お正月にご馳走を食べ過ぎて胃腸が疲れていませんか?そんなときは、身体にやさしい「お粥」をメニューに取り入れて、身体を労わってあげましょう。そこで今回は、土鍋でお米から炊く本格的なお粥の作り方をはじめ、ご飯から作る簡単な方法、炊飯器で作るコツなどをご紹介。さらに、小豆粥や茶粥、雑穀粥など身体にやさしいヘルシー食材や、具沢山の鯛粥やかき雑炊、サムゲタン風などアジアンなお粥など、味や栄養にもこだわったお粥のアレンジレシピを集めました。2018年01月02日作成
お正月食べ過ぎて体調がいまひとつなとき、ほっとするやさしいお粥は身にしみますよね。そんなお粥も、さまざまなこだわり素材を加えるなどアレンジを効かせることで、食卓ににぎわいをもたらしたり、私たちにパワーを授けてくれる元気な食事メニューにもなります。今回は、味や栄養にもこだわった「お粥」のアレンジレシピをご紹介します。
基本のお粥は、やはり土鍋で炊くのが一番。お米と水の量を正しく計ることで、お好みのかたさにできます。お米を前もって浸水させておくと、炊く時間は短くできるそうですよ。
お粥をすでに炊いたご飯から作る場合は、ご飯をそのまま使ってとろりとさせるのもいいですが、サラリとしたお粥にしたいときは、雑炊と同じようにご飯をザルに入れて洗っておきましょう。ぬめりを取ってから火にかけると、汁が濁らずきれいなお粥ができあがります。
炊飯器のお粥モードでも、手軽においしく炊くことができます。ただし、青菜などはお粥ができあがってから入れ、蒸らしながら火を通すのがおすすめ。最初から入れて炊くと、色も落ち、くたくたになってしまいます。
1年の健康を願って、小正月に食べる「小豆粥」。栄養価も高く色合いもきれいで、冬中楽しみたいお粥です。密閉性の高いホーロー鍋なら、小豆はそのまま入れればOKですが、普通の鍋ならゆで小豆(無糖)を使いましょう。
茶粥も、シンプルながら味わい深い一品です。ほうじ茶の香ばしさと、さつまいもの甘さ。ほっと心が和んで、何杯もおかわりをしたくなってしまうおいしさです。
捨ててしまいがちなお茶がらですが、栄養たっぷりで、ふりかけや佃煮などに再利用できます。シンプルなお粥にトッピングすると、お茶の香りも引き立ちます。
もずくと三つ葉のシンプルなお粥に、黄金色のとろりとしたあんをかけて。とても贅沢な面持ちのお粥で、おもてなしの和食膳などに加えるのもおすすめです。
野菜やきのこをふんだんに使って卵でとじた、栄養満点のおじや。ちなみに本来は、多めの水でお米から炊くのが“お粥”で、ご飯を出汁や具とともに煮込んだものを“雑炊”や“おじや”というそうです。ご飯を洗ってぬめりを取るのをお忘れなく。
雑穀のきびを使って、豆乳で仕上げたヘルシーお粥。鶏もも肉のコクとうまみも加わって、充実の1杯に。クリーミーで身体がほっこり温まります。あわなどの雑穀でもOK。
炒り大豆を入れることで香ばしい風味が加わり、食感もよくなります。干し貝柱のうまみもたっぷり。雑穀ご飯を冷凍しておけば、時間のない朝でも簡単にできますね。
オーツ麦を使った健康的なオートミールと、発酵食品として話題の酒粕。ちょっと意外な組み合わせですが、栄養抜群で風味も豊か。絶妙なコンビネーションが魅力のお粥です。とろりとした優しい味で、体も温まります。時短なのもうれしいですね。
鯛のお造りを使った贅沢なお粥。お茶漬け用のおかき、またはぶぶあられを散らして、カリカリ感を加えます。ごま油の風味も食欲をそそります。
旬の牡蠣のうまみを存分に味わえる雑炊。鰹節や昆布などを使った出汁で、風味豊かに仕上げています。お雑炊は具材から溶け出した栄養分も余すところなく食べられるのでおすすめです。
酒粕とお味噌を使って、体も心もぽかぽかに温まるお粥に。あさりから出るうまみもたっぷり。このレシピでは七草を使っていますが、もちろん、小松菜など他の野菜を使って、冬中楽しみたい雑炊です。
お肉をお粥にのせたボリューム感のある一品。すき焼きのように、溶き卵をお肉につけて食べます。お粥だけでは軽すぎるという方におすすめのメニュー。おかず要らずで、これ1杯で完結するお粥です。
黒米に、鮭、イクラ。見た目も豪華な味噌仕立てのおじや。もちろん、栄養もぎっしり。身体に優しいだけでなく、しっかりとパワーをつけてくれそう♪
鶏の手羽先で出汁を取った中華粥。鶏のうまみを生かしつつ、さっぱりとした仕上がりに。疲れた身体を優しく労わってくれます。風邪の季節にもおすすめの一品。揚げたシュウマイの皮がいいアクセントになります。
本来は丸鶏や中華食材を使ってコトコト煮込む韓国のサムゲタン(参鶏湯)ですが、鶏手羽元+圧力鍋で、手軽にサムゲタン風のお粥に。身近な骨付き肉・手羽元から出るうまみで、身体にしみわたるような滋味深さです。ごぼうや蓮根もほっくりと柔らか。
栄養価の高い押し麦に、発酵食のキムチをたっぷり合わせた、コクがあるのにヘルシーなお粥。ふわふわ卵が、全体をマイルドにまとめています。ボリュームアップしたい方は、さらにご飯を追加するといいようです。
豚ひき肉を使って、とろとろに仕上げた本場の香港式お粥だとか。ひき肉を片栗粉とともに混ぜるのが、ふんわりとろ~りとしたおいしさのコツだそうですよ。
ニンニク、セロリ、ナンプラーのエスニックな風味が魅力的なタイ風粥。たまには、こんなお粥も変化があっていいですね。温泉卵とニンニクをつぶしながら食べるとおいしいそうです。
肉骨茶は、シンガポールやマレーシアで親しまれているローカルフード。スペアリブをスパイスとともに煮込んだ、香り高い味わいの料理です。そんな肉骨茶をヒントに作られたお粥がこちら。スペアリブはクローブを刺して圧力鍋で煮込んでいますので、身離れもよくホロホロに。
ココナッツミルク風味の東南アジア風のお粥。クリーミーな味わいに、ほっくり甘いさつまいもがよく合います。エスニックですから、やはりパクチーもぜひ。意外にも、少しだけ加えるしょうゆがいいバランスを生みます。
シンプルなだけに、合わせる素材や味つけによってもどんどんと変化していくお粥。この冬は、本格的な土鍋のお粥はもちろん、さまざまなアレンジにも挑戦して、ヘルシーでパワフルなお粥を食生活に取り入れてみませんか?
アプリ限定!12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます
お買いものもキナリノアプリで◎
キナリノアプリ
「これが好き」、「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア
お正月食べ過ぎて体調がいまひとつなとき、ほっとするやさしいお粥は身にしみますよね。そんなお粥も、さまざまなこだわり素材を加えるなどアレンジを効かせることで、食卓ににぎわいをもたらしたり、私たちにパワーを授けてくれる元気な食事メニューにもなります。今回は、味や栄養にもこだわった「お粥」のアレンジレシピをご紹介します。