ローレル、ロリエとも呼ばれる「ローリエ」は、月桂樹（ゲッケイジュ）の葉を乾燥させたハーブ（香草）。葉に含まれるリナロール、シネオール、オイゲノールなどの精油成分が食材の臭みを消し、爽やかな香りを付けてくれます。今回は、そんなローリエを使ったレシピをご紹介します。

市販のシチューの素を使って作るお手軽クリームシチューも、ローリエとバターで風味豊かに。白菜の芯の部分は削ぎ切りにして、トロトロのおいしさを楽しみます。

骨付き鶏もも肉を使ったボリューム満点のチキンカレー。休日に作りたい、お店のような本格的レシピです。すり下ろしたジャガイモ、ニンジンやチョコレートなど、いつものカレーがおいしくなるポイントも。

ローリエの他にも、タイム・ローズマリーを使って作るチキンのマリネ焼きは、香りがよくしっとり。鶏もも肉をマリネ液に30分漬けて焼くだけの手軽さが嬉しいレシピです。

トンカツ用の豚ロース肉で作る、豚肉ソテークリームソース。生クリームと粒マスタードで作るソースにローリエを加えて、味に奥行を作ります。いつもの豚肉をちょっとおしゃれにアレンジしたい時におすすめのメニューです。

パーティの主役にぴったりの本格的なローストビーフ。しっかり焼き色をつけた牛もも肉に、ローリエとタイムをのせてお肉の旨味を引き出します。トロミのある赤ワインのソースも◎。

ハーブの香り漂う、しっとりやわらかな鶏ハム。材料を揉み込んで30分、お湯に入れてさらに30分で完成します。シーザーサラダやパンにはさんでもいいですね。

やわらかくさっぱりとした風味の、豚肉の紅茶煮。豚肉を紅茶とローリエで煮ることで臭みを消して風味豊かになります。3時間程度置けば食べられますが、一晩おけばさらに味がしっかり染み込みますよ。

おつまみやカレーのお供に、冷蔵庫に常備しておくと便利なピクルス。ローリエを加えたピクルス液に、彩りや食感の違いを楽しめる食材を漬けこんで楽しみましょう。

料理に爽やかな香りづけと旨みを引き出してくれる“ハーブ”。いつもの料理に加えるだけでお店ような味に一歩近づきます。ローリエ以外にもバジル、ローズマリー、タイムなど…。食材に合わせたハーブでお料理をもっと楽しんでみてくださいね。