ドレッシング、餃子やお鍋のときなど、気軽に食卓でお酢を楽しみませんか。酸味が少ないので、炊き立てのご飯にかけるのもおすすめ。
子供にも人気の調味料、ケチャップ。日本に伝わってからは洋食の調味料として使われるようになり、日本独自の食べ物が多く生まれました。家庭料理としても定着しているオムライスやナポリタン、海老チリなどのレシピ、そして自家製ケチャップを作るレシピも合わせてご紹介します。
出典: 炊飯器で炊くことで、水っぽくならずおいしいケチャップライスが完成します。卵をふわふわにするコツは、フライパンに流してすぐ菜箸で火が通らないうちにくるくるかき混ぜること。卵の両端をライスの中央に乗せてからお皿にひっくり返せば、きれいに仕上がります。失敗してしまったら、温かいうちならキッチンペーパーを使い、手早く綺麗に形を整えて。
出典: ケチャップで作る家庭料理といえばナポリタン。小さい子供にも大人気のメニューですね。ポイントは、パスタを湯切りをしないこと。鍋から掬い上げたら、そのままフライパンへ入れましょう。残っている水分のおかげで、味が絡まりおいしくなりますよ。
出典: ケチャップを使う中華料理の定番・海老チリ。下ごしらえをして臭みを取る手間を惜しまないことで風味が違ってきますよ。まずは、背ワタ処理。海老の背に沿って包丁を入れると黒い筋があるので、それを綺麗に取り除きましょう。塩をかけて揉み、さらに小麦粉をかけて揉んで流し臭みを取ります。火にかけたら手早く仕上げるのも、おいしくなるコツです。
出典: ケチャップで豚肉の味付けをする簡単な家庭料理、ポークケチャップ。豚肉より先に玉ねぎを炒めることで、甘みが引き出されます。ケチャップソースには、隠し味の味噌を加えることでさらに風味が豊かに。
出典: おいしいロールキャベツを作るには、コツがたくさんあります。まずは、ひき肉を巻くキャベツ。1枚ずつ剥がすと破れやすいので、キャベツをまるごとラップに包み、レンジでチンしましょう。芯の固い部分が包丁で取りやすくなり、葉も柔らかくなるので、きれいに剥がすことができます。ひき肉を包んだら、弱火でコトコト約1時間ほどじっくり煮込みましょう。
「生トマトで作る粗びきケチャップ」を作ってみませんか
出典: 料理をマスターしたら、次はおうちでケチャップを作ってみませんか?パプリカ、オレガノ、シナモンなどのたくさんのスパイスから作る自家製ケチャップは絶品!材料を煮たらミキサーで撹拌するだけで完成します。お手軽にお店の味が楽しめますよ。
17世紀のヨーロッパでは、バターは高級食材でした。私たちが生まれ育っていた現代では、いつでもスーパーで購入することができる手軽な食材ですね。牛乳から作られるバターは濃厚で、少量でも食材にコクを与えてくれます。
出典: 定番おかず、鮭のムニエルバター焼きレシピです。焼き始めるときには、皮の方からじっくりカリッと焼いていきましょう。出てくる脂をこまめにふき取ることで、魚独特の臭みがなくなります。バターを最初から入れてしまいがちですが、後からバターとお酒を加えるとおいしいソースができますよ。
出典: こちらは、グラタンの具材とホワイトソースを同時に作る奥の手レシピ!慣れていないと失敗しがちなホワイトソースですが、具材と一緒に作ることで小麦粉がダマになりにくく、混ざりやすくなるんです。分けた牛乳を加えながらとろみを付けて完成!耐熱容器に移し、チーズをかけて焼き上げましょう。
出典: 電子レンジを使ってじゃがいもに火を通すことで、コンロの前にいなくても簡単にじゃがバターを作ることができます。熱いうちにバターを和えると馴染みやすく、生クリームも加えることでコクが出ておいしく仕上がりますよ。じゃがいもが残っている時のあと一品におすすめ。
出典: バターと相性のよいホタテ。片栗粉をたっぷりつけて焼くことで、カリッとした食感を楽しめます。ホタテは火を通しすぎると固くなってしまうので、サッと焼くのがぷりっと仕上げるコツ。舌触りをなめらかにしたいときは、ヒモの部分を取り除いてから焼いてくださいね。
醤油味の焼きとうもろこしをイメージしたコーンバターのレシピ/作り方
出典: ハンバーグやステーキなどの洋食の付け合わせに大活躍するコーンバター。最初は、使用するバターの1/4ほどを使い、醤油を入れて火を通しましょう。最後に残りのバターを加えることで、醤油とバターの風味を活かすことができます。屋台で食べるような香ばしいコーンバターをおうちでも♪
■『バターは調味料。ほんの少し使うだけでおいしくなる』上田淳子(グラフィック社)
ただ料理に混ぜて火を通すだけでなく、練ったり焦がしたりと、身近なバターの奥深さを感じられる1冊です。ほんの少しの量(10g)を加えるだけでおいしく食べられるレシピが魚介やお肉、スイーツまで幅広く載っています。バター好きや家庭料理のレパートリーを増やしたい人におすすめ。
バターは調味料。ほんの少し使うだけでおいしくなる
1,650円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ひとことで「家庭料理」といっても、扉を開ければとても奥深い世界。おかずを作っていると、主菜と副菜の味付けが同じになってしまった…ということはありませんか?調味料ごとに考えると、味付けが被らず、レパートリーも考えやすいですよ。ぜひ、自分だけの味を追求してみてくださいね。
じゃがいもや玉ねぎ、糸こんにゃく、牛肉、絹さやなど基本的な材料で作る定番の肉じゃがです。こちらは牛肉の旨みと野菜の甘みを活かした出汁なしのレシピ。じゃがいもは芋男爵がおすすめ。糸こんにゃくは下茹でしておき、絹さやは煮過ぎると色が変わってしまうので、最後に入れましょう。おいしくなる調理のコツは、落し蓋をしてじっくり煮ること。濃い口醤油が味を引き立ててくれます。