茎わかめとは、茎わかめというワカメの品種があるわけではなく、このように、わかめの中茎（芯）にあたる部分です。

因みにメカブも、メカブという品種ではなく、わかめの株にあたる部分です。

また、「ビタミンA」や「ビタミンC」、海藻なので「ミネラル（ヨウ素など）」もしっかり補給でき、美髪、美肌への効果が期待大。また、「カルシウム」、「マグネシウム」も、葉の部分より、茎のほうが含んでいます。マグネシウムは神経の緊張を緩和し、イライラした気持ちを落ち着かせる効果があります。

茎わかめは、色んな加熱調理をしたり、また、そのまま和えたりと、食べ方のバリエーションが豊か！

人気レシピといえば佃煮ですが、そのほか、コンビニでよくおつまみおやつとして売られているもののような、「茎わかめの梅酢漬け」を作ることもできますよ＊

それでは、これから作り方を見ていきましょう。

【塩蔵茎わかめの下処理①～③】

① まずはしっかりと茎ワカメを水洗いして、洗って取り除ける分の塩を抜きましょう。

② ボウルにたっぷりの水をはって、5～10分ほど浸しましょう。塩分が濃い感じがするなら、何回か水を換えると、塩抜きがすすみます。

※時間は一般的な目安であり、塩分濃度によって、水に漬ける時間を要調整です。パッケージに、下処理の記載があれば、まずそれを基準としましょう。戻しすぎるとコリっと食感が鈍くなるので、気をつけましょう。

③ 「湯通し済みの塩蔵茎わかめ」は基本的には、湯がかなくても食べれる状態です。ですがもう１度、さっと、お家で湯がくのがおすすめです。10秒ほど沸騰したお湯に通すだけでOKです。そして、ざるにあげて、流水で冷やしたら、水を切りましょう。

上でご紹介した動画と同じように、しょう油、みりん、砂糖を煮つめて作る、オーソドックスな「茎わかめの佃煮」です。

動画では茎わかめ500gでしたが、こちらは300ｇを基準とした作り方です。生姜のすりおろしを使うことで、いっそう、磯臭さが抜けて、食べやすいですよ。

こちらは、ご飯のお供というよりは、箸休めに合う味わい。だし汁で煮込んでつくる「茎わかめの佃煮」です。

煮る前に、「ごま油で茎わかめを炒める」というひと手間を加えても美味しいそうですよ。ぜひ試してみてくださいね。

お酒のおつまみで人気の「実山椒の佃煮」。その風味豊かな味わいに、茎わかめを組み合わせても、美味しいですよ◎

「刺身醤油」を使ったコクが出るレシピとなっていますので、下準備の、塩蔵茎わかめの塩抜きはしっかりと行いたいですね。

しょう油、みりん、砂糖で作る、キホンの佃煮の味付けで漬けこむ「茎わかめの漬物」です。

漬けこむ時に「だし昆布」も一緒に入れるので、上品でまろやかに仕上がります。箸休め、副菜としてぴったりです。

茎わかめとごま油は相性抜群で、炒めものにぴったり。

こちらの「茎わかめの炒め煮」は、ごま油で、蓮根といった野菜＆茎わかめをさっと炒めてから、汁けがなくなるまで煮詰めた一品です。食感が残る程度に、ささっと炒めるのが、美味しい煮物になるポイント。

こちらは、千切りのにんじんやしめじ、さつま揚げなどが加わった、彩りもよく具だくさんな「茎ワカメのきんぴら」。

和風だし１カップや砂糖で煮込むので、ちょっとピリ辛なきんぴら風炒め煮、といった感じに仕上がります。さつま揚げが無ければ、代わりにちくわを使っても美味しいですよ。

こんにゃく＆茎わかめをゴマ油で炒めたら、砂糖、酒、みりん、醤油で煮込むという、佃煮と近い味付けのきんぴらレシピです。

しっかり下準備の塩抜きをすれば、ごはんが進むおかずとして、茎わかめをペロっと食べれますよ＊

こちらの茎わかめのきんぴらは、見た目がぴらぴらしていますが・・実は、ピーラーを使って薄くスライスしたものなんです。包丁使いが苦手な方も、この方法なら安心ですね。

さらに、味付けは「エバラすき焼きのタレ」だけ！薄くスライスしてある分、味がしみ込みやすいので、味付けが濃くならないように注意するといいでしょう。

こちらの「ちくわと茎わかめのピリ辛炒め」は、具材を赤唐辛子とごま油で炒めて、ピリ辛に仕上げる一品です。

茎わかめのコリッと感と、ちくわの弾力のある食感の違いが楽しいですよ。箸休めにぴったりです。

こちらは、すこし甘めで、鰹節の風味が美味しい「茎わかめの胡麻おかか炒め」です。

ごま油で茎わかめを炒めてから、麺つゆや砂糖、みりんで味付けします。これをふりかけのように使ったり、混ぜご飯にしたり・・・なにかと重宝します◎

こちらの「茎わかめのナムル」は、とっても簡単。

フライパンで、茎わかめをごま油で炒めたら、醤油と酒で味付けして完成！あとは好みで胡麻を振りかけるだけです。

こちらは、茎わかめをペペロンチーノ風の味付けでいただく一品。オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪で炒めて完成です。

ダイエット食材として茎わかめを食べている方でも、このニンニクの味付けなら、元気が湧いてきそうですね。

こちらはごま油で炒めた茎わかめを、めんつゆ、みりん、醤油と和えてできあがり！たっぷりの梅ぺーストを絡めれば、コンビニで市販の茎わかめのような味わいに・・・＊

磯の風味が強い茎ワカメでも、このように、ゴママヨの味付けによって、ぐんと食べやすくなりますよ。

豆腐が無ければ、加えなくても美味しく仕上がります。ぜひ試してみてくださいね。

マヨネーズとポン酢、レモンペパー（無ければレモン果汁＋塩コショウで代用しても◎）でオリジナルドレッシングを作り、茎わかめ・きゅうり・大根と和えたサラダです。

このマヨポンドレッシング、ほかの野菜や海藻サラダにも万能ですよ！ぜひ色々な具で味わってみてくださいね。

こちらは、オリジナル中華風ドレッシングを作っていただく茎わかめサラダです。

お酢と梅肉が加わっているので、さっぱりとした、病みつきになる味わい。春雨でかさをふやしていただく、低カロリーのダイエットレシピとしても優秀です。

上でご紹介した「茎わかめと春雨の中華風サラダ」のように、こちらもオリジナル中華ドレを作って和える、低カロリーのダイエットサラダレシピ。

鶏胸肉でたんぱく質をプラスして、より栄養素的に優秀です。鶏胸肉ではなく、ささみを使っても◎

好きな具材を用意したら、白だしでちょっと味付けして、あとはからしマヨネーズで和えるだけ！とっても簡単な茎わかめのサラダです。

からしマヨネーズとカニカマは相性抜群ですよ。からしが無ければ、マスタードを代わりに使っても美味しいです。

カニかまとはいえ、カニっぽい旨みがでます◎ カニかまは（葉の）ワカメスープでも定番ですが、もちろん、茎わかめと組み合わせてももちろん絶品。

レタスで食物繊維をさらにプラスでき、生姜で温活効果も◎ 栄養素的にもおすすめのスープレシピです。

低カロリーなのに食物繊維豊富、栄養素的には美肌や美髪効果も期待大な海藻「くきわかめ」。気になる食べ方、作ってみたいレシピはありましたか。

ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみ、おやつ感覚で・・・。是非くきわかめを味方につけて、ヘルシーな食生活を叶えてくださいね。