古くは平安時代頃から行われてきた「お月見」。稲の収穫の時期と重なる「十五夜」は一年の中でも特に綺麗な満月を見ることができるので、豊作の願いと感謝を込めてお供えと共に月を眺める風習になったと言われています。

お月見のお供えには、魔除けとして「ススキ」、感謝の意を表す「月見団子」、そしてかぼちゃや里芋などこの時期収穫される農作物をお供えします。自然の恵みを月に感謝という感じでしょうか。私たちのこの時代も、素敵な風習を感謝しつつ楽しんでいきたいものですね。

すりおろした山芋にお醤油とみりんで漬けておいた卵黄をちょこんと乗せれば月見とろろの完成です。濃厚な黄身漬けがお酒のお供にぴったりです。秋の夜長の始まりにぴったりの簡単月見レシピです。

旬のナスも入った鶏そぼろの上に目玉焼きを乗せれば和風なガパオライスのような「ナスと鶏そぼろのお月見丼」が完成します。よく混ぜて召し上がれ。

冷たいお蕎麦の上に、オクラやお揚げを乗せ、すりおろした山芋の上に黄身を乗せ目玉焼きのように見立てた「冷やし月見とろろそば」。大葉やネギ、ミョウガなど夏の終わりをしっかり楽しむべく薬味もたっぷりで召し上がってみてくださいね。

卵黄と白味を分けて、卵黄でチャーハンを、白味には旬を迎える里芋をあんかけに混ぜて食べ応えもありな一皿に。まさに映える一品です。

里芋で作るコロッケはねっとり食感が癖になる美味しさです。明太子とモッツァレラチーズを入れて作るので味付けも特に必要なく失敗知らずのレシピです。ヨーグルト入りの明太子ソースもさっぱりしていてまた美味しい♪

ヘルシー食材のエノキをたっぷり使った可愛いつくねは、中にうずらの卵を入れてカサ増し！卵の黄身と絡めながら頂きましょう。

高カロリーなイメージが強い肉団子ですが、こちらは揚げずに作るのでとってもヘルシー。和風テイストでいくらでも食べられちゃいますよ。

マッシュしたかぼちゃをコロコロと丸い形に整えてそぼろ餡をかけた優しくて栄養価も高いレシピです。かぼちゃの黄色が美しい！

ベランダや縁側でお月様を眺めながらこんなキュートなお寿司はいかがですか？おもてなしにも喜ばれる見た目もキュートなレシピです。

お豆腐入りのツルツルの白玉を一口食べると中からみたらし餡が！！お月見の鉄板メニューに入れたいアイデアレシピです。

スイーツは食べたいけれどお酒も飲んでいるので少しだけ甘いものが食べたい方向けのスイーツが「プチトマトあめ」です。甘味と酸味の一体感はワインにもぴったりです。

キラッキラのスーパームーンをモチーフにしたスイートポテトは、下にクッキークランチを敷いて食感も楽しめる一品に。

いかがだったでしょうか。2019年の十五夜も豊作に感謝の意を込めて美味しく「観月」してみてくださいね。