年中見かけるおなじみの生姜は、正式には「根生姜（ひね生姜）」といわれるものです。秋に収穫後、約2カ月貯蔵され、「囲い生姜」とも呼ばれます。皮は飴色で繊維質がありゴツゴツしています。新生姜より香り・辛みが強く、薬味として使われることが多い食材です。年間を通して出荷されています。

新生姜は2種類あります。
1つは、ご紹介した秋に収穫された生姜を貯蔵せずにすぐに出荷したもの。もう一つは、夏に収穫される赤い皮がついたもの。こちらは、6～8月に出回る夏が旬の新生姜です。

新生姜は普通の生姜に比べて、みずみずしくシャキシャキとした食感で辛みもおだやか。繊維がやわらかいので、そのまま食べることもできます。旬の時期にしか味わえない、新生姜の絶妙な辛さと歯ごたえが楽しめますよ。

新生姜の選び方のポイントは、白っぽくてツヤがあり、茎の切り口がきれいな紅色のものがおすすめ！傷みの少ないものを選んでくださいね。

気分まで爽やかになるジンジャーシロップ。レモン汁を入れることで、可愛らしいピンク色に♪
炭酸で割れば、シュワシュワとした気泡にのって新生姜の香りが広がります。

新生姜といえばコレ！お寿司の相棒である甘酢漬け(がり)です。

お酢の甘酸っぱい味と新生姜の絶妙な辛さが相性抜群！新生姜の出回る時期にたくさん買って漬けておけば、そのままでもアレンジしても使えるので便利です。箸休めにもピッタリ♪

新生姜などの夏野菜と材料をビニール袋に入れて漬けるだけ。ゆかりを使うことでしば漬け風に変身！さっぱりとした味わいで箸休めにもおすすめです。お好きな野菜でアレンジしても楽しめます。

韓国料理で使われる調味料「ダシダ」で味付けをした、さっぱりと味わいたいときにおすすめのナムルです。鶏むね肉のうま味と新生姜と長ネギのほどよい辛みが食欲を増進。

ダシダがない時は、中華だしの素や鶏がらスープの素で代用できます。冷やして食べても◎

おつまみにピッタリなピリッと辛い大人味のきんぴらです。たくさんの新生姜を使って食欲増進にも。
新生姜ならではの辛さと食感を活かしたい方は湯がく工程をとばしてもOK!作り置きやお弁当のおかずにもおすすめです。

新生姜と大葉をちくわで巻いただけ！火も使わずできる簡単レシピです。新生姜の食感がダイレクトに味わえます。味噌とはちみつを合わせたコクのあるネギ味噌ディップをつけて召し上がれ。おつまみにもピッタリです。

ほたてと新生姜とグリーンアスパラガスの色鮮やかな一品はおもてなしにもピッタリ！新生姜は食感を活かすために、最後に入れてサッと炒めるだけ。ネギだれを絡めた、それぞれの食感を楽しんで。

お肉料理の定番しょうが焼き。いつもは名脇役のしょうがをたっぷりと入れて味わいましょう。
豚肉は、うまみが出ないようにパパッと炒めるのがポイントなのだそう。

ご飯がすすむ、大人も子どもも大好きな甘辛味で鉄分補給！鶏レバーの独特な臭みが新生姜と合わせることでとても食べやすくなります。一度冷ますとより味が染みておいしくなるので作り置きにもおすすめです。お好みでブラックペッパーをかけて召し上がれ。

新生姜の甘酢漬けを使ったアレンジレシピです。豚バラ肉で甘酢漬けと青ネギを巻くだけで簡単に作れます。
新生姜のさっぱりとした味わいが豚バラの油っこさを和らげて、いくらでも食べられるおいしさです。おつまみにもおすすめ♪

ピリッとした辛さの新生姜と豚肉のうま味が味噌と絡まって絶品のおかずに。
新生姜はたっぷり入れてOK。豚肉のモモ、バラ、ヒレなど、お好きな部位に変えて味の違いを楽しんでも良し！ご飯のお供はもちろん、お弁当のおかずにもおすすめです。

食感も楽しめる、新生姜だけで作るふりかけ。
醤油、みりん、砂糖で煮込んだ甘じょっぱさに、ピリ辛が相まって、絶妙な味わい。
麺料理など、ちょこっとのせるだけでいいアクセントになりそう。

ご飯のお供にピッタリ！新生姜とじゃこのソフトふりかけです。新生姜は生姜と比べて辛さもマイルドなので、生姜が苦手な方やお子さまでもおいしく食べられます。山椒の量はお好みで調整◎
常備菜でたくさん作り置きしておくと便利ですよ。

旬のあさりと新生姜を使った、この時期にしか食べられない贅沢な組み合わせの炊き込みご飯です。あさりを蒸して出たスープも無駄なく使います。新生姜のさわやかな風味とあさりのスープをしっかり吸った栄養満点の炊き込みご飯。ぜひご賞味あれ。

イカと新生姜だけで作る、素材の味を活かしたシンプルな煮物です。イカは水から煮て長時間グラグラ煮込み過ぎないようにすることで、やわらかく仕上げることができます。余った煮汁で炊き込みご飯にするのもおすすめ！

新生姜をたっぷりと使ったイワシの生姜煮です。イワシの臭みを生姜の効果で和らげます。圧力鍋を使うことでイワシの小骨もやわらかく仕上がるので、お子さまにも食べやすくおすすめです。作り置きにも◎

夏野菜のなすとピーマンを焼いて皮をむき、めんつゆで味付けした夏ならではのレシピです。
風味付けにたっぷりの新生姜と青じそを添えて。さっぱりとした味わいが食欲をそそります。彩りも鮮やかに盛り付けておもてなしにもピッタリ！

素揚げしたかぼちゃに新生姜をたっぷり合わせてさっぱりと！かぼちゃは素揚げすることで香ばしさがアップします。

揚げたての熱いうちに調味料と絡ませて。新生姜は最後に加えるとより良い食感と風味が楽しめるそう。