きのこの中でも最もポピュラーで安価、日本にいれば、いつでも手に入る「えのき」は、まさに庶民の食材。スーパーでとりあえず買い物かごに入れちゃう！という方も多いのではないでしょうか？
白くて華奢な見た目からは、あまり主張の強さを感じないけれど、ビタミンも食物繊維も豊富。実は、なかなかの実力者なのです。

えのきを買ったはいいけれど、そのまま冷蔵庫に入れっぱなしになっていませんか？きのこ類は全体的に傷みやすい傾向があります。湿気や水気に弱いので、水で洗ってしまうのもNG。2、3日の間には使い切ってしまいましょう。

えのきと大根を酢とレモンでしめた酢の物。食欲がないときもさっぱりいただけます。大根は細い千切りにすると、見た目も食感も良くなっておすすめです。

こんがり焼き色がついたえのきが、乙な一品。ワインビネガーに漬けた実山椒と絡めて、大人味に仕上がっています。お酒のおつまみにいかがでしょうか？

使いかけのえのきがあったら...とりあえず汁物にしちゃう！というのは、なかなか良い手法。えのきのとろみは味噌汁やスープを熱々の状態でキープしやすくしてくれるし、旨味が出るので味にコクがつきます。さらに、火を通して流れ出たビタミン類も、汁物にすれば丸ごといただけちゃうのが嬉しい。おいしくて効率的で一石二鳥です。

ふんわり卵に片栗粉でとろみをつけたスープがほっこりと美味しい一品。鶏肉の出汁がしっかりと感じられ、もやしやえのきなど具だくさんで男性でも大満足できる食べ応えです。鶏はモモ肉を使っていますが、ムネ肉にすればさっぱりと仕上げることもできるので、お好みの部位で試してみて下さい。

春雨の代わりにえのきを使うことでさっぱりヘルシーに、そして食物繊維も豊富な栄養たっぷりおかずの出来上がりです。牛肉に下味をつけておけば、最後に合わせておいた調味料を入れて炒めるだけなので、誰でも簡単に作れちゃいます。糖質制限中でも罪悪感なく食べられるのが嬉しいですね。

お肉を使っていないのに満足感たっぷりのすき焼き風煮。しらたきとえのきでボリュームアップされているので、これだけで十分にお腹が満たされます。また火が通りやすい食材なので、ぱぱっとできるのも嬉しいポイント。すぐに食べたい時にはぜひおすすめですよ。

卵液にくぐらせたえのきをフライパンで焼くだけで、外はカリッと中はコリッと食感が楽しめます。えのき自体はさっぱりヘルシーですが、焼く時にごま油を使って香ばしさをプラスオン！コンソメと粉チーズもマッチしてお酒が進むおつまみになりますよ。

作るのが難しそうなコロッケも油揚げを使えば簡単です。ポイントは、油揚げを裏返すこと。具材もヘルシーなえのきやしらたきがたっぷり入っていますが、裏返して揚げ焼きすれば外はカリカリ中はホクホクの絶品コロッケに仕上がります。揚げないのでカロリーオフできるのはもちろん片付けが楽チンなのも嬉しいですね。

出番が少なそうな三つ葉ですが、お湯をかけるだけで火が通るので時短で作るのに最適な食材です。お浸しにするとシャキシャキ食感が美味しく、えのきとポン酢を混ぜればサッパリとしたお酒のお供の完成です。豆苗など違う野菜でアレンジしてもいいですね。

見た目は普通のハンバーグですが、えのきがたっぷり入っているのでヘルシーに仕上がっています。またミンチではなく豚こまを使えばこねる手間も省けて楽チン。冷めても柔らかいままなので、お弁当にぴったりですね。

いつもとは一風変わったバター醤油風味の卵焼き。真ん中にえのきを巻き込んで食感も一緒に楽しめます。バターの濃厚さと醤油の香ばしさが食欲をそそり、お弁当はもちろんご飯にもお酒にもぴったりですよ。温冷どちらでも楽しめるので、作り置きしておくと便利です。

ニンニクの風味がしっかりとした大人なマリネ。たくさんのキノコを使えば色んな食感が楽しめるのでさらに美味しく仕上がります。もちろんそのまま食べたり、パスタやサラダなどのアクセントに混ぜ合わせたりと使い方は自分次第です。色んなレシピを試して自分の中のナンバーワンを見つけましょう。

えのきだけで作れるお財布に優しいレシピですが、絶品な仕上がりであなどれません！シャキシャキ食感が決め手なので、火を通しすぎないのがポイントです。油は引かず焼き色がつくまで待ちましょう。それだけで誰でも失敗なく作れます。ヘルシーですが味付けはやや濃いめなので、ご飯も進みますよ。

ビビンバといえばキムチとお肉の濃い味のイメージですが、ほぐしたサーモンに置き換えることでさっぱりと和風テイストに大変身。鶏ガラスープの素やゴマ油を使ってナムルを作ります。辛味が苦手な人は豆板醤を控えればOKなので、いつもと少し違ったビビンバが楽しめますよ。

鯖缶で味がしっかり決まる焼きおにぎり。オートミールで糖質もカロリーもカットできますが、もちろん白ごはんでも同様に作れます。鯖やえのきがかさ増しとなり、白ごはんを使っても少量でOK。焼く時のゴマ油が香ばしく食欲も増すでしょう。

明太子とバターの塩気とコク旨味が絶妙なだし茶漬け。レンジでチンするだけなのでお手軽ですね。また、最後に回しかけるだしが味をまとめてくれるので、明太バターが主張しすぎることなくご飯を楽しめます。えのきのコリコリ食感も美味しいですよ。

パスタはどんな具材とも相性は良いですが、ほうれん草とえのきならサッと火が通るのですぐ食べたい時におすすめです。味付けはめんつゆと豆乳でマイルドに、また生クリームを使わない分サラッと仕上がっています。えのきが歯ごたえの良さやソースを程よく絡める役割をしているので、具材をアレンジする時も使うようにしましょう。