憧れの北欧柄でニット小物を手作りしてみよう
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ニットが恋しくなる季節、「手編みができたらいいな」と思っても、「難しそうだし、きっと素敵に作れないのでは」なんていう方が多いかもしれませんね。そんな方に特におすすめなのが、北欧柄を取り入れた編み物です。
シンプルでおしゃれな北欧柄は、毛糸ととても相性がよく、デザインも自由自在。はじめてでも安心して編めるアイテムがたくさんあります。ナチュラルなインテリアや着こなしにぴったりな北欧柄で、はじめての編み物を楽しんでみませんか?
シンプルでおしゃれな北欧柄は、毛糸ととても相性がよく、デザインも自由自在。はじめてでも安心して編めるアイテムがたくさんあります。ナチュラルなインテリアや着こなしにぴったりな北欧柄で、はじめての編み物を楽しんでみませんか?
編み物をはじめるまえに
用意するもの
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毛糸と編み針があれば、すぐに始められます。といっても、毛糸も編み針も種類がたくさんありすぎて迷ってしまいますよね。
毛糸は、「並太」がほどよい太さでおすすめです。毛足が長いものやループのある毛糸は、はじめは編みにくいかもしれません。編み針は、毛糸のラベルにその毛糸に合う号数が書かれているので参考にしましょう。あくまでも標準なので、1号くらい前後しても大丈夫ですよ。ほかに、糸切りばさみや、最後に糸端を始末するためのとじ針があると便利です。
毛糸は、「並太」がほどよい太さでおすすめです。毛足が長いものやループのある毛糸は、はじめは編みにくいかもしれません。編み針は、毛糸のラベルにその毛糸に合う号数が書かれているので参考にしましょう。あくまでも標準なので、1号くらい前後しても大丈夫ですよ。ほかに、糸切りばさみや、最後に糸端を始末するためのとじ針があると便利です。
棒針とかぎ針 基本の編み方
今回ご紹介するのは、【棒針編み】と【かぎ針編み】のどちらかの技法で編む作品です。それぞれの特徴と、基本の編み方を見ていきましょう。
棒針編み
棒針編みは、2本の編み針を使う編み方です。直線的で平らなものを編むのに向いていますが、2本がコードでつながった「輪針」や4本の針で筒状に編むこともできます。
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棒針編みの基本は「表編み」と「裏編み」。「表編み」は、編んでいる側からみると表目、裏返すと裏目になります。逆に「裏編み」は、編んでいる側から見ると裏目、裏返すと表目になるのです。自分がいま見ているのが表側なのか裏側なのかを常に意識しておくのがポイントですよ。
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横に2本、すじのように盛り上がって見える部分が「裏目」です。他の部分は「表目」だけでできた「メリヤス編み」といいます。
かぎ針編み
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かぎ針編みは、先端がかぎ状になった1本針で編み進めていきます。小回りがきくのが特徴で、四角い形はもちろん、円形や細長い形、編みぐるみのような複雑な作品も得意です。
北欧柄について
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北欧柄といえば、幾何学模様や動物、植物、人形などをモチーフにしたものが特徴的ですよね。また、雪の模様やクロス柄などもよく使われます。編み物に模様を入れるときは「編み込み」の方法が一般的です。色を変えたい部分で、その色が表にあらわれるように編んでいきます。
カラーも重要な要素
模様のほかにも注目したいのは「配色」です。北欧アイテムを見て素敵だなと思うときって、色合いがポイントになっていたりしませんか?白やグレーを基調に黄色・水色・ピンクなどを組み合わせた配色が、北欧デザインらしさを引き立てています。編み物に取り入れるときにも、カラーを意識してみるとぐっと北欧テイストが上がりますよ!
北欧ニット小物の作り方15選
ここからは、編みやすくてかわいい北欧風の15作品をご紹介します。「はじめて編み針を持つ」ところから「少し慣れてきたので本格的に編んでみたい」という段階まで、それぞれのケースごとに集めていますので、ご自身にあわせてお気に入りを見つけてくださいね。
はじめてさん向け 北欧カラーを楽しむ3作品
はじめてのときは、1段編むだけでも大変かもしれません。でも、少しずつ編んでいくうちに慣れてきて、肩の力も抜けてくるはず。コースターくらいのサイズであれば、気軽にスタートできますよ!
ここでは、基本の編み方の組み合わせだけで素敵に仕上がる3つの作品をピックアップしました。模様の編み込みはなく、途中で色を変える方法なので簡単。色にこだわることで北欧らしいデザインになります。
ここでは、基本の編み方の組み合わせだけで素敵に仕上がる3つの作品をピックアップしました。模様の編み込みはなく、途中で色を変える方法なので簡単。色にこだわることで北欧らしいデザインになります。
【棒針編み】北欧カラーの鹿の子編みコースター
筆者撮影
「鹿の子編み」は、表目、裏目を1目ずつ常に交互に編んでいく編み方です。ぽこぽことした編み地がかわいらしく、適度な厚みが出るのでコースターにぴったり。「メリヤス編み」は、くるんと反って丸まりやすいのですが、鹿の子編みならアイロンをかけたりしなくてもぴたっと平らに決まります!慣れてくると1時間たらずで編めるので、いろいろな北欧カラーの組み合わせを試してみてください。
【かぎ針編み】デザイン自由!しっかりした厚みのコースター
【かぎ針編み】ミトン型が使いやすいエコたわし
初心者にも編みやすい北欧柄の7作品
続いて、北欧らしい柄を楽しめる作品を7つ紹介します。一見複雑そうに見える模様も、1段ずつゆっくり進めてみてくださいね。
【かぎ針編み】お花のコースター
【かぎ針編み】「北欧風」クロスのアクリルたわし
【かぎ針編み】北欧*リスのコースター
【かぎ針編み】雪の結晶の鍋敷き
【棒針編み】北欧柄の編み込みマフラー
作り方はこちらをご覧くださいね。
【かぎ針編み】北欧*クロス柄の小物入れ
【かぎ針編み】グラニースクエアで小物から大作まで!
慣れてきたらチャレンジしたい5作品
いくつか作品を作ってみると、糸と針の持ち方や手の動かし方がなじんできて、楽に編めるようになってきます。そうなったらしめたもの!ここでは少し複雑な模様や形の作品を5つ紹介します。難度は上がりますが、編み物をじっくり楽しめる作品ばかりです。
【棒針編み】連続模様の北欧風ポットマット
作り方はこちらを参照ください。
【かぎ針編み】ダーラナホースのポットホルダー
作り方はこちらをご覧ください。
【かぎ針編み】ふわもこニット帽
【棒針編み】北欧柄風*モチーフ付ニット帽
【かぎ針編み】フェルト加工のティーコゼー
北欧柄のパターンを毎月編んでいけるサンプラーも!
毎月1枚のモチーフを編んでいくサンプラーは、こんなにかわいい北欧柄を少しずつ楽しめます♪1枚でコースターに。つなげてクッションカバーやポシェットのように仕立てても素敵ですね。
手作りの北欧ニットで気持ちもあたたかく
素敵な作品ができあがるだけでなく、作っている間も楽しめるのが編み物の良いところ。実際に編んでみると、毛糸の手触りや色に癒されている自分に気づくかもしれません。
今回紹介した作品でお気に入りを見つけたら、あたたかい飲み物を用意して、ゆっくりのんびり編みはじめてみてはいかがでしょうか?
今回紹介した作品でお気に入りを見つけたら、あたたかい飲み物を用意して、ゆっくりのんびり編みはじめてみてはいかがでしょうか?
例えば、帽子や手袋、靴下などは筒状になっていますよね。1枚の布のように編んでから端を縫い合わせても筒の状態になりますが、輪針を使うとぐるぐる編み続けていくだけで筒状の編地ができあがるのでとても便利です。
セーターの胴体部分をぐるぐる編んでいくなんてこともできるんですよ!