出番の多いハーブ、常時キープしたい♪
お花や香りを楽しんだり、ティーやお料理に。ハーブを育てている方、多いのではないでしょうか。
ただし、集合住宅のバルコニーなど、スペースが限られていると、種類が少なくなりがち。
いっそ、数種類を寄せ植えにして、出番に備えてはいかがですか?
ただし、集合住宅のバルコニーなど、スペースが限られていると、種類が少なくなりがち。
いっそ、数種類を寄せ植えにして、出番に備えてはいかがですか?
寄せ植えのススメ★
基本のハーブたち
代表的なキッチンハーブの性質や特色を説明し、寄せ植えを勧めてくれる、わかりやすい動画です。
寄せ植えは、ハーブの相性を知ってから
ひと口にハーブといっても、日なたを好むものあり、日陰を好むものありと、生育環境はさまざま。
合わない者同士を植えてしまうと、枯れてしまうことがあります。性質がわからないときは、お店の人に
聞きましょう。
合わない者同士を植えてしまうと、枯れてしまうことがあります。性質がわからないときは、お店の人に
聞きましょう。
出典:pixabay.com
性質いろいろ
【性質別】
・寒さに強く、多湿を嫌うもの…ローズマリー、タイム、オレガノ、コモンセージなど
・寒さに弱く、湿り気を好むもの…バジル、レモングラス、チェリーセージなど
・寒さにも、多湿にも強いもの…キャットミント、ミント類、レモンバーム、フェンネルなど
ティーに、キッチンに。寄せ植えの組み合わせ例
【ハーブティーとして】
レモンバーム、レモンバーベナ、ワイルドストロベリー、ステビア、イングリッシュラベンダー、
ローマンカモミール、ボリジ、レモンタイムをはじめとしたタイム類、エキセナア、ミントなど。
【キッチンハーブとして】
コモンセージ、オレガノ、スウィートバジル、フェンネル、チャイブ、パセリ、イタリアンパセリ、
ナスタチウム、タイム類、サラダバーネット、チコリ、ローズマリーなど。
【香りを楽しむ】
ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ、センテッドゼラニウムなど。
レモンバーム、レモンバーベナ、ワイルドストロベリー、ステビア、イングリッシュラベンダー、
ローマンカモミール、ボリジ、レモンタイムをはじめとしたタイム類、エキセナア、ミントなど。
【キッチンハーブとして】
コモンセージ、オレガノ、スウィートバジル、フェンネル、チャイブ、パセリ、イタリアンパセリ、
ナスタチウム、タイム類、サラダバーネット、チコリ、ローズマリーなど。
【香りを楽しむ】
ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ、センテッドゼラニウムなど。
ミント:
他のハーブとは一線を画すべし
他のハーブとは一線を画すべし
出典:pixabay.com
◆別の鉢に植え、寄せ植えの隣に置いて、虫除けにする例も。
場外にスペアミント。
なぜ、ミントは別の鉢にするかというと・・
根っこが強いため、他の植物と一緒に植えられないのです。
でも、ミントの葉は虫よけになるので
こうして寄せ植えのお隣にひっそりと身を寄せております。
準備するのは、どんなもの?
ハーブを育てる際に必要な培養土や鉢底石といった必需品の紹介、レシピの紹介も。↓↓↓
みんなの寄せ植えを拝見★
キッチンハーブ
初心者さん、ご参考に。↓↓↓
スイスチャード
暑さ、寒さに強く、ほぼ通年栽培することができます。品種によって赤・緑などの色があり、目にも楽しいハーブです。寄せ植えを作る際には、葉がかたくならないように、花の芽を摘んでしまうことが多いので、どうしても地味になってしまいます。そんな時には、このハーブを使いましょう。扱いやすく、食しても美味しいので、近年人気があります。
チャービル
食卓に緑色が少ないと感じたら、チャービルを少しずつ摘み取って、お料理に使いましょう。セルフィーユとも言い、フランス料理によく使われるハーブです。 サラダにスープに。卵料理との相性がいいのでオムレツなど、さらっと、最後にふりかけても良いです。加熱すると風味が飛んでしまうので注意が必要です。ハーブバターや、ハーブチーズカナッペにしても、葉が柔らかいので口の中でモサモサせず、おいしいですよ。
バジル
夏のイメージが強いバジルも、花芽をとって手入れすれば秋まで頂けます。どんどん、切って育てることで、新鮮な若い葉が楽しめます。熱をかけると、葉の緑が黒くなるので、料理が出来上がってから、置くようにしましょう。ぴかっと光ったきれいな緑色が楽しめます。味も香りが強いので、あまり沢山使わずに、少しずつ使うことをオススメします。トマトとの相性は抜群です。
出典:www.flickr.com(@Tim Sackton)
左:バジル、右:ディル、手前真ん中のコリアンダー(パクチー)は寒さに強いハーブで、ディルと好相性。春と秋によく育ちます。“パクチー女子”を自認する方なら、育ててみては(^.^)
出典:www.flickr.com(@Larry Hoffman)
イタリアンパセリ、バジル、チャイブ。この3種類さえあれば♪
出典:www.flickr.com(@allispossible.org.uk)
チャイブ、パセリに、ドライorフレッシュ,どちらでも大活躍のローズマリー。
和のハーブ、ミツバも見えます↓
レモンバーベナ、イタリアンパセリ、オレガノ↓
使いたい時に、カットのタイミングは?
葉や茎を利用するハーブは、利用のたびに必要分を切って使用します。
ローズマリー、タイム、バジル、レモンバーム、ミントなどを、伸ばしたい芽がある節のすぐ上で
きるようにすれば、脇芽を伸ばし、枝数を殖やすことができます。(オレガノ、クレソン、
レモンバーベナ、シソも同じ)
レモングラスやチャイブ、フェンネルといった根元から葉が伸びるハーブや、株元近くで
たくさん枝分かれするハーブは、地面際ぎりぎりから切って収穫します。切った後から新しい芽が
伸びて、再び茂ります。(イタリアンパセリ、コリアンダー、コンフリー、サラダバーネット、
チャービル、ディル、ルバーブも同じです)
花が咲いたら?
ハーブは、美しい花も見どころです。けれども、開花を放置したままにしておくと、植物の一生の例にならい、結実して枯れてしまいます。
種を取るならそれもいいのですが、花が咲いたらみずみずしいうちにカットして、飾ったり、お料理に使いましょう。
蕾のうちにカットしておくと、キッチンハーブとしての寿命が少し長くなります。
種を取るならそれもいいのですが、花が咲いたらみずみずしいうちにカットして、飾ったり、お料理に使いましょう。
蕾のうちにカットしておくと、キッチンハーブとしての寿命が少し長くなります。
お料理だけでなく…
ティー コーディアル ハーブオイルに
ミントは飲み物のアクセントにも★
飲む直前にブラックペッパーを挽くと
ほんのりフルーティな香りが立ち上がり、
これまたオツなHerbLemonadeに♫
ボリジ
ティーは、花を5分ほど煮出していただきます。
ハーブオイル
ハーブコーディアル
和のハーブも忘れたくない
和のハーブ・青シソと赤シソを一緒に植えると…
青ジソは、春から夏にかけての日本の食卓に欠かせませんから、ぜひ栽培しましょう。
半日陰を好むミツバとみょうが。
出典:pixabay.com
裏側の目立たないちょとしたスペースがあれば、そこに日陰に向くミョウガ、フキ、紫蘇(シソ)、
三つ葉(ミツバ)、ニラなど植えて育てて、それを利用して楽しむことができます。
★和のハーブでは、よもぎも思い浮かびますが、よもぎはアレロパシー作用(他の植物の成長を抑制する
物質を分泌する)が強いため、寄せ植えには向きません。単独で植えることをおすすめします。
物質を分泌する)が強いため、寄せ植えには向きません。単独で植えることをおすすめします。
好みのコンテナに植えよう♪
コンテナを利用すれば、持ち運び自由自在。日当たりも調節できます
出典:pixabay.com
ブリキ缶の再利用。厳密には寄せ植えじゃないけれど、これならミントもOKですね。水はけのために、鉢底に穴をあけることをお忘れなく。
出典:pixabay.com
テラコッタは調湿作用がハーブの健康に一役買ってくれます。
タイムとバジル、どちらも食卓でも大活躍する品種です。
出典:www.flickr.com(@Karen Roe)
屋外なら、ワインクレートなどの木箱もおすすめ。重くなり、移動はしづらくなりますが、ハーブも土も、たっぷり入れることができます。最初に、底板に、排水のための穴を開けましょう。
家を空ける時の水やり対策は
人間と同じように、ハーブの命綱は水。ペットボトルを利用したおすすめの対策をご紹介します。
バルコニーにちいさなハーブガーデンを
寄せ植えなら、菜園スペースが取れなくても、大丈夫(^.^)大きく重たい鉢に植えない限り、
移動しやすいのも◎
移動しやすいのも◎
ベランダに植えていれば、手入れもしやすいし、いつでも手の届くところにハーブがあるので、気軽に使えて便利!
問題点は、日当たりと風通し、それと、水やりです。ほとんどのハーブは日当たりを好みますが、【レモンバーム、ミント類、チャービル、チャイブ、三つ葉、ディル、ロケット・・・】などは、
半日陰でも大丈夫。とりあえず、何でも少しずつ育ててみて、様子を見るのが一番です。
風通しはなるべくいいように。水やりは、乾燥しやすいので、頻繁にやる必要がありますが、夏暑くなるコンクリートの上に、木製すのこなどを敷くと、大分ましに。水やりの時は、階下への気配りをお忘れなく。
出典:unsplash.com
手すり部分にかけると、日当たり・通風・水はけも◎
おしまいに
眺めて美しく、育てる喜びがある上、お料理やお茶に大活躍してくれるハーブたち。基本的に丈夫ですから、日なたを好むのか、木洩れ日が好きなのか、それぞれの性格と相性を考えて植えましょう。初心者さんは、種から育てるよりも、温かくなってから苗を買う方が、育てやすい♪繁りすぎないうちに、適宜カットすれば、いつも健康なハーブを使うことができますよ(^.^)
出典:www.flickr.com(@Richard North)
あわてて買いに走らなくてもいいのは最大の利点(^.^)
地下茎でどんどん増えるミントは、一緒に植えたハーブを侵食してしまうため、独立させて植えるのが得策。