実は色々気をつけたい幼児食

幼児食で気をつけたい栄養バランス
大事だけど取り入れるのが難しい鉄分

朝食に摂りたい!たんぱく質

1日の食事の中で、最も大事なのは朝食です。たんぱく質を朝食に取ることで、成長ホルモンの分泌が促される効果が期待できます。しっかりとした体づくりの基本として必要な栄養素だといえます。
【年齢別】摂取してはいけないもの
1歳〜1歳半の離乳食期に生魚やえびはNG

お刺身などで食べる生魚は消化が悪く、まだ消化機能が発達していない時期には適していません。また、食中毒の不安もあるので基本的には3歳以降に少量ずつ食べさせましょう。えびやかになどの甲殻類はアレルギーが出やすいので、NGです。
2歳〜3歳は生卵ではなくゆでたまごに!ちくわなど加工食品にも注意が必要
朝食の定番である生卵は、ついつい子どもにも食べさせたくなりますが、3歳を過ぎないと体の免疫力や消化機能が未熟なため避けてください。また、ちくわやウィンナーなどの加工食品は塩分も多いので、使用の際は茹でてから使うなど配慮が必要です。
下痢や蕁麻疹だけではないアレルギーの症状

初めての食品を食べた時、子どもがどんな症状を起こすとアレルギーなのか判断つかないこともあります。下痢やじんましんといった症状をイメージするかもしれませんが、他にも色々あるのです。
・目が痒くなったり充血する
・口の周りが赤くなる
・咳が出たり声が枯れる
このような症状もアレルギー症状です。アレルギー食品というのは食べてから2時間以内に症状が現れます。症状の重さは個人差があるので、疑わしい場合はすぐに病院を受診するようにしてください。
【ごはんレシピ】年齢別のおすすめ人気幼児食レシピ
【1歳】献立を考えるのが大変な時期
レンジで簡単!王道の「かぼちゃの煮物」
子どもに人気メニュー「鍋焼きうどん」
自分で簡単にブールマ二エができる!じゃがいもやコーンを入れて「シチュー」
野菜たっぷりの「八宝菜」
【1歳半】固形も少しずつ食べられるように
えのきやしいたけ…きのこたっぷりの「炊き込みご飯」
ヘルシーなささみは幼児食の定番「チキンナゲット」
子どもに人気で冷凍しても美味しい「そぼろ」
白身魚の王道・たらはふわふわになるのでおすすめ「酒蒸し」
【2歳】大人と一緒に楽しめる味付けへステップアップ♪
定番のカレーをちょっとアレンジ!「ドライカレー 」
ハムやキャベツ、レタスを入れて美味しい!熱が出た時にもおすすめな「野菜スープ」
ビタミンやカルシウムが多く、甘みがあるので子どもでも食べやすくて人気の野菜であるキャベツはスープにすると栄養を余すところなく食べることができます。キャベツがない時はレタスで代用してもOKですし、味付けのポイントとしてハムを使うと美味しいですが、使いすぎると塩分が多くなるので量は少なめにしましょう。
幼児食時期に摂取しておきたい栄養素の大きなポイントのひとつに「鉄分」が挙げられます。鉄分は、脳の活動を促すために非常に重要だと考えられており、子どもの脳は3歳までには大人の8割程度の脳重量に達するのだそう。鉄分が不足すると脳の成長が低下し、運動機能や免疫機能に影響がある可能性が高いと言われているようです。