いろんな料理に変身!お役立ち野菜『大根』
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『大根』を選ぶときのポイント
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日本で流通する大根の90%以上は、葉に近い上部が緑色の「青首大根」です。それ以外にも、地域特産など特徴ある他品種がいくつかあります。
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いい大根とは、太くてまっすぐなものです。ひげ根の毛穴が少なめで、ハリツヤがあってなめらかなものが良いですね。また、ずっしり重い大根は、みずみずしくて水分たっぷりです。
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カットして売られている大根の場合は、“ス(すきま、穴)”がないか確認しましょう。断面の切り口がきめが細かいとより良いですね。
”上部”の特徴&おすすめレシピ
葉っぱに近い上部の特徴をひとことで言うと「甘み強め、かたい」です。かたいけれど甘いので、薄切りや千切りにしてサラダや浅漬けにしたり、大根おろしにしたりするなど、食べやすくしてからの生食がおすすめです。
大根サラダ
パリパリ浅漬け
なめたけおろしごはん
”真ん中部分”の特徴&おすすめレシピ
真ん中部分の特徴をひとことで言うと「甘みと辛みのバランスよし、水分多め」です。甘みと辛みのバランスがよく、水分が多くてみずみずしい部分です。なますやサラダなどにして、生のままでおいしく食べられます。また、煮物にすると味がよくしみ込みおいしくなるので、おでんやふろふき大根にもぴったりです。どんな風に調理してもおいしい部分なんです。
五目なます
ホタテ缶でおしゃれ大根サラダ
ふろふき大根
味噌大根そぼろ
静岡おでん
ぶり大根
”下部”の特徴&おすすめレシピ
下部の特徴をひとことで言うと「辛み強め、繊維しっかり」です。水分が少なめで筋っぽいので、細かく切って汁物の具や炒め物、漬物などにするといいでしょう。
冬に旬を迎える『大根』は、主菜・副菜・汁物など様々な料理に変身できる優秀野菜です。一口に大根料理といっても、上部・真ん中・下部と部位によって味の違いや、向いている料理が異なります。今回は、大根の部位別におすすめレシピをご紹介します。