海のめぐみいっぱい!旬のあさりを食卓に…。
~砂抜きのやり方~
塩水はどれくらいの濃度?
時間はどれくらい?
作った「海水程度の塩水」の中に、あさりを入れます。入れた上から新聞紙の上からラップなどをかぶせるなど蓋をして、冷暗所で約3時間程置き、砂を吐かせます。
ここでのポイントは、あさりが勢いよく砂を吐き出すことがあるので、周りを汚さないために、蓋をしておくと安心です。
あさりの砂抜きの時間は、スーパーで買ってきたものなら、最低でも2~3時間、潮干狩りのものなら一晩ほど塩水につけておく方がしっかりと塩抜きすることが出来ます。
なお、あさりが取れた場所の塩水をそのまま持ってくるという方法もおすすめですよ!
常温?冷蔵庫?保存方法は
あさりの砂抜きの保存には「冷暗所」が適しています。寒い時期にはそのまま室内の涼しいところ、夏場の暑い季節などは冷蔵庫で保存しましょう。
詳しい「あさりの砂抜き」はこちらをどうぞ
忙しくても大丈夫。短時間でできるワザも!
50度のお湯で時短砂抜き
時間がない時におすすめな、「時短砂抜き法」をご紹介したいと思います!
まず、45~50℃のお湯を用意します。きっちり温度計を使って測る必要はありません。沸騰したお湯に同量くらいのお水を注ぐと、丁度45~50℃前後のお湯をつくることが出来ます。
次に、貝殻に付着した汚れを落とすため、こすりながら流水で洗い流します。その後、あさりを45~50℃のお湯の中に投入します。お湯の中でも、殻同士をこすりつけるように洗い、貝が重ならないようにしてそのまま10分~20分ほど放置します。
お湯に浸けると、写真のように、すぐにあさりの呼吸管が顔を出し始めます!なんだか、可愛らしいいですね…。
貝の口がちょっとだけひらく程度が良いそうで、途中、お湯が冷めてきてしまったら足し湯をして温度があまり下がらないようにしましょう。逆に、お湯の温度が高くなってしまうと、火が通ってしまうこともあるので注意が必要です。
あさりの美味しい季節ですね!愛知県や静岡県、千葉県などで多く水揚げされるあさり。行楽シーズンには潮干狩りを楽しむ人も多いのではないでしょうか…。
蒸したり焼いたり、どんな料理にも大活躍してくれるあさりの旬は、春と秋の2回。あさりは、春先と秋に産卵し、特に、産卵期に入ったあさりは身がふっくらとして肉厚で旨みがたっぷり!是非、ジューシーな美味しさを味わってみて下さいね!