シンプルなだし巻き卵は、シンプルであるがゆえに作るのが難しそうと敬遠してしまいがちなおかずです。でも、基本のレシピを覚えてしまえば、バリエーションも豊かに幾通りにも展開していくことができる便利レシピなんですよ！

卵焼き器は中火で熱して、サラダ油を薄く塗っておきましょう。卵焼き器の温度が低すぎると卵の表面がきれいに固まりません。サラダ油は巻き込むたびに塗っていくので、ちいさな器に出して、キッチンペーパーなどを使ってすぐに次の油を塗ることができる状態にしておくといいですね。

卵が固まってきたら、奥から手前に向かってすこしずつ巻いていきます。手前まで巻ききったら、卵をすべらせて奥に戻します。

卵を奥に寄せたら、あいているところにサラダ油を塗ります。卵液を流し込んだら、奥にある卵を菜箸で持ち上げて卵の下の部分にも行き渡るようにします。

卵液がなくなるまで巻くのを繰り返し、できあがったら巻きすやラップなどで巻いてかたちを整えます。熱いうちにかたちを整えることで、好きなかたちを作れます。

卵焼き器がなくても、電子レンジでふんわりとしただし巻き卵を作ることができます。ガラス製のパウンド型で作るので、大きめだし巻き卵を一気に作ることができます。家族が多いときには、こうした作り方も覚えておくと重宝しますよ。

味付けは白だしのみという非常に簡単なレシピです。しそを混ぜ込んで、オリーブオイルで焼き上げるので風味も抜群です。

ほんだしをすこし入れることで、濃厚なコクがプラスされます。巻きすを使わずに、きっちりと卵焼き器で角を作っていくだけでもこんなに美しいだし巻き卵が完成します。

めんつゆとみりんで甘めに調味しただし巻き卵。ごま油を使って焼き上げると、香りよく仕上がります。

刻んだねぎをたっぷりと加えているので、すっきりとした味わいが美味しいだし巻き卵です。細かく緑が見えるのがきれいですね。カットするときは、ねぎがほろりと崩れてくるので、小刻みに包丁を動かしてカットするようにしましょう。

いつものだし巻き卵とはひと味違ったバター風味のだし巻き卵は、子どもにも人気のひと品です。バターが入ると焦げやすくなるので、火加減を弱めにして様子を見ながら焼き上げるときれいに仕上がります。

明太子は、ラップの上に置いて包丁でこそげるときれいにほぐれます。ほぐした状態の明太子をたっぷりと入れることで、お酒にもよく合うだし巻き卵になりますよ。

和風だしの代わりにコンソメを使った洋風のだし巻き卵レシピです。付け合わせもイタリアンパセリやトマトにすると、洋風のお料理にもよく合うおかずが完成します。

ニラと卵は相性抜群の素材です。ニラは洗ってさっとレンジにかけることで、しんなりとして卵に巻き込みやすくなります。彩りが良いので、お弁当のおかずにもおすすめです。

残ったひじきの煮物を合わせるだし巻き卵。ひじきの煮物単体だと食べるのを嫌がってしまう子供でも、卵に混ぜ込むことで食べやすくなります。

コンソメを使った洋風だし巻き卵を入れた卵サンドです。マヨネーズやからしにもよく合います。ロールパンなら、卵焼き器で作ったサイズ感でぴったりおさまります。

関西風の卵サンドといえば、卵サラダをはさんだものではなく、だし巻き卵をはさんだものが定番です。卵はしっかりと冷ましてから、パンにはさむとパンが水っぽくなりません。

電子レンジでつくるふっくらだし巻き卵をはさみこんだ卵サンドです。電子レンジで作るので、焦げてしまうことがなく均一な黄色が美しく仕上がります。

焼きあがっただし巻き卵にたっぷりのカイワレをのせてサラダ仕立てに。一気に華やかな雰囲気になるので、おもてなしのひと品にもおすすめです。

どこか懐かしいお味のだし巻き卵。上手に作れるようになったら、毎日の食卓がぐっと豊かになりますよ。添え物や盛りつけ方にも心を配れば、おもてなしのひと品にも。だし巻き卵は何度も作ることで、確実に仕上がりが良くなります。たくさん練習して、自分ならではのだし巻き卵を完成させてみてくださいね♪