梅の季節がやってくる…♪
この時期は「梅しごと」といって、昔からその年に収穫された梅を使い、梅酒や梅シロップ、梅干し、梅ジャムなどが作られてきました。最近では、市販品が多くなりましたが、ひと昔前までは各家庭で当たり前のように作られていたのだとか。
青梅と完熟梅ってどう違うの?
梅しごとで、いちばん最初にやること
簡単ですが地道な作業なので、キッチンに梅を広げて家族みんなでわいわい取り組みのも◎梅しごとで一番手間がかかるともいわれるところなので、逆にこれさえ上手にできれば残りは楽ちんです。仕上がりを左右するので、ゆっくり丁寧を心がけて。
ガラス容器を準備
もちろん密閉できるガラスの容器ならどんなものでもOK!サイズは、作りたい量の少し大きめを準備してくださいね。使う前に、熱湯又はアルコール消毒をお忘れなく。
*熱湯消毒の場合は一気に熱湯を注ぐと瓶が割れてしまう時があるので、一度60℃程度のお湯でガラスを温めてから熱湯で消毒するのがおすすめです
どれにしようかな?おすすめの「梅しごと」とレシピ
最初は、透明。数週間かけて氷砂糖が徐々に溶け、数か月するとキレイな琥珀色へと変化していきます。梅酒は、時間が経つほどに味わいが深くなり、数年後を楽しみに保存される方も。数年すると色にも深みが増して、ウイスキーのような色合いになるんですよ。
梅酒のレシピ
クコ入り梅酒
完熟梅の濃厚梅酒
梅シロップは、梅酒よりもさらにシンプル。梅と氷砂糖を1対1で瓶に入れるだけでOKなんです。
梅シロップのレシピ
つくりはじめて、1ヶ月半頃には梅を取り出し、可能ならば冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫での保存が無理な場合は、冷暗所での保存がおすすめです。
緑まぶしい5月半ばを過ぎるころ、梅の季節がやってきます。「梅雨(つゆ・ばいう)」の名の通り、梅の実るころを指すともいわれる(諸説あります)この時期は、コロンとした香り豊かな梅が初夏の訪れを教えてくれます。