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出典: 夏になると気になるのが玄関やベランダ、庭などにいる害虫。知らない内に蚊が室内に入ってきて刺されることもありますよね。そんな時はぜひ防虫ハーブのガーデニングにトライしてみてください。ハーブ特有の香りや成分が自然と虫を近づけにくくしてくれますよ。
虫除けハーブには虫が嫌がる成分や香りが含まれています。シトロネラールやシトラール、メントールなどは特に虫が嫌いとされる成分。その成分が含まれているハーブを育てることで、虫を寄せ付けない効果が期待できます。
出典: ハーブを上手に育てるには、そのハーブに合った育て方を覚えておくとぐんぐん育っていきますよ。ここからは虫除けとしておすすめのハーブの種類と、それぞれの育て方のポイントを紹介していきます。
【おすすめハーブ1】蚊が嫌がる成分を多く含む『レモンユーカリ』
出典: 甘いレモンのようか香りがするレモンユーカリ。蚊が嫌がる成分であるシトロネラールが含まれています。しかも、同様の成分を含むシトロネラというハーブよりもその含有率が高いところがポイント。虫除け効果が期待できますね。
レモンユーカリは、日当たりのいい庭やベランダでの栽培が◎
レモンユーカリは日当たりのいい場所を好みます。庭やベランダで管理するといいですね。また、寒さに弱いので、冬は鉢植えを室内に入れてあげるのがおすすめです。乾燥には強いため、水やりは控えめでも◎水の与えすぎによる根腐れに注意しましょう。
レモンユーカリ3.5号ポット苗
2,980円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
【おすすめハーブ2】料理やハーブティーにも使える『レモングラス』
出典: こちらもレモンの香りがするハーブのレモングラス。シトラールという蚊が嫌がる成分を持っています。虫除けハーブとしてだけではなく、アジア料理やハーブティーとしても活用できますよ。
出典: 熱帯植物のレモングラスは、暑さに強く寒さに弱いのが特徴。寒くなったら、地植えの場合は葉っぱを刈り込み、鉢植えは室内に取り込んで冬越ししましょう。また、葉が茂り過ぎると蒸れるので生育期でも適度に剪定しておく必要があります。ハーブとして使う時は必要な量だけ根元でカットしましょう。
ハーブの苗 レモングラス (3苗セット)
1,980円(税込)
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【おすすめハーブ3】アロマテラピーでも人気の『ラベンダー』
アロマテラピーでおなじみのラベンダー。癒しの香りで使い道も豊富な人気のハーブです。ラベンダーにはリナロールという成分があり、蚊をはじめハエやガを寄せにくくする効果が期待できます。
ラベンダーは品種によって栽培方法が異なるのでよく確認を
ラベンダーは品種によって育て方が多少異なるので、環境にあうかよく確認して選びましょう。基本的には日当たりや風通しがよく、水はけのいいところが適しています。梅雨の雨に当たると蒸れてしまう場合があるので、鉢植えは屋根の下へ移動させるようにしましょう。
ラベンダー ラバンジン グロッソ 9cmポット 2個セット
2,980円〜(税込)
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【おすすめハーブ4】蚊やハエ、ゴキブリ除けにも役立つ『タイム』
出典: 殺菌と防腐作用があるタイム。魚料理に使われることも多いハーブです。そんなタイムに含まれるチモールという成分は、蚊やハエ、ナメクジなどのほか、ゴキブリの虫除けにも効果が期待できます。
出典: タイムはとても品種の多いハーブですが、育て方にあまり変わりはありません。丈夫な性質で寒さにも強く、冬越ししやすいので、鉢植えでも地植えでも比較的簡単に育てられるでしょう。
(観葉植物)ハーブ苗 タイム フォックスリータイム 3号(1ポット) 家庭菜園
613円(税込)
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【おすすめハーブ5】虫除けの最強ハーブとも言われる『蚊連草(カレンソウ)』
出典: 蚊連草はローズゼラニウムとレモングラスの交配種。蚊が嫌いなシトロネラールを含むローズゼラニウムとよく似た見た目をしています。虫除けハーブ同士をかけあわせて作られた品種なのでまさに最強ハーブ!
蚊連草は花がらをこまめに摘み取って虫除け効果アップ
出典: 蚊連草は日当たりがよく、水はけのいい環境が◎暑さにも強いので、夏の日差しが当たる場所でも元気に育ちます。しかし寒さには弱いため冬は室内に入れてあげましょう。花がらや枯れた葉はこまめに摘み取っておくと、新芽が育って虫除け成分も出てきます。
蚊連草
590円(税込)
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【おすすめハーブ6】メントール成分でゴキブリや蜂の虫除けに『ハッカ(ミント)』
出典: ハッカ(ミント)はスーッとする香りが特徴のハーブ。この清涼感ある香りはメントールという成分で、ゴキブリや蜂、アリなどの虫除けに効果があるといわれています。ハッカはたくさんの品種がありますが、特にメントールの含有量が多いのはニホンハッカという種類です。
繁殖力の強いミントはプランター1つにつき1種類が◎
出典: ミントはとても繁殖力の強いハーブ。どんどん増えるので、地植えの場合は他の植物との兼ね合いもよく考えましょう。増えすぎると困るなら鉢植えがおすすめ。プランター1つにつき1種のミントを植えると植え替えもラクにできます。
【紫桜館山の花屋】日本ハッカ 9cmポット苗2ポットセット
2,500円(税込)
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【おすすめハーブ7】料理にも虫除けにも役立つハーブの『バジル』
イタリアンでも大活躍するバジル。料理にはもちろん、蚊よけのハーブとしても役立つんです。バジルに含まれるシネオールは蚊が嫌なにおい。鉢ごと置いておくだけで虫除けになります。
出典: バジルは日当たりのいいところで管理を。日が差し込むキッチンの窓辺に置けば、料理と虫除けに役立ちます。背丈が20cmくらいになったら一番上の部分を摘心して、わき芽を成長させましょう。摘心を繰り返せばたくさんの葉っぱがつきますよ。
LGL-20 バジルチャン スイートバジル 0319n
1,965円〜(税込)
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【おすすめハーブ8】蚊よけや衣類の防虫にもおすすめの『ローズマリー』
出典: 肉料理に使われることも多いローズマリーにはカンファ―の成分が含まれています。カンファ―とは防虫剤としておなじみの樟脳(しょうのう)のこと。そのため、ローズマリーは衣類などの防虫剤としても活用できます。また、蚊やダニ・ノミよけの効果もあるといわれています。
出典: ローズマリーは日光を好み、真夏の直射日光でも元気に育つので日当たりのいいところで管理しましょう。また、大きく生長させるためには摘芯して枝を分岐させることが大切。収穫のために10cm程度枝をカットするだけでも摘芯になりますよ。
立ち性ローズマリー 苗3株 10.5センチ(3.5号苗 セット販売)
2,000円(税込)
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出典: ハーブ栽培を始めるなら、苗から育てる方が簡単でおすすめ。種から育てるよりも失敗が少なく、生長させる時間を短縮できます。苗を選ぶ時は茎がひょろっとしていないか、土に苔が生えていないかなどをチェック。葉色のいいしっかりした株を選んでくださいね。
ハーブの植え付け方法はぜひこちらの動画を参考にしてください。土は市販のハーブ用土でも大丈夫。プランターや鉢底ネットなど、必要な道具を揃えたら植え付けを始めましょう。
ハーブを選ぶ時は「多年草」がおすすめ。多年草とは冬でも枯れずに何年も育ち続ける植物のこと。ご紹介したおすすめのハーブ品種はどれも多年草なので、管理をうまく行えばずっと育てられますよ。ただし、バジルは日本の冬の寒さに弱く枯れやすいため、一年草として扱われる場合もあります。
出典: せっかく虫除けハーブを植えるなら、おしゃれな寄せ植えにして玄関に飾りたいですよね。ハーブを寄せ植えする時は、それぞれの品種の性質をチェックしましょう。水やり頻度や日当たり具合などが似たようなもの同士で寄せ植えにするとうまくいきやすいです。
出典: 寄せ植えする時はバランスも考えましょう。高く真っ直ぐ伸びるもの、地を這うように伸びるもの、葉っぱの形や色などの組み合わせをイメージしておきます。ラベンダーなどの背の高いハーブを背景にして、段々と低くなるように植えるとバランスがいいですね。
ハーブで虫除けスプレーやサシェを手作りしてみよう!
防虫ハーブは栽培するだけでなく、スプレーやサシェにすることでも虫除けに役立てることができます。作り方も簡単なので、お出かけや室内の虫除け対策として活用してみてはいかがでしょうか。
自宅で育てた防虫ハーブの葉や花を適量用意し、お湯500mlを沸かした鍋に入れて弱火で煮出します。ハーブを入れたまま冷めるまで放置し、ハーブを取り除いてスプレー容器に詰めたら完成。水とハーブだけなので2~3日で使い切るようにしましょう。
ハーブを乾燥させてサシェにすれば、お部屋でも使うことができます。やり方も簡単で、お好みのハーブを自然乾燥や電子レンジで乾かしたら、お茶パックに入れ巾着やハンカチで包むだけ。カンファ―が含まれるローズマリーなら、衣類の防虫剤としても使えます。
出典: 虫除けハーブのおすすめ品種や育て方のコツ、植え付け方法などをご紹介しました。虫除けハーブは、虫にとって嫌な香りでも人間にはいい香りのものがたくさん。寄せ植えにすれば華やかなガーデニングになりますね。毎年害虫に悩んでいる人は、この機会にぜひ虫が嫌がる成分を持つハーブを植えてみてはいかがでしょうか。
ハーブを上手に育てるには、そのハーブに合った育て方を覚えておくとぐんぐん育っていきますよ。ここからは虫除けとしておすすめのハーブの種類と、それぞれの育て方のポイントを紹介していきます。