元気なハーブで【ドライハーブ】を作ろう
有り余るほど穫れる季節に「ドライハーブ」にしてキッチンに常備させておけば、香りと風味も
ほぼ変わることなく、お料理を引き立ててくれますよ(^-^)
ほぼ変わることなく、お料理を引き立ててくれますよ(^-^)
どんなハーブが向くの?
バジル、ミント、ローズマリー、タイム、セージ、フェンネル、オレガノ、パセリ、イタリアンパセリ、
ローレル(月桂樹)、マジョラムなど、ふだん使うもののほとんどがOK!購入する場合は、できるだけ、
オーガニックで育てられたものを選びたい。
ローレル(月桂樹)、マジョラムなど、ふだん使うもののほとんどがOK!購入する場合は、できるだけ、
オーガニックで育てられたものを選びたい。
基本は自然乾燥
1.最もパワーを持つ開花前の枝を刈り取ろう
開花後は、花に栄養をとられ、茎や葉が固くなってしまいます。刈り取りの時間帯は、朝露が乾く
午前10時頃までに。刈り取る長さは、全体の3分の2くらい。茎の傷みを防ぐため、必ずよく切れる
はさみを使いましょう。
午前10時頃までに。刈り取る長さは、全体の3分の2くらい。茎の傷みを防ぐため、必ずよく切れる
はさみを使いましょう。
2.刈り取ったら、泥やほこりなどの付着物を優しく洗い落とす
洗った後は、キッチンぺーパーやふきん、新聞紙などの上に置いて水を切ります。
3.少しずつ輪ゴムでしばった上から麻ひもで結び、束を作る
・輪ゴムを使うのは、ハーブが乾燥して縮んだ際に束からの脱落を防ぐため。
・ひと束は少なめ・薄めに。
高温多湿の日本では、厚みのある束を作るとカビが生えることがあります。
・ひと束は少なめ・薄めに。
高温多湿の日本では、厚みのある束を作るとカビが生えることがあります。
4.風通しがよく、直射日光の当たらない場所にハンギング
屋外でも、室内でも、全方位から風が当たるのがベスト。真夏なら、1週間たらずで出来上がります。
出典:photozou.jp
干物作り用ネットは、梅干し作りにハーブ干しにと大活躍。
※夜は洗濯物と同じく、室内に取り込みましょう(^.^)
出典:pixabay.com
カモミールやボリジなど、ハーブティー用に摘んだ花びらは、目の細かいネットを使うと飛散を防げます。※花は葉っぱと比較するとボリュームがありませんので、かなりの量が必要となります。
5.葉が完全に乾いてカリカリ・チリチリになったら、出来上がり♪
大量のハーブも、乾燥を経ると、ごくわずかな量に。
時短で作りたいときは。梅雨時にも★
電子レンジを使おう
バジル
ジェノベーゼもいいけれど、振りかけたり、生地に混ぜたり。ドライバジルはもっと気軽に使える♪
ローズマリー
お料理はもちろん、生活面で"消臭作用"も利用したい。
1.大きなボウルを用意し、ハーブを手にしっかり持ち、手を滑らせて、ボウルの中に葉をこそぎ落とす
3.指でほぐして粉末状にする
※大きなカタマリや固い枝の部分を混じっていると、食べた時にのどにつかえるため、廃棄
4.煮沸消毒後の密閉瓶に保存する
3.指でほぐして粉末状にする
※大きなカタマリや固い枝の部分を混じっていると、食べた時にのどにつかえるため、廃棄
4.煮沸消毒後の密閉瓶に保存する
電子レンジと同じ要領で、オーブンでも作れます
1.オーブンの天板にクッキングシートを敷き、細かくカットしたハーブを並べて熱風をあてる
2.一晩そのままにして、余熱で乾燥させる
2.一晩そのままにして、余熱で乾燥させる
できあがったら、容器に保存
容器は必ず煮沸消毒しよう
↑ ↑ ↑ ご参考に
ドライハーブを詰めた瓶にラベルを貼る
保管は湿気や温度変化の少ない場所に。密閉容器には、乾燥剤「シリカゲル」の同封をお忘れなく。
“ドライハーブあってこそ”のレシピたち
ドライローズマリーで・・・
「菊芋でローズマリーポテト」
「フォカッチャ」
「セミドライトマト」
ドライバジルで・・・
「バジルとチーズのハーブカツレツ」
「鮭ときのこの塩麹バジル蒸し」
「ドライバジル、フレッシュトマト&モッツァレラチーズのパスタ」
ドライタイムで・・・
「ニューイングランドクラムチャウダー」
ドライオレガノで
「オレガノ香るドライトマトのケークサレ」
ドライイタリアンパセリで・・・
「洋風鯛飯」
「りんごとベビーリーフのサラダ」
ドライパセリで
「レタスのサラダ・パン粉がけ」
ドライミントで・・・
「キャベツと紫玉ねぎのヨーグルトミントのコールスロー」
ティーに、スイーツに。重宝なミント
「マンゴープリン+ミント」
「ミントサブレ」
すーっと爽やかな風味で、紅茶やハーブティーに合います。
レシピはこちら
番外編:とても便利★“ドライキャロットリーフ”
今回 畑の間引き人参の葉を使って作りました~♪
レンチンで滅茶簡単!!
6分で 即!パリパリ青々に仕上がりますから 嬉しい
んですよ~栄養価は高いですし 用途も広く お勧めで
す♪
おしまいに
元気もりもりの健康なハーブを、ただ、乾燥させるだけ。これといった手間もなく、簡単にできるドライハーブ。保存や調理の際の湿気にさえ注意を払えば、お料理に、お菓子作りにとオールマイティに重宝しますから、放っておく手はありません。まだ作ったことない方、今年から始めてみませんか?
初夏から夏にかけて、もしゃもしゃ繁って使いきれない時が、ドライハーブ作りの絶好のタイミングですよ~!
初夏から夏にかけて、もしゃもしゃ繁って使いきれない時が、ドライハーブ作りの絶好のタイミングですよ~!
ついでにドライフラワーも作っちゃおう(^.^)