清涼感のあるハーブ「タイム」を、美味しく使い切れるレシピ52選
「タイム」はバジルやローズマリーのように、お家でも育てやすいハーブのひとつ。
スーパーへ行ってみると「生のタイム」なら、野菜売り場に。「乾燥のタイム」なら、スパイスコーナーに並んでいて、購入するのも簡単です。
出典: そのように、手に入れやすい「タイム」ですが、ピザでお馴染みの「バジル」ほど、パッと使いみちが思い浮かびませんよね。「タイムってどんな料理で使えばよいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、持ち味である爽やかな香り・風味を活かした、おすすめ「タイムレシピ」を、どーんと52品ご紹介!
出典: そのまま単品では食べませんが、肉や魚、野菜にスイーツと幅広く使うことができるハーブなので、使うコツを覚えておくと重宝します。
「タイム」は使いこなせないと思われがちなので、料理に取り入れると、レストランのような特別な気分を味わえますよ。
肉、魚、野菜など種類ごとにレシピをご紹介していきますので、気になったレシピはぜひ挑戦してみてくださいね!
【はじめに】タイムを料理に使うなら…先に知っておきたい⾖知識
そのままもりもり食べないから..。「タイム」の魅力は何?メリットって?
出典: ハーブなので、そのままもりもりと食べるのではなく、料理のアクセントとして使われる「タイム」。人気の理由は何なのでしょう?
そこでまず、「タイム」の魅力をおさらい!
「タイム」は古くから薬草として愛されてきたハーブでもあります。ほかの食材を美味しくしてくれるほか、体に良い面もあるんですよ。
☑ 清々しい香り・風味
…コッテリしたおかずに添えると、すっきりとしたアクセントになる。
☑ 臭み消し
…下ごしらえで使うと、肉や魚の独特の臭いを消してくれる。
☑ 殺菌・防腐作用
…大葉と同様に、殺菌・防腐作用がある成分を含んでいる。食中毒予防を目的に、お弁当の中に入れるのもおすすめ。
☑ 見た目が可愛らしい・鮮やかな差し色(グリーン)をプラスできる
…料理の仕上げに、枝ごとトッピングすると、見栄えが良くなる。
⾷⽤のタイムは、「コモンタイム」「レモンタイム」という品種が代表的
種類が非常に豊富な「タイム」。茎が立ち上がる「木立性」と地を這う「ほふく性」という、2種類に大きく分けられます。
「木立性」のタイムは、食用に使われることが多いです。
「ほふく性」のタイムは、グランドカバーとしてお庭を彩ることが多いです。
「木立性」のタイムの中でも、とりわけ一般的に食用として親しまれている品種は「コモンタイム」と「レモンタイム」の2種。代表的なこの2種類についてご紹介します。
出典: 「タイム」といえば、この「コモンタイム」を指すことが多いというくらい、知名度・人気が高い品種です。爽やかな香りが特徴的で、淡いピンクの小さな花が咲きます。花も食べられるので、ケーキのトッピングにしたり、サラダ仕立てにすることもできるんですよ。
「レモンタイム」は、その名の通り、ほんのりとレモンのような香りがします。軽やかでさっぱりとした香りなので、スイーツにもよく使われます。
名前が似ていますが、「ゴールデンレモンタイム」は「レモンタイム」を園芸用に改良したもの。料理に使う場合は、「レモンタイム」を選びましょう。
料理での使い方は…「⽣の状態」でも「乾燥の状態」でも便利に使える
※コモンタイム、レモンタイム共に、⽣でも乾燥でも活用できます
「⽣のタイム」を使うなら…こんな場合におすすめです
生のタイム(フレッシュタイム)を使うと、新鮮な瑞々しい香りをたっぷりと楽しめるところが大きな魅力。また、鮮やかな緑色やかわいらしい形もフレッシュならではですよね。
■ 生のタイム(フレッシュタイム)のおすすめの使い方
✔フレッシュハーブティーに。
…季節感を味わいながら、新鮮な香りを楽しめる。
✔料理のトッピングに。
…枝をそのまま活用することで、見た目にアクセントをつけられる。
また、すがすがしい味のアクセントを添えられる。
✔肉・魚料理の特有の臭みを消すために。
…臭いが強い肉、魚を焼く時、タイムをまぶして焼くと、臭いがやわらぐ。
…パセリやローリエと一緒に束ねて、煮込み料理に入れると香りづけになる。(ブーケガルニ)
✔マリネや浅漬けに。
…オイルにほどよい香りをつけられる。
「乾燥タイム(ドライタイム)」を使うなら…こんな場合におすすめです
乾燥「タイム」は、文字通り、「タイム」の葉を乾燥させたもので、葉のままになっているタイプと粉末状のタイプがあります。水分を飛ばすことで、有効成分がぎゅっと凝縮された状態になっています。乾燥しているので、長期保存に向いていて、瓶などに入れておけば好きな時に使うことも。
たくさん生の「タイム」を収穫したら、保存性をあげるために乾燥させることもできます。よく洗って、束状にした生の「タイム」を風通しがよく、直射日光の当たらない場所に吊るしておけば、1週間ほどでドライに。煮沸消毒した瓶に保存しましょう。
■ 乾燥させたタイム(ドライタイム)のおすすめの使い方
✔ドライハーブティーに。
…少ない量でも有効成分をしっかり摂れる。
✔食材に混ぜたり、漬けたり。
…均一に広がるので、全体に味を入れられる。
▽ 関連記事:
お家でタイムを乾燥させて「自家製のドライタイム」を作ることもできますよ♪
下記の記事でドライハーブを作る方法を詳しくご紹介しています。
フレッシュハーブがたくさん穫れる時期は、お料理に、ティーに、ふんだんに使えてうれしいですね。元気のいいハーブは、ドライにすれば、長期保存OK!ハーブのない季節にも、たくさんのお料理の出番に応えてくれます。ドライハーブの作り方、加えてドライハーブを使うレシピもご紹介しましょう。
似ていると言われる「タイム」と「ローズマリー」。どんなところが違う?
「タイム」に見た目がよく似ているハーブに「ローズマリー」があります。どちらもシソ科の植物です。小さな葉っぱがたくさんついた「タイム」は亜低木。そして、細長い葉っぱがついた「ローズマリー」は低木。亜低木というのは、木と草の中間のような存在のこと。亜低木と低木は、成長の仕方や、木質化する部分が異なります。
どちらも爽やかさとほろ苦さを感じさせる香り。「ローズマリー」の方が独特な香りが強く、加熱料理によく合います。「タイム」は加熱料理はもちろん、オイルに香りを移して作るドレッシングなどにも向いています。
清々しく刺激的な香りを持つローズマリーは、健康と美をサポートしてくれる嬉しい長所がいっぱいのハーブ。料理だけでなく、スキンケアにも使えて、除菌・虫除けにも大活躍します!そんなローズマリーの万能ぶりをまとめてみました。最近どうも頭がすっきりしないな、という人は特にチェックしてみてくださいね。
-【タイム活用料理52選】タイムを使ったおすすめレシピを紹介 -
それではここから、タイムの香り&風味が上手に活かされた、おすすめの料理レシピをご紹介します。
出典: タイムとローズマリーのWハーブ使いで仕上げるチキンソテー。
オリーブオイルにハーブの香りを移したら、肉を焼く前にハーブを取り出します。そのまま一緒にフライパンに入れっぱなしにしてしまうと、せっかくのハーブが黒焦げになってしまいます。お皿に盛りつけてから、トッピングとして肉の上を飾ると素敵です。
出典: ローリエで煮込み、仕上げにタイムを振りかけた鶏肉のトマト煮込みです。
肉にしっかり火を通した後に、タイムをさっと振りかけるので、くどすぎず、軽やかな香りをつけることができます。トマトの赤に、緑のタイムが美しく映えますね。
出典: 鶏肉にたっぷりのネギ塩をかけて作るチキンソテーです。
ローズマリーとタイムという相性抜群のハーブで香りづけをしています。最後にレモンをきゅっと絞って、酸味をプラス。爽やかな香りのローズマリー&タイムにもぴったりです。
出典: 淡泊な鶏胸肉に生ハムでコクを足し、さらにチーズとタイムで風味よく仕上げたオーブン焼き。
肉を切って、生ハムで巻き、調味料をかけるだけの簡単レシピなのに、見栄えがよく、パーティー料理にもおすすめです。提供したい時間から逆算して、オーブンに入れるといいでしょう。
出典: 生クリームを使わずに仕上げた、鶏肉とアボカドのチーズクリーム煮です。
アボカドとチーズのクリーミーな感じの中、タイムがさっぱりと味を引き締めています。アボカドはすこし硬めのものの方が炒めるときに崩れにくく、きれいに出来上がりますよ。
出典: 茹でた鶏肉を細かくほぐして作るオリーブオイル漬けです。
鶏むね肉とにんにく、イタリアンパセリ、タイム、塩を重ねてオリーブオイルに漬け込むだけの簡単レシピ。そのままで、ワインのおつまみにしてもいいですし、大きめのバンズにはさんでヘルシーサンドイッチにしても◎。常備しておくと、いろいろな料理に使いまわせれる逸品です。
出典: タイムとオレガノ、アールグレイの茶葉で鶏肉に爽やかな風味をつけて、炊飯器で炊き上げるシンガポールチキンライス。
炊き込みごはんの水にはタイムを混ぜず、肉とごはんの対比をはっきりと。味わいが違うから、飽きずに最後まで美味しく食べられます。
出典: 鶏ひき肉をたっぷり詰め込んだ玉ねぎのファルシです。
ひき肉にはパプリカパウダー、ナツメグ、タイムなどを加えて、臭みを消しつつ、爽やかな風味をつけています。サフラン、タイム、ローリエで作るシンプルなスープを注いで、ジューシーに。ハーブの美味しさを堪能できるひと品です。
出典: ソテーした豚肉をオイスターソース&マーマレードでしっとり煮込んだ豚肉煮。
甘酸っぱいマーマレードとコクのあるオイスターソースにタイムを合わせると、ふんわりと清涼感のある香りが漂う上品なソースが完成します。
出典: オーブンなしで作るフライパンローストポークです。
豚ロースのかたまり肉は常温に戻してから、調理し始めるところが美味しく作るポイント。塩胡椒、オリーブオイル、タイムのシンプルな味付けで、上品なローストポークに仕上がります。スライスするときは、粗熱が取れてから。アツアツの状態で切り分けるとせっかくの肉汁が出てしまいますのでご注意を。
出典: 豚ヒレ肉を厚めにカットして、焼き上げるシンプルなローストポーク。
どーんと大きく作るローストポークとはひと味違った良さのある料理です。カットしてから焼くので、調理時間が短く、アツアツのところをいただけます。ドライタイムは、切り分ける前の肉につける方が焦げにくくなりますよ。
出典: じっくりと漬け込んだ豚肉を魚焼きグリルで焼き上げるローストポーク。
ドライタイムを熱湯でしっかり抽出し、ハーブティーに。調味液と合わせ、2日間漬け込みます。時間が美味しくしてくれる料理ですね。事前に準備しておけるので、ホームパーティーのメインにもおすすめです。
出典: 豚肉で巻いた長ネギの白ワイン煮です。
白ワインとタイムを合わせた調味液でじっくり蒸し煮にしています。長ネギは、白い部分にだけ豚肉を巻き、緑の部分はそのままで。飽きずに最後まで食べられますよ。
出典: 細かく切ったベーコンとタイムの香りが抜群のかぶとベーコンのハーブソテー。
かぶの白、ベビーキャロットのオレンジ、ベーコンのピンクにタイムの緑とカラフルで華やかなひと皿。それぞれの野菜の食感を残すように、短時間でさっと加熱しましょう。
出典: ボリュームのあるゴロゴロ野菜と厚切りベーコンのポトフ。
野菜は大きめにカットすると見栄えが良くなります。じっくりベーコンを焼き付けて、旨みたっぷりの脂を野菜にまとわせてから煮込みましょう。ぐつぐつ煮立たせると、タイムの風味が飛んでしまうので、沸騰状態をキープできるくらいに火を弱めて作ると美味しくできます。
出典: 塩麹漬けのベーコンで新じゃがをソテーした炒め物です。
スライスした新じゃがにタイムをのせて焼くと、ほんのりとした香りがついて爽やかに。塩麹につけたベーコンは、優しい甘味がプラスされて、まろやかな味わいになります。あまりカリカリにせず、やわらかなベーコンも◎。
出典: 彩りの美しい、紫玉ネギとベーコンのミルフィーユ・マリネです。
薄切りの紫玉ねぎは形を崩さないよう、そっとマリネ液に漬けましょう。カリッとさせたベーコンをマリネ液に入れることで、コクのある美味しさが実現。タイムの爽やかな香りが全体を引き締めます。
出典: ニジマスをしっとりと焼き上げるハーブ焼き。
生のタイムでしっかりとオリーブオイルに香りを移し、ニジマスを焼きます。両面に焼き色がついてから、バターと白ワインで蒸し焼きにして、ふっくらとした焼き上がりに。タイムは香りを移した後は、魚と一緒に焼かずに、最後にトッピングとして添えましょう。
出典: クッキングペーパーに包んで焼き上げる、鮭のパピヨット。
タイムは一緒に包み込む野菜と一緒に炒め、ほのかな香りをつけます。紙包みの状態にしたら、あとはオーブンで焼くだけ。クッキングペーパーを開く瞬間の芳醇な香りがたまりません。各自それぞれ、自分の席で包みを開けると香りが存分に楽しめます。
出典: たっぷりのオイルでじっくり煮込む鯖のコンフィです。
低温でゆっくりと煮ていくので、鯖の身が崩れず、ハーブの香りもしっかりつきます。鯖を取り出した後のオイルは、旨みがたっぷりなのでドレッシングやパスタなどに活用できますよ。
出典: タラのシンプルなオーブン焼きです。
天板に並べたタラににんにくとタイム、オリーブオイルをかけてオーブンで焼くだけという簡単レシピ。オーブンを使うと、一気にたくさんの魚を焼くことができます。ホームパーティーなどでも重宝するレシピです。タラの上に一枝ずつタイムを配置すると、盛りつけやすく、仕上がりも綺麗に見えます。
出典: 鮭フレークでつくるスモークサーモン風のディップです。
常備しやすい鮭フレークをスモークサーモンの代用に使ったディップです。タイムやローズマリーなどのドライハーブを入れると、鮭の臭みが消えて、食べやすくなります。薄切りのバゲットや、クラッカーにのせれば、ワインのお供にもおすすめ。
出典: カリッと仕上げるスズキのハーブ焼きです。
タイムとローズマリーの香りを移したオリーブオイルを使って焼き上げています。両面に焼き色がついたら、白ワインをふって蒸し焼きに。しっとり焼きあがったら、醤油を垂らして香ばしさをプラス。レモンを絞れば、ハーブの清涼感と相まって、一層爽やかになります。ごはんやパンのおかずにもいいですし、ワインやビールのおつまみにもぴったり。
出典: パン粉が香ばしいサンマのハーブ焼き。
下処理したサンマに、タイムやパセリ、セージを混ぜ込んだパン粉をまぶして焼き上げる簡単レシピです。パン粉に混ざりやすいよう、生のハーブ類は細かく刻んでおきましょう。サンマとパン粉をそれぞれ用意しておけば、あとは食べたいときにオーブンで一気に焼くだけ。覚えておくと、おもてなしにも重宝するレシピですよ。
出典: タラにあさり、トマトを合わせて作るシンプルなアクアパッツァです。
オリーブやケイパー、パセリ、タイムといった香りの強い素材をたっぷり使うことで、シンプルながら、奥行きのある味わいが実現。タラには塩をふって、すこし置くと余計な水分が出て、味が締まります。
白身魚のオーブン焼き タイム風味のトマトソース添え
出典: イトヨリダイのオーブン焼きです。
魚の身にレモンスライスを挟み込み、オリーブオイルをかけて焼き上げる大胆なオーブン焼き。タイやイサキ、カサゴといった白身魚でも美味しくできます。タイムはドライタイプを使って、全体に均一にふりかけて。下ごしらえの段階でタイムを使うので、魚の臭みもしっかり抜けます。
出典: 淡泊なタラにハーブを効かせ、白ワイン煮にしました。
ドライタイムを使って、しっかりと香りづけ。玉ねぎ、パプリカ、しめじを同じフライパンでソテーしてから白ワインで煮込むので、それぞれの素材の旨みもじんわりとタラに入ります。酒の肴にもおすすめのひと皿です。
出典: シンプルなシシャモのハーブソテー。
サラダオイルに生タイムの香りを移し、シシャモを焼くだけ。タイムの香りがするだけで、いつもとはちょっと違った洋風なシシャモが出来上がります。焼き上がりにタイムを添えると、おしゃれな雰囲気になりますよね。
出典: 香り高いハーブパン粉をたっぷりかけて仕上げる海老のガーリック炒めです。
海老とブロッコリー炒めとハーブパン粉を別々に仕上げるレシピ。ハーブパン粉は、ソテーした魚やグリル野菜にかけても美味しくいただけます。
パン粉は色づき始めると、あっという間に焦げてしまうので、フライパンから目を離さないように気を付けましょう。
出典: タイムとローリエで香りをつけたガーリックシュリンプです。
殻付きの海老は加熱するといい出汁が出て、香りも良くなります。焼きすぎると身が硬くなるので、短時間でしっかり焼き付けて。しっぽの中の水をきちんと切っておくと、水っぽくなりません。
出典: 明太ポテトにタイムでソテーしたアツアツの海老をトッピングしたタルティーヌ。
ぷりっとした海老が可愛らしくて、とても華やかですよね。ホームパーティーのスターターにもぴったり。食べる直前に、海老をタイムでソテーすると、香りもたってアツアツをいただけます。
出典: ローズマリー、オレガノ、タイムを使ったホタテのハーブソテーです。
フレッシュハーブを使うときは、軽く水洗いしますが、しっかりと水気を拭いてオイルに入れましょう。水気が残っていると、油の中で跳ねますし、からりとした仕上がりになりません。ホタテの焼き色がついたら、さっと取り出して。焼き過ぎに気を付けましょう。
出典: バスク地方のアサリご飯です。
アサリの出汁と白ワインで炊き上げるシンプルな炊き込みご飯。炊きあがったところに、フレッシュタイムを散らして、香りを際立たせます。彩りもよくなり、爽やかな香りが食欲をそそりますね。
出典: レモンとタイムが香るボンゴレ・ビアンコです。
ベーシックなボンゴレ・ビアンコにバターとレモンとタイムをプラス。ふわりと漂う香りが爽やかでアサリの旨みともぴったり。最初の段階ではオリーブオイルで炒め、バターは最後に風味付けで入れます。この手順なら、焦げることなく、バターの濃厚なコクをしっかり味わえますよ。
出典: 歯触りの良いキャロットラペにドライタイムをふって、風味付けしています。
レーズンの甘酸っぱさとタイムの爽やかさがよくあって、おしゃれなデリ風おかずが完成。細切りにしたにんじんは、しっかり水を切りましょう。水切りが甘いと、仕上がりが水っぽくなってしまい、ドレッシングがしっかり絡みません。
出典: ラディッシュのハーブ浅漬けです。
塩とフレッシュタイムで揉んだラディッシュは、軽やかなお漬物に。漬け時間が15分~20分と浅めなので、食感もぱりぽり、サラダ感覚でいただけます。
出典: スピーディーにできる長ねぎのハーブマリネです。
じっくりと焼き付けた長ネギに、レモン汁をかけフレッシュタイムとオリーブオイルでマリネ仕立てに。焼き目がついた長ネギは見た目も美味しそうですよね。長ネギがばらけないように、火にかけている間はあまり触らずに。熱いうちにレモン汁をかけると、味がしっかり染み込みますよ。
出典: こちらはごま油で仕上げる長ネギとタイムのオーブン焼きです。
長ネギに切りこみを入れ、ごま油ベースのたれに漬け込みます。あとはオーブンで焼き上げるだけの簡単レシピ。そのままでビールのおつまみにしたり、パスタに絡めても。冷蔵庫で1週間ほど持つので、常備菜として作っておくと重宝します。
出典: ニンニクとタイムで香りづけしたシンプルパンプキンソテー。
松の実、レモンの皮のすりおろしをトッピングすれば、おしゃれ度がアップします。松の実のカリッとした食感がいいアクセントに。ほくほくかぼちゃの甘味がタイムとよく合います。
出典: チコリにさっと火を通すハーブソテーです。
生で食べることが多いチコリですが、軽く焼き目をつけるとまた新たな美味しさを発見できます。オリーブオイル+フレッシュタイムのシンプルな味付けで、チコリの旨みが引き立ちます。仕上げに白ワインを回しかけて、大人風味に。
出典: ズッキーニで作るハーブパン粉ファルシです。
中をくりぬいたズッキーニに、チーズやハーブパン粉などをたっぷり詰めて焼き上げます。隙間なくぎゅっと詰め、こんもりと盛り上がるようにすると見栄えがよくなりますよ。
レモンタイム、ローズマリー、レモンバーベナを合わせたハーブティー。
庭で摘んだフレッシュハーブを使ってハーブティーを淹れるときは、必ず熱湯を使うようにします。蓋をして3分ほどで、淡いグリーンの爽やかなハーブティーが抽出できます。ベランダやお庭でハーブを見ながら、ティータイムを過ごしたら、優雅な気分を味わえそう。
出典: 中東で飲まれているドライライムとフレッシュタイムのハーブティーです。
中東の食材を扱うスーパーで手に入るドライライム。ふわりと漂う柑橘系の香りに、フレッシュタイムの爽やかさが加わります。砂糖をたくさん入れて、甘くして飲むそう。ドライライムが手に入ったら、試してみたいハーブティーですね。
出典: ざっと塗りつけたラフな感じがおしゃれなネイキッドケーキ。
生地とシロップにタイムを使っています。ほのかに漂う爽やかな香りがシンプルな見た目にぴったり。仕上げにフレッシュタイムをひと枝トッピングするだけで、ネイキッドケーキらしい装いになりました。
出典: ホットケーキミックスを使ったタイムとレモンのヨーグルトケーキです。
どんどん材料を混ぜ合わせるだけでベースのケーキが完成。ヨーグルトが入っているので、すこし時間が経つとしっとりとした口当たりに。タイムの清涼感とレモンが絶妙にマッチしています。コーティングしているレモンのアイシングは、レモン汁だけで作ると酸味が立つので、酸っぱいのが苦手な人は牛乳をプラス。酸っぱさが中和されて、まろやかになりますよ。
出典: サフランとタイムで風味付けしたユニークなシフォンケーキです。
サフランは30秒だけオーブンで加熱し、粉末状に。水で色を出すよりも、しっかりと味と香り、そして色が楽しめるようになります。ほんのりとしたサフランの苦みとタイムの爽やかな香りで、大人味のスイーツに。
タイム、ローズマリー、ライムの香る晩柑ブランマンジェ
出典: 爽やかな晩柑とハーブがマッチしたブラマンジェ。
ブラマンジェ部分にタイム、ローズマリー、ライムで香りづけしています。一口大にカットした晩柑がほどよい酸味を加えて、ブラマンジェをより美味しく。トッピングにお花の咲いたハーブをアレンジするとキュートな雰囲気に仕上がります。
出典: ドライトマトとドライタイムのケークサレ。
甘くないケイクサレは、ワインのお供にもぴったり。トマトとタイムはイタリア料理では定番の組み合わせです。全体に均一にタイムを混ぜ込みたいときは、フレッシュよりもドライタイプの方がおすすめ。断面も赤と緑が全体に広がってとてもきれいですね。
出典: ピザの具材をたっぷり混ぜ込んで作るケークサレです。
おうちピザを焼いて余ったピザソースがあったらぜひ試してほしいのがこちらのケークサレ。ピザとは違った美味しさを堪能できます。具材がたっぷり入っているので、生地に混ぜ込むときにはさっくり切るように。あまりしっかり混ぜようとすると、どっしりと重い仕上がりになってしまいます。
出典: フレッシュハーブとチーズの入った大人っぽい味わいの塩マフィン。
小さく作ってぱくりと食べられるようにすると、ワインにぴったりのおつまみに。イタリアンパセリ、タイム、ナッツ、チーズが黒胡椒でうまくまとまっています。焼きたてのマフィンにはバターを落として。バターのコクと香りが際立ちます。
出典: タイムとレモン風味のシンプルクッキーです。
フレッシュタイムは枝から外し、葉っぱだけの状態で混ぜ込みます。レモンの皮とタイムで爽やかな香りもアップ。シンプルなクッキーは生地をまとめて棒状にしたら、冷蔵庫で休ませる工程が大切です。サクッとした歯触りのクッキーに仕上がります。
出典: バターの代わりにオリーブオイルで仕上げたハーブチーズクッキー。
ドライタイプのタイムやオレガノをたっぷりと入れて、おつまみ仕様にしています。材料をどんどん混ぜ合わせ、オーブンで焼くだけなので、なんと20分で完成!焼きたてのほろりとした食感を楽しむもよし、すこし冷ましてざくっとした食感を楽しむもよし。クラッカーを切らしていた時にもおすすめ。
▽お家で「タイム」を育てるなら!下記の記事で「タイム」の育て方について詳しくご紹介しています。
ガーデニングだけでなく、料理にも活躍するハーブ。ここでは、初心者の方にも育てやすく、使える料理の幅も広い「ローズマリー」と「タイム」をご紹介します。その育て方のコツや使い方、そして食卓に素敵な香りを運ぶさまざまなレシピをいろいろ集めました。香りをシンプルに楽しむためのハーブオイルやハーブビネガー、ハーブソルトをはじめ、ハーブ風味のおしゃれな肉・魚料理、デザート、ドリンクも。ナチュラルな香りのある暮らし、いかがでしょうか?
「タイム」の爽やかさを味方につけて、料理にアクセントを♪
初心者さんでも育てやすく、スーパーなどでも手に入れやすい「タイム」。いろいろな素材とも合わせやすく、とても使いやすいハーブです。これからの季節、爽やかな風味が恋しくなったら、ぜひ「タイム」を使った料理を取り入れてみてください。きらりと光る素敵なアクセントになってくれること間違いなし!「タイム」で料理の腕をあげてくださいね♪
「タイム」といえば、この「コモンタイム」を指すことが多いというくらい、知名度・人気が高い品種です。爽やかな香りが特徴的で、淡いピンクの小さな花が咲きます。花も食べられるので、ケーキのトッピングにしたり、サラダ仕立てにすることもできるんですよ。