梅ジュースは基本的に青梅を使いますので、青梅が出始めたらなるべく早く作りましょう。青梅の出回る時期は、5月下旬～6月にかけて。梅は、どんどん黄色く完熟に向かっていきますので、チャンスを逃さないように。買ったらすぐに作りたいですね。

梅シロップは、お水や炭酸水を注いで梅ジュースにするだけでなく、焼酎などのお酒で割ったり…。夏の疲れを癒す飲み物として、大活躍してくれます。

梅シロップは、かき氷にかけたり、シロップに漬けた梅の実も使ってお菓子作りに活用したり。また、爽やかな甘みはお料理のお砂糖の代わりにも。梅の香りが、上品な風味をもたらします。

梅シロップには、通常「青梅」を使います。竹串でヘタを取ってきれいに洗ったら、よく水気を拭き取り、完全に乾かしましょう。

梅ジュースは、2週間後くらいから飲むことができます。4倍くらいの水や炭酸水で割ってどうぞ。

はちみつで梅シロップを作ることもできます。まろやかで爽やかなおいしさ♪漬け込む前に一晩梅を冷凍しておきましょう。

炊飯器の保温スイッチで8時間後にできあがり！急に思い立って、その日のうちにできるところがすごいですね。待ちきれない…という方におすすめ。

小さめの瓶なら鍋で煮沸消毒できますが、大瓶の場合は、きれいに洗ったあと熱湯を入れて殺菌。瓶は、前もって60℃程度に温めてから熱湯を入れないと、割れる場合がありますのでご注意を。その後は、よく乾かしておきます。そして、漬ける前にホワイトリカーなどアルコールをしみ込ませた布でふきます。

1～1ヶ月半程度で梅の実を取り出し、その後は「冷蔵保存」。梅の実は10日で取り出すというレシピもありますので、毎日状態をよく確かめてください。半年から1年で飲み切りましょう。

できあがった梅シロップは、加熱して殺菌処理すると、より長持ちします。瓶ごと湯煎して殺菌してもOK。アクをすくって、よく冷ましてから冷蔵します。

梅シロップが発酵して泡立ってしまったら、梅を取り出して70℃で加熱すると発酵がおさまるようです。美味しく飲めますので、あきらめないでくださいね。

酢を使った梅サワーは、夏バテしやすい体を元気にしてくれるので夏の飲み物としてもぴったり。しかも真夏でも常温保存OK。ただ、酢を加えることで寝かせる時間が長くなりますので、飲めるまで1ヵ月程度はかかります。氷砂糖は、はちみつでもOK！

梅ジュースはそれだけでおいしいのですが、たまには少しアレンジを加えてみるのもおすすめです。水の代わりに牛乳で割ることで、酸味が和らぎまろやかに。パン朝食などにもとても合います。（※画像はイメージです）

こちらは、梅シロップと牛乳に、ヨーグルトを多めに加えた梅ラッシー。お子さんが飲むときは、はちみつでやさしい甘さをプラスしても。さっぱりと暑い季節の渇きを癒してくれます。

梅ドリンクに梅肉エキスを加えると、夏バテの季節にうれしいスペシャルドリンクになります。ちょっと疲れてきたなと感じたら試してみたい、頼もしい1杯ですね。写真は自家製の梅肉エキスですが、市販のものでOKです。

梅シロップに白ワインと炭酸水を合わせることで、さっぱりしたあと味のほろ酔いドリンクに。とても軽くて、ほんの少しだけお酒風味を楽しみたいときにぴったりです。

梅シロップの梅を使った、梅おからケーキ。おから、小麦粉、ヨーグルトなどに刻んだ梅を加えて焼くだけです。卵、バターも使っていないヘルシーケーキのできあがり♪

梅ジュースに漬けた冷凍梅を刻み、パウンドケーキに。梅とレモン、爽やか食材がダブルで楽しめる、大人にもうれしいスイーツです♪

涼しげな、まさに夏のスイーツ。固まるギリギリの水分量に調整していますので、お口に入れた瞬間に溶ろけて、爽やかな梅の香りがふわりと広がります。

こちらは、寒天とゼラチンの中間的な食感の「アガー」を使用した梅ジュースのゼリー。ゼラチンなどとの食感の違いを楽しむのもおすすめ。透明感があり、きれいに仕上がるのも特徴です。ジュース漬けの梅も一緒に使います。

梅シロップを使ったすっきり風味の梅ソルベは、アイスクリームメーカーで仕上げます。アイスクリームメーカーがなければ、冷凍したものをミキサーなどにかけましょう。

こちらは、かき氷に梅酒をかけていますが、自家製の梅シロップならお酒が苦手な方にもぴったりですね。シロップ漬けの梅の実を添えて。これからの季節にぴったりの清涼感たっぷりのデザートです。見た目はシンプルですが、香り高い贅沢な味♪

ヨーグルトと梅ジュースを合わせて冷凍したものを、よく混ぜてグラスに。体にいいものばかりを組み合わせた、暑い日にうれしい爽快ひんやりスイーツ♪

梅シロップに漬けた梅の実を刻んで、ホットケーキに。さらにそこに梅シロップをしみ込ませると、サバラン風になるという素敵なアイデア♪美味しそうですね。

梅シロップ入りの甘さ控えめのヨーグルトレアチーズケーキに、梅ジャムをのせています。上品な甘酸っぱさは、大人のティータイムにぴったりです。

黄色く完熟してまるでフルーツのように甘くなったゴーヤと梅シロップを煮詰めてジャムに。一晩おいて、味をなじませます。意外な組み合わせですが、美味しいですよ。

新玉ねぎの梅シロップ漬け。混ぜて20～30分置くだけ。辛みの少ない新玉ねぎに梅シロップの濃い美味しさがよくからみます。健康や美容によさそうですね。

梅シロップや白たまりを使った大根漬け。薄味で漬けて、食べる際にすだちを搾ってかけると美味しいそうです。

さつまいもの甘みに、梅シロップの甘酸っぱさが加わって、さっぱりまろやかな風味に。さつまいもがサラダ感覚でいただけます。

梅シロップを使った甘酢あんかけは、まろやかな酸味と上品な香りが食欲をそそります。夏バテ知らずで頑張れそうですね。

梅シロップを加えた白味噌のタレに鶏もも肉を漬け込み、オーブンかフライパンで焼きます。梅の実もつぶしてタレに入れています。梅の香が季節を感じさせてくれる絶品おかずです♪お肉もジューシー。

スペアリブを梅シロップを加えた煮汁でことこと煮込みます。照りもよく、食べ応えのある贅沢なおかずに。おもてなしにも自信をもって出せるメイン料理です。